木村 和美 Architect

建築家木村和美の日常活動とプロジェクトについてのブログ

仕事始めと挨拶回り

2007-01-10 00:00:03 | Weblog
暦のめぐり合わせで昨日まで休みのところが多かったようであるが、私も今日が実質的な仕事始めである。年始回りというのは1月7日松の内までと言う決まりがあるそうで遅ればせながら廻ってきた。もう着物姿の女性はほとんど見当たらない。

年始の挨拶は、本来は挨拶だけをするのが目的で色々話をするのは礼に反するのだそうだ。しかしせっかくの機会をどうぞ本年もよろしくだけではもったいない気もする。何人かで年始回りをするときは確かにそうだろうが、私は何時も一人だから失礼を顧みずお話しをすることになる。

ヨコハマ駅前のプラザホテルへ挨拶。首脳陣の顔を見ると成績が良い事がわかり、しばし経営状況を聞く。フロントで鈴木支配人に会うが、フロントの雰囲気も良い。幾つかの細かい問題点について説明を聞く。終わって関内の神奈川県中小企業センターへ、再生協議会の皆さんとセンターの企画情報課の人達へ挨拶。今年の見通しと現状の問題点について多少の議論。それから浜銀の西口支店へ挨拶をして今日の部は終了である。

以前は得意先やお世話になった人達に、年末の挨拶をし年賀状を出しそして年始の挨拶をするというご丁寧なことをやったし加えてそのうちの何人かにはお歳暮も出した記憶がある。極めて日本的な感じがするが、一方でペンション事業をやっていたPSD(ペンション・システム・デベロップメント)と言う会社は当時のベンチャー企業で年末年始の休暇はクリスマスから1月15日までの長期休暇であり、新年のご挨拶は関係ないところであった。その代わりその他の月日はまったく休みがないような働き振りであった。どちらも極端すぎるがそれもバブル以前の時代のことである。

時は移ってこの時代、淡々と平常心で挨拶すべきをし、やるべき事を遂行するような態度を心掛けたいと仕事始めの日に改めて思う。
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