現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「実践倫理宏正会」と「法人倫理研究所」

2019-07-10 09:53:44 | 虚無僧日記

法人倫理研究所」は、丸山敏雄1945年昭和20年)に創立した民間団体。

2013年平成25年)9月2日一般社団法人となる。法人企業の経営者を対象に

家庭、地域、企業活動を通じて日本を創造的に再生することをめざしている。

会員企業数は6万8,541社。47都道府県に、市、区、町村単位で681ヵ所に

法人会がある。個人会員を対象に「家庭倫理の会」も組織していて、会員数は

16万1,449人。

 https://youtu.be/KdvL9Q10Fzc

これに対して、丸山敏雄と決別した上広哲彦が1946年(昭和21年)に

設立したのが、「実践倫理宏正会」。こちらは家庭の主婦層がメインで

全国1000カ所に会場があり、毎朝5時から「朝起き会」を行っている。

その「朝起き会」に参加している人は、1会場平均50名として5万人。

その彼女たちが毎日頒布と称して、会報「倫風」(200円)を持って

普及にはげんでいる。会報をお届けしている先の数が一人20冊として

100万人と推定される。

 

私は「法人倫理」と「実践倫理」の双方に顔を出している。

「法人倫理」の方は「社業発展のため」という目標があるから

具体的で、勇ましい。この会を非難中傷する人はいない。

ところが「実践倫理」は、普及の仕方が一般の人からは“独善的”とみられ、

非難中傷の的となっている。それは残念なこと。今会長が代わり、

過去の反省から改革を推進している。

動画は先代(2代目)会長「上広栄治」13年前の映像

 https://youtu.be/RTWSe6Xfq_s

 

 

「今日一日、ほがらかに安らかに、喜んで進んで働きます」

という標語は双方で共通して使っている。

 https://youtu.be/kz19MmLYvLA