goo blog サービス終了のお知らせ 

現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

欧米観光客の多くが京都より広島へ

2015-07-14 18:22:47 | 地球人類の問題

広島は外国人にとって著名な観光地らしい。「外国人に人気の日本の観光スポット

2013」の第1位が広島平和記念資料館だった。4位に「厳島神社」もランクイン。

京都のほうが人気があると思っていたのだが、どうやらそうではないようだ。

多くの人はまず原爆ドームへ向かう。ドームの前ではボランティアガイドたちが

原爆に関する様々なことを教えてくれる。外国人を担当する三登浩成さん(67)が

案内してくれたのは、ドームの前の道の向こうにある西蓮寺の被爆地蔵尊と墓地だった。

今も、68年前の8月6日当時のまま残る墓石や地蔵を目の前にして、涙する外国人

観光客は少なくないという。

イタリア人クリエーター、ディエゴ・ピッチナートさん(30)も、「広島は学校で学んでから

ずっと興味があった。日本があの戦争から立ち直ったことに敬意を抱いている。

戦争と原子爆弾の影響を知りたかった。資料館の中は、まるで教会のように

静寂に満ちていたことに驚いた。日本人はアメリカを声高に非難するわけでもなく、

展示が客観的だったのが非常に印象的だった」と。 

多くの外国人観光客が「客観的な展示」という感想を抱くと同時に、だからこそ

「自分はどうすればいいのかとすごく考えた」(デンマーク・17歳・学生)と。

「広島を訪れる外国人の特色は、圧倒的に白人が多い。日本政府観光局の

「訪日外客訪問地調査2010」のデータでは、欧州・北米・豪州からの旅行者が

78.3%を占め、広島は47都道府県のうちもっとも欧米系旅行者率が高い。

県や市の観光課などによると、もともと広島とのつながりが強いフランスには

県を挙げて売り込んでいること。豪州では平和教育が盛んであることなども

大きいとのこと。


「世界平和を守る会」に招かれて

2015-07-14 18:18:00 | 虚無僧日記

先日。「世界平和〇〇」の催しに招かれて行ってきました。

「世界平和」を詠っていますが、「世界の平和のためには、

自衛隊も日米安保も必要」というお立場。中日新聞では

「なにが何でも反対」の論戦を張って、9割の国民が反対

しているかの報道ですが、それについて、ひとつひとつ

論理的に解説。

「チベットは 仏教国で軍隊を持たず、中国に侵略されてしまったこと。

ベトナムもフィリピンも 中国の領有権侵犯には成す術が無く、

アメリカも “世界の警察”から逃げ腰。わが国も、竹島は韓国に取られ、

尖閣諸島も危うい。年間900回以上も中国機とのスクランブルが起きている

ことなどなど、戦争反対の情緒的な平和主義では通らない世界の現実を

突きつけられ、高校生の若者から若いご婦人も、真剣に耳を傾けていました。

最後に私も来賓として登壇。「一路会会長、牧原一路先生」と紹介され、

にわか転向右翼にさせられてしまいました。共産党の会合にも呼ばれる私。

どうも拙僧は節操がござりませぬ。一休さんの「この橋渡らず」(二極対立の

ハザマに生きる)」の心境です。


安保闘争再燃。右か左か

2015-07-14 18:14:09 | 虚無僧日記

「世界平和安保大会」の冒頭「岸信介」の映像が流れました。

60年安保闘争の激動の中「日米安保条約」を押し通して辞任した

一連の報道フイルム。白黒ですが、われわれ団塊世代には

懐かしい映像です。あの時代の激しい闘争にくらべて、今、国会を

とりまくデモ隊などは おとなしいものです。

今の若者には気概が無い?。いや良識派なのでしょう。

70年安保闘争時は 私は右派で 木刀を持ってゲバ棒と闘って

いました。なにせ、大学の授業など無かったのですから。

いろいろ当時のことを思い浮かべ、久々に興奮しました。

私の叔父は岸信介と国会議員同期でした。福田赳夫も、岸信介も

安倍信太郎も、歴代、邦楽振興協会の会長を務めていただき、

邦楽の振興、学校教育での邦楽取り入れに尽力いただいた

恩義があります。

その私が、音楽、芸術にたずさわる者として「九条を守る会」を

支援してきましたが、今ここにきて二者択一の厳しい選択を

迫られています。まさに北からも南からも引っ張られた一休さんの

立場です。