古事記、日本書紀に書かれている神代の話は、「神話であって事実を伝えていない」と
一蹴されていますが、その神話がシュメールの神話と全く同じとなると、事は重大です。
シュメールの神話はこう伝えています。
「ニビルと言う星からやってきたアヌンナキと言う人々が人類を作り、
地球文明(シュメール)を興した」と。つまり「天孫降臨」と同じなのです。
記紀では「天(宇宙?)から来た神々が日本列島を作り、そこに降り立って
日本を建国した」と。
そして、「高天原、葦原の中つ国」というのもシュメールと一致するから驚き。
日本とシュメールは同祖だったと思える事例を挙げれば、
例えば、シュメール人は民族としての「統一国家」を持っていませんでした。
彼らは現在のイラク南部・ペルシア湾岸のデルタ地帯に、いくつかの
「都市国家」を営み、都市国家間で「盟主」の座を巡って覇を競い合いました。
これは、邪馬台国以来、明治維新以前の日本と同じ国家形態です。
政治面では、水戸・尾張・薩摩・長州と言った「藩」があり、
対外的には「日本」と言う「顔」を持つ一種の連邦制の様なものです。
彼らシュメール人は北から進出してきた異民族勢力によって滅ぼされ、
歴史上からは姿を消しました。しかし、民族ごと東に逃れ、流れて
行きついた先が日本であったと考えられるのです。