現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

シュメール

2019-06-24 09:30:34 | 虚無僧日記

古事記、日本書紀に書かれている神代の話は、「神話であって事実を伝えていない」と

一蹴されていますが、その神話がシュメールの神話と全く同じとなると、事は重大です。

シュメールの神話はこう伝えています。

「ニビルと言う星からやってきたアヌンナキと言う人々が人類を作り、

地球文明(シュメール)を興した」と。つまり「天孫降臨」と同じなのです。

記紀では「天(宇宙?)から来た神々が日本列島を作り、そこに降り立って

日本を建国した」と。

 そして、「高天原、葦原の中つ国」というのもシュメールと一致するから驚き。

 

日本とシュメールは同祖だったと思える事例を挙げれば、

例えば、シュメール人は民族としての「統一国家」を持っていませんでした。

彼らは現在のイラク南部・ペルシア湾岸のデルタ地帯に、いくつかの

「都市国家」を営み、都市国家間で「盟主」の座を巡って覇を競い合いました。

これは、邪馬台国以来、明治維新以前の日本と同じ国家形態です。

政治面では、水戸・尾張・薩摩・長州と言った「藩」があり、

対外的には「日本」と言う「顔」を持つ一種の連邦制の様なものです。

彼らシュメール人は北から進出してきた異民族勢力によって滅ぼされ、

歴史上からは姿を消しました。しかし、民族ごと東に逃れ、流れて

行きついた先が日本であったと考えられるのです。

 消えたシュメール王朝と古代日本の謎 (知の冒険)

 

 


日本人の祖先はシュメール人

2019-06-22 17:22:48 | 虚無僧日記

「シュメール」とは 

シュメール人

 

シュメール文明の謎


シュメール文明は、紀元前3500年ごろ、チグリス・ユーフラテス川の沿岸地帯に

興ったメソポタミア文明の初期のころに栄えていました。

シュメール文明は、初めて「文字」をもったと言われています。

その文字が、日本の古代文字と極似しているのです。

シュメール文明では、天文の動きも知っていて、月の満ち欠けから年月を図る

太陰暦」を使用していました。日本も大陰暦です。

 

そのシュメール人は、紀元前2000年ごろ、突然、姿を消してしまいます。

シュメール人は、どこから来て、どこへ行ってしまったのか。

 

 

 

シュメール人は、日本人のルーツ?


突然、姿を消したシュメール人の一部は、日本へ渡ったといわれています。

不思議なことに、シュメールと日本にはたくさんの共通点があるのです。

 

言葉


シュメール語と日本語は、ともに膠着(こうちゃく)語です。

膠着語とは、「○○を」「○○に」「○○が」のように、単語に「を、に、が」

などをくっつけていく文体系の言葉です。

シュメール語は、日本語のように母音も子音も表記しますし、

漢字と仮名の混ざった同じような構造をしています。

不思議なのは、シュメール周辺では、膠着語や類似する言葉が

使われていなかったという点です。

 

天皇、皇室


天皇の古語は、すべてシュメール語で解釈できます。

日本の古語で、天皇や皇族を、「スメ(皇)」や「スメラ(天皇)」と言います。

それは古代バビロニアの「Sumer(スメル)」と似ているだけでなく、

「シュメール」とも発音されていました。

さらに、「スメ」は、「神」という意味で、天皇=神ということになり

スメル国というのは漢字で書くと「皇国」となり、「神の国」という意味になるのです。

ちなみに、「スメラギ」は、「スメル(Sumer)」の複数形です。

「ミコト(尊、命)」や「ミカド(天皇)」は、「Migut(ミグト)」が訛って、

変化したもので、「天降る開拓者」を表し、それはすなわち「神」を意味しています。

これらのことから、古代の日本に天皇をいただいて、天降った民族は、シュメールの

王族とその民だと考えられているのです。

 

菊花紋


「菊の御紋」と呼ばれる十六八重菊花紋は、日本の天皇や皇室を表しますが、

 

シュメールから出土した粘土板にも、同じ菊花紋が描かれています。

 

 

 

 16菊花紋

 菊の御紋を発見


吉川英治の『宮本武蔵』にも虚無僧登場

2019-06-22 03:44:07 | テレビ・映画・芸能人

吉川英治は、よくよく「虚無僧」が好きな御仁でござる。
『鳴門秘帖』は虚無僧が主役。“白面の貴公子・法月
(のりづき)弦之丞」が虚無僧となって阿波に潜入する話。
そして『親鸞』にまで「虚無僧」が登場してくるのです。
(平安、鎌倉の時代には [虚無僧」は いません!)

