小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

海底が隆起した被災漁港 東日本大震災とは異なる次の一手 / 毎日新聞から

2024年07月02日 | 報道写真
隆起した輪島港の海底の土砂を掘る大型ショベルカー。バケットの部分が水しぶきをあげた=石川県輪島市で2024年5月30日、砂押健太撮影

 5月末の昼過ぎだった。「バシャーン」。石川・能登半島の北部に位置する輪島港では、台船に載せられた大型ショベルカーのアームが海面にめがけて伸びると、音を立てながら水しぶきを上げた。「ウィーン、バラバラバラ」。先端に取り付けられたバケットが、隆起した海底の土砂を繰り返し掘り起こしていく・・・。

 
地盤が隆起し海底が露出した黒島漁港周辺=石川県輪島市で2024年6月26日午前11時36分、本社ヘリから西村剛撮影


 地盤が隆起し海底が露出した黒島漁港=石川県輪島市で2024年6月26日午前11時33分、本社ヘリから西村剛撮影
 
 
海底が隆起したためしゅんせつ工事が進む輪島港。奥の岸壁では停泊していた一部の漁船が移動していた=石川県輪島市で2024年5月31日、砂押健太撮影

 
輪島港で続くしゅんせつ作業=石川県輪島市で2024年6月26日午前11時51分、本社ヘリから西村剛撮影

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毎日新聞  2024/7/1 06:00 有料記事

(サブタイトル)
カニが取れる好漁場だったが…、 どうなる漁業集落の再生、 バイトでしのぐ



 地球の形が変わったような大災害。

以下記事からの抜粋
・2023年までは、港には刺し網漁船や底引き網漁船など0・3~19トンの約200隻が停泊。
・地震に伴う隆起により、3~4メートルあった水深が1~2メートル浅くなって漁船が航行できなくなった。
・市内にある13の港湾施設・漁港(県の管理が3カ所、市の管理が10カ所)のうち、地震後に通常通り稼働した所はまだない。
・県は、漁船の拠点になる12の港湾施設全てと、69漁港のうち60漁港で、防波堤や岸壁などの被害を確認。水産関係の被害額は、推計で約1000億円。
・県漁協輪島支所の上浜敏彦統括参事は、漁業者の不安を代弁「全部直るまで待っとったら漁師がおらんようになってしまう。とにかく少しずつでも漁を再開できるようにしてほしい



 首相は1日に作業服を着て被災地入りし、観光支援策「復興応援割」について、石川県能登地域では補助率を7割とする方針を表明。(国が石川、富山、新潟、福井の被災4県を対象に3月から実施してきた「北陸応援割」では、旅行代金を1人1泊当たり5割<上限2万円>補助。)

 何だかまた突然の思いつきではないのかい?私までが恥ずかしくなってきた。
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