先日2/10、NHK/FM「邦楽のひととき」での『春の曲』の録音時、
唇にヘルペスができて、尺八が思ったように鳴らず、往生しました。
実は、正月、TV番組で、邦楽界の長老が出演されていて、
そのひどさに「あんな演奏じゃ、邦楽がますます嫌われる」というような
話があちこちで聞かれ、私は内心「自分もいずれ、そうなる」と不安に
かられたものでした。そしたら、そのとおりになってしまった。
「ついに(その時が)来たか」と思っていたのですが、3年前のブログを見て、
びっくり。すっかり忘れていたのですが、同じことが書かれていました。
ヘルペスは3年前のNHK録音の時も発症していたのです。その記事です。
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2/18 のNHK録音の時「どうも尺八がうまく鳴らない」と
思ってましたら、口唇が腫れ、ヘルペスでした。“たらこ唇”になって、
ウンともスンとも尺八が鳴りません。尺八50年吹いてきて、初めてです。
それでも「まだ なんとか音が出せてよかった」と思うのがプラス思考。
ですが、そのあとがいけません。
「尺八が吹けなくなったら、もう人生終わりだ。
死ぬしかない。死ぬには事故死がいい。車の事故死なら、
保険金が3千万はいるし・・・・」なんて考えていましたら、
「念ずると実現する私」。
車で運転中に、バラバラバララ・・と、ファンベルトが切れたのです。
それでも、なんとか目的地まではと走らせていましたら、やがて
ハンドルが効かなくなり、道路脇の壁に激突寸前で止まりました。
まさに九死に一生の命拾い。くわばら、くわばら。
先月「車検」を受けたばかりですし、修理工場の人は 「切れるはず
ないんですがねぇ」と不思議がっていました。
はい、私の“念力”がそうさせたのです。こんなふうに、不思議な力で
“お示し”があり、“守られている”と実感する私です。
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という内容、まったく覚えてません。認知症が始まったようです。
やはり、引き際が肝心。今年で引退か。