よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

疋田実展・於LADSギャラリーのご挨拶

2019-08-04 | 古道具
結局何がしたいねん?とつっこまれている方へ

無粋ながらボケの説明を、遅ればせで申し訳ないことですが、
今頃かいな、というお叱りの声もなく、みなさまの温かい愛に支えられまして
今更ながらでございますが、よろしゅうお頼もうします。

写真は長嶋康郎・ニコニコ堂&日夏の子どもコーナー

・・・・・
暑い中ありがとうございます。

ここは中之島で福島という島で、大阪は海や川、山からの結びつきによって生まれている場所です。
土砂も人も文化も、縄文以前から今までの時間のうちに堆積し、
アート(アルス)、藝と暮らし(漁撈と採集、農工商)、祈り、モノ、学び、自治、福祉などの、
通底しているものを探りたいということです。

大まかに、入って正面が縄文的なるもの。
右手が大阪・平野、天王寺などの原初的街。
入口右後方海手からの流れは、蛭子、傀儡(くぐつ)など。
中央部は中之島、商と美がつながる大坂画誕生の場となります。

そして私自身が生まれたのも都島という島。
戦後、高度経済成長の下、近江から淀川を下った商人の子である亡き父。
そしてそこから再び淡海へ。曽祖父が残した村のよろずやの暮らしには、
大きな循環の中にいるのだと思える原初的な世界がありました。
その辺りを左奥からの巡らいとして展示しています。

カオスと秩序、ボケと突っ込み、多様性、まとめたい、まとまらないそんな展示です。

疋田実



近江・日夏から


高宮(横山氏作品)を経て


淀川に見立てた古道具の流れが



大阪・中之島、そして平野のアトリエひこへ

よろず淡日 疋田実展
会期:7/30(月)-8/11(日) 12-19時 最終日17時迄 月曜日休廊
場所:LADS GALLERY
大阪市福島区福島3-1-39メリヤス会館1F
06-6453-5706
コメント
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