現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

京都明暗寺と甲斐の明暗寺の関係は?

2018-11-17 20:52:52 | 虚無僧って?

京都の明暗寺は、板倉重宗が京都所司代の時に、妙法院門跡の
敷地内に45坪ほどを借り上げてできたのであるから、
1619年~1654年のことだった。しかし当初は「妙安寺」と
書いていた。

虚無僧が普化の偈「明頭来明頭打、暗頭来暗頭来」を
唯一の教義として「明暗宗」などと呼ばれるのはもっと
後のことと思われる。

ところが、甲斐乙黒には、万治3年(1660)には「明暗寺」が
あった。これはどう考えればいいのだろうか。


京都とほぼ同時期に同名の寺が建ったことになる。



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