横濱kabitanの、あれこれ話

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米国版『ゼルダの伝説』:CD-i版②

2009年05月14日 06時02分12秒 | 海外アニメ研究

 1989年TVアニメ版を基盤に作画されたストーリーをアニメFMVに流そうと,それに最適なCD-ROM形態を利用し試みた。
◎エンディング◎
 倒れたコリダイ島大王の協力でリンクはガノンの許に辿り着くが,大王はコリダイの魔術書をガノンに投げ渡す。
 火口がガノンを飲み込むとリンクは,ゼルダを救いにある部屋で眠る彼女を起しその場を動かずにいた。目覚めたゼルダは,そのリンクの行為によく解らずにいるとそこにGwonam氏が魔法のじゅうだんでやってきて,喜びながらガノンを今閉じ込めた事を2人に知らす。
 リンクとゼルダは,コリダイ島の鳥達の美しいハーモニーに見送られながら,帰郷...ところで,コリダイ島の勇者になったリンク,まだまだゼルダからキスもらえず。
◎議論・論争◎
 ゼルダファンにとっては,どう筋立て//アニメ部分作画+声優の価値を考えても,このTVゲームはとうてい認められない。だから,大半のゼルダファンは〔ゲーム内容が日本オリジナル版の基準にも達していない〕,と(要を得た)寸評でCD-i三部作に徹底的に拒否し,〔これらのゲームは任天堂と全く関係ない〕,というでっちあげが容易に言える。
 アニメ部分は,YouTube Poop(おバカ)ウィルスビデオ群の要素になり,特に,
リンク「ああっ!もう,うんざりするよ!!」
ハイラル王「MAH BOI!この平穏は,どれ程の忠実なる勇士らの努力によるものか!!」
や,息巻くガノンのセリフがシュールなアニメとセリフの棒読みが至る所使われている。
 しかしながら,このCD-iはゼルダの世界に及ぶ影響力を持ち,後々,3Dゼルダにて欧米人にはどうもなじみにくい(?)極めて日本的で古風なアニメ表現で生き続け,それが完成されたファンタジーワールドとして,今日,知られている。



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1 コメント

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文章終わりの一文について (横濱kabitan)
2009-05-14 06:15:52
≪3Dゼルダにおける,日本的アニメ表現≫
 原文では,ごくごく一言で書かれていましたが余りに不適切なものでしたので原文で例に挙げられた『時のオカリナ』『風のタクト』での,私のイメージに沿って改変しました。本当は,改変するべきでないですが原文でのコメントがどうにも悪いものでしたので(一言で,あれはひどい気がします・・サイトの管理・文責の人.....)。
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