さて『宮本武蔵』。
又八が伏見城の普請場で働いていた時、武者修行の男が
城の見取り図を写していて、不審者として殺される。
その男から、佐々木小次郎の「剣術免許皆伝証」を
託された又八。その後、又八は とある一軒の廃屋に
もぐりこむ。そこで虚無僧に出会う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょうどよい塒(ねぐら)と ここに一夜を明かしている虚無僧
らしい。独り尺八を吹いているのだ。それはまた他人に聞かそう
ためでもなく自ら誇って陶酔している音でもない。秋の夜の孤寂の
やる瀬なさを、無我と三昧に過ごしているだけのことなのだ。


一曲終ると、虚無僧は 独り言に――
「四十不惑というが、おれは四十を七つも越えてから あんな失策を
やって、禄を離れ、家名をつぶし、あまつさえ独りの子まで他国へ
流浪させてしまった。考えれば慚愧にたえない。死んだ妻にも
生きている子にも会わせる顔がない。


虚無僧は、浪人の垢じみた着物を着て、その胸に 普化禅師の末弟と
いう証ばかりに 黒い袈裟をつけている。敷いている一枚の筵は、
常に巻いて手に持って歩く彼の唯一の衾(ふすま)であり、雨露の
家だった。

「四十代ほど、油断のならない年頃はない。自分だけが いっぱし
世の中も観(み)、人生もわかったつもりで、少しばかりかち得た地位に
思い上がって、ともすると、女に対しても、臆面のない振舞に出るもの
だから、運命の神から背負い投げを喰わされるのだ。慚愧のいたりだ」

誰かに向って謝っているように、虚無僧は頭を下げて、さらにまた下げて、
「おれはいい、おれは、それでも、いいとしよう。こうして懺悔の中に、
なお許してくれる自然のふところに生きて行かれるから」
と、ふと涙をこぼし、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、原作では、虚無僧の愚痴が長々と続く。この虚無僧は
姫路の池田候に仕えた1000石取りの侍「青木丹左衛門」。
かつて「武蔵(たけぞう)」を捕えた役人のなれのはて
であった。
その子「城太郎」は奇しき縁で、宮本武蔵の弟子になる。


知多の栖光院に伝わる虚無僧の話

2019-06-09 08:24:48 | 虚無僧日記

YouTubeにアクセスをお願いします

2019-06-08 20:39:59 | 虚無僧日記

「雪おんな 1/3」https://youtu.be/UnOECpZrW0k

「雪おんな 2/3]https://youtu.be/xNYvidpFhJk

「雪おんな 3/3」https://youtu.be/SUXo4I3Yr54

 

姫ローズの公演「雪おんな」。YouTubeにアップして2カ月で

アクセス数 1700件を超えました。

さすが、詩吟の大会で全国1位に輝いた 沢田房詠(千鶴香)です。

 

沢田さんの詩吟は 3万件超え。すごい人気です。

https://youtu.be/BrkXBl8VR74

 

 

 ところが、私の演奏は さっぱり伸びません。

 このブログ、毎日5~600人の方にアクセスしていただいていますので、

動画をクリックしていただければ、イッキに5~600件 アクセス件数が

行くはずですが、サッパリです。どういうことでしょうかね。

 

ぜひYouTubeを開いて見てください。お願いします。

 

尺八とピアノで「五木の子守歌・花嫁人形・黒田節・荒城の月」

https://youtu.be/A3uIOO86-UI?t=7

 

「鶴の巣籠」

https://youtu.be/jjft--_GaRU

 

その他は 稲熊典無 尺八奏者  

https://www.youtube.com/channel/UC9smcWYTYcuGwRL-gvkkbCw で

「手向け」「下がり葉」「竹打」「風華」「風紋」「恋のアランフェス」等々

 

 


アクセス数ついに188位に!

