ある冊子に掲載されていた。
「ハーバード大学医学部(クリスタキ教授ら)の研究が発表された。
『幸福感は伝播する』という洞察。二十年にわたる約五千人への調査・分析の成果。
一人が幸福を感じると、その幸福感は友人から友人へと、さざ波の如く広がる。
たとえば幸せな隣人がいると、幸福感を感ずる可能性は34%も増加する。
幸福な空間は社会的なネットワークによって広がることが科学的に裏付けられた」
以前、他のブログ記事で「馬鹿は伝染する」という、言葉があまり良くなかったが、
それに対してコメントをしたことがあった。「良いことも伝染する」との意で。
この冊子の記事を目にして、やっぱりそうだよなと確信した。
同じ伝染でもスピードが違うだけかなと。
やっぱり悪いことが伝播するスピードは桁が違うと感じる。
良いことは一人一人の心の中に、しっかり沁みて伝わっていくと思われる。
当然スピードは遅いが、その分じっくりと伝播する。
途中で諦めたりもする要素もあるために、その加速度がつかない場合もあろう。
百年に一度の経済危機と言われる状況だからこそ、この地球規模・世界規模での
希望を見出せるような発信を誰かが・どこかが・小さい自分がしてほしいと願う。