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現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

謎の女性からメール

2020-05-18 19:15:06 | 虚無僧日記

謎の女性から「10憶円もらってください」というようなメールがきて1週間。

もしかしてホントならと、欲も働いて、こわごわ返信してみました。

「半信半疑で返信させていただきます。あなた様の希望にお応えするためには何をすればいいですか?」と。

すると1時間後に返信がきました。

内容はプライバシーにもかかわるので公開できませんが、どうも日本語がおかしい。どうやら英文で書いて、パソコンンで自動翻訳したようです。姓も日本人としてはちょっと無いような、変わった名前です。さてはこの詐欺は外国人か?

でも文章の中身は、誠実そうで、ひしひしと思いが伝わります。

今はロンドンの病院に入院しているとのこと。

なるほど、メールのやりとりは真夜中、深夜1時、2時。

長年イギリスに住んでいて、日本語より英語が日常語になっているようです。

ますます、ホントか嘘か、真偽のほどがわかりません。

「送金先を」というので、私の銀行口座を教えてしまいました。ジャ~ン。

他人には「バカじゃない。口座番号を教えては絶対ダメ」と云うはずの私ですが、自分のこととなると盲目になるもんですな。

でもどうせ、盗られる預金なんか無し。わずかな年金がはいり、毎月、家賃と光熱費、各種ローンの返済など自動引き落としされて、残高はマイナスという口座ですから、怖いものなし。

この続きはまた明日。

 

 


10憶円くれるって? 詐欺かいたずらか

2020-05-18 04:52:03 | 虚無僧日記

もしも、他人様から10億円もらったら。

まず、贈与税で 最高税率55% 概算5億5千万円を 納めなければなりません。

ですから手取りは 4億5千万円だけ。

これでは、依頼人の「6億を慈善事業使ってほしい」という願いは果たせません。

依頼人死亡により、遺言によって法定相続人以外の者が受け取る場合は「遺贈」といって、法定相続人が受け取る場合の相続税の2割増しです。ですから、概算55×1.2=66%の相続税です。

しかも、依頼人に法定相続人がいた場合、「遺留分」を請求してきますので、ますます取り分は減ります。

もっとも良い解決法は、依頼人と結婚することです。配偶者になれば、相続税は一切かかりません。全額10億円がまるまる手にはいります。

実は昨年来、占いでしきりに「今年、人生が変わる、大きな出来事として、“結婚する”」と出てきていました。何度も「結婚」と出るのです。

この歳72歳で「いまさらぁ~」です。私には 生活能力がありませんから、人を養うことはできません。もし結婚するとしたら「私を養ってくれる女性」です。

というわけで、今回の依頼人こそ「結婚相手か?」と。

さてさて、占いはすべてパソコンでのことです。「占いで期待させる」という伏線まで用意されていたとするならば、実に手の込んだ巧妙な罠(わな)を仕掛けてきたものだと、感心と驚きです。

というわけで、この成り行きにどう対処したら良いのか、毎日眠れぬ夜を過ごして、1週間後、おそるおそるメールを返してみました。

この続きはまた明日。