2019-06-06 11:25:09 | 虚無僧日記

今朝起きて、パソコン開いてびっくり。

私のブログのアクセス数が、昨日 2359件で

287万ブログ中 なんと188位に。

何が一体?

 

おかげ様でYoutubeに載せた「雪おんな」はアクセス1700件に。

 https://www.youtube.com/watch?v=UnOECpZrW0k&t=7s

 

しかし、尺八曲がさっぱり上がりません。ぜひ下記クリックしてください。

 

「風華」 https://youtu.be/IX9WsZYwcRI

 「恋のアランフェス」https://youtu.be/JHkz1xSezIo

[五木の子守歌 他」https://www.youtube.com/watch?v=A3uIOO86-UI

 その他、「稲熊典無 尺八奏者」をクリックしていただければ出ます。


流行は100年と続かない

2019-06-06 10:42:13 | 虚無僧日記

私の尺八の師「堀井小二朗」は「音楽の寿命は100年」と云っていた。

宮城道雄の「春の海」も昭和4年の作曲だから、今年90歳。

今では正月でもコンビニかスーパーのBGMでしか流れていない。

テレビ、ラジオの音楽番組でとりあげられることはまず無い。

小学校の音楽教育で教えるはずだが、若者に「春の海の作曲者は?」

と聞いて、答えられる人何人いるだろうか。

「春の海」の寿命もあと10年で尽きる。

2016年の文部科学省の調査で、「25歳以上で一年間に邦楽器の

演奏を行った人」という質問で、「全国の25歳以上邦楽人口は

230万8000人。25歳以上人口100人あたり2.33人」とのこと。

長唄、清元、義太夫、地歌、筝曲、尺八すべてひっくるめて、

邦楽の演奏に携わる人は、プロ、アマ含めて100人中2人。

尺八人口は約1万人と推測されるので、1万人に1人。

これでは「絶滅危惧種」といわれても仕方ない。

虚無僧が吹いた「古典本曲」といっても、今日主に吹かれている曲は

大正から太平洋戦争前、戦前の音楽にすぎない。

10年後には8割の古典尺八愛好家がこの世からいなくなる。

私もその一人。そして今新しい尺八が生まれている。


日本の伝統なんて たかだか100年のもの

2019-06-03 19:18:54 | 虚無僧日記

「武田康弘」氏のブログから、下記の記述を転載させていただきます。

「歴史家に聞けば山のようにあり」と書かれている通り、私も同意見です。

 

初詣は伝統? 神前結婚式は伝統? 見合い結婚は伝統? 天皇現人神は伝統?

いいえ、み~~~んな明治以降のお話です。

いまのような初詣が始まったのは、ようやく明治も中期からですし、

みな、明治維新を成し遂げた志士たちが、自らの権力を正当化する必要から

拵えた代物でしかないのです。 神道を排して仏教による国づくりをした聖徳太子とは

正反対の廃仏毀釈が、明治維新政府のイデオロギーでした。

こういう類の話は、歴史家に聞けば山のようにあり、大論文になってしまいますが、

肝心なことは、安倍首相の一派や日本会議にあつまる人々の言う日本の伝統なる話は、

元からデタラメで、みな明治維新政府の作成でしかない、という歴然たる事実を

明晰に自覚することです。

 

ついでに言うわせていたたくと、源平の戦い、桶狭間、長篠の合戦、関ケ原、

そして戊辰戦争の白虎隊の話など、みな明治に陸軍参謀が「忠心愛国、滅私奉公」を

植え付けるために都合よくでっちあげた「日本合戦史」によるもので、ほとんど

嘘であったことが近年、明らかにされつつあります。歴史は常にその時代の為政者に

よって都合良く書き直されるものであることを知って欲しいです。