現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「赤とんぼ」は絶えはてた?

2021-08-01 11:38:48 | 地球人類の問題

数年前から、近所の水路で「おたまじゃくし」を全く見なくなった。名古屋に来た頃(25年前|は、夜になればカエルの声もよく聞こえた。

蝉の声も去年から少ない。

そして「赤とんぼ」も全く見なくなった

最も赤い赤とんぼ : 土佐料理 旬の鰹がゆく!



原因は、休耕田が増え、宅地造成で田圃が無くなったこと。残る田圃も 新しい農薬のせいではと言われている。

童謡の「赤とんぼ」は子供達には全く意味不明の歌のようだ。

「夕焼け小焼けの赤とんぼ おわれて・・・」は、「追いかけられて?」ではない。「背中におんぶされて見た」という意味だが、「背中におんぶされて」という経験も無いようだ。


桑の実」も「小かご」も解らない。

十五でねえやは 嫁にいき」も理解不能だろう。15歳では、まだ高校一年生だ。

「赤とんぼ」の作詞は山田耕作。「山の田んぼの耕作放棄で「赤とんぼ」も「まぼろし」と消えるか。

(1) 夕焼け小焼けの 赤とんぼ
  負われて 見たのは
  いつの日か

(2) 山の畑の 桑の実を
  小かごに摘んだは
  まぼろしか

(3) 十五でねえやは 嫁に行き
  お里の 便りも
  絶え果てた

(4) 夕焼け小焼けの 赤とんぼ
  とまっているよ
  竿(サオ)の先


今童謡「赤とんぼ」は「消えゆくもの」への哀愁の歌だ。だからか尺八によく合う曲だ。

https://youtu.be/ux33wTImaTI

 

赤とんぼ/尺八:宮田耕八朗・箏:野坂恵子

編曲:長沢勝俊、尺八:宮田耕八朗、箏:野坂恵子 録音:1974年 「Red Dragonflies」 Arranger:NAGASAWA ...

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