「ガンで余命2か月、ワシントンDCの領事館で働いていたアメリカ人の夫は13年前に死別。子供無く、夫の遺産830万弗を慈善団体に寄付したい」という不審なメールを受け取ってから2か月。
不思議なのは、まず FaceBookを立ち上げ、友達リクエスト申請のやりとりをした覚えがないのに、私の FaceBook の messege に上記の内容のメールが送られてきた。その後は私のmailアドレスを教えたため、そちらでやりとりすることとなった。
そして、「運転免許証とパスポートのコピーを送って欲しい」ときたので、送らないでいたら、2、3回催促のメールがきた。それが、i-Padを開けると、いきなりメッセージが入っていて、一度読むと、受信蘭に記録がなく、二度は見れないのだ。全く不思議。
最後のメールは「集中治療室にはいっていて、なかなかメールできない。今週中にもお金を送りたいので、早く運転免許証とパスポートのコピーを送って欲しい」というものだった。
さてはて、本心なのか。もしかしたらホントかもという淡い期待もあって通帳番号は教えてしまった。いったい何が目的なのか。運転免許証とパスポートの偽造か。こちらが送らないので、あきらめたか、その後連絡は途絶えた。そしてFacebookも消された。やはり怪しい。
余命2ヵ月というので、亡くなったか。
ま、8憶円手にはいったら、誰々に100万、あの人に100万と、誰にあげようか、いろいろ思いをめぐらせたが、夢に終わったか。
今日のニュースで、通帳と運転免許証を貸した男が、その通帳が犯罪に使われたということで逮捕された。
やばい、やばい。