現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

過労死事件にコメントしてブログ炎上!?

2016-10-12 21:50:37 | 地球人類の問題

電通の新入社員だった高橋まつりさん(24)が 入社9ヶ月で自殺し、

三田労働基準監督署が労災認定していた。残業時間は105時間ほどだった。

この件について、武蔵野大学教授の長谷川秀夫氏が

「月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない」

とつぶやいて、ブログが炎上。袋叩きに遭っている。

大学までが謝罪文を公表し、長谷川教授は辞職に追い込まれかねない

状況のようだ。

はてさて、「私も同意見」。なんて云うと、このブログも炎上するか?

「私も会社で寝泊まりしていたし、残業時間は月150時間は超えていた」。

なんて書くと「社畜」とののしられる。今は家庭をも顧みず働くというのは

社会通念に反するようになった。

でも、仕事が好きで、寝食を忘れ、徹夜も厭わず働いて成功した人も多いはず。

 

高橋まつりさんの場合、「仕事がうまくいかず、上司からボロくそに云われ」、

それが自殺につながったようだ。でも、なにも死ぬことはない。

電通に入社したということは、学力、コミュニケーション力、クリエイティブな

能力はハイレベルだったはず。上司の期待も高かったろう。だがまだ入社一年目。

ベテランの上司からみればヒヨコ同然。期待に応えられなくて当然。

 

厚生労働省の「過労死白書」によると、1か月に80時間を超える残業がある企業は

全体の22.7%とのこと。私としては「意外に少ない」と思った。私の知る限りの

若者は みな深夜遅くまで働いている。朝帰りもしばしば。

その反面、夜6時になると、帰宅を急ぐサラリーマンで地下鉄は満員になる。

「こんな時間に帰れるなんて、工場労働者か公務員か。うらやましい」とも思う。

 

厚生労働省は、今後、2万人の労働者を対象に10年間、長時間労働と健康の関連について

追跡調査を行うとのこと。はて、長時間労働だけでは健康を害さないと私は思う。

健康被害は 仕事場でのストレスがあるかないかだ。


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