横濱kabitanの、あれこれ話

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横浜フランスアニメーション映画祭2011①

2011年07月13日 04時55分58秒 | 海外アニメ研究

 ちょっと前の,1時帯のNHKFM深夜枠で横浜美術館館長の逢坂さんがゲスト出演していました(前のOAで,DJ・・・トリエンナーレをビエンナーレと言いまちがいだ)。

 横浜フランス月間(6/1~7/15)中,黄金町ミニシアター・ジャック&ベティでのフランスアニメーション映画祭(6/11~17)がありました。
 初見は2年前(その感想は http://blog.goo.ne.jp/goo20030407/e/f5c8c33de74c2315d77d87fab83d5f04にて),去年は見に行かず。
 プログラムは,長編「王と鳥」「キリクと魔女」の続編(短編4本立て)「ベルヴィル・ランデブー」/短編「フランス外務省特選」「藝大大学院映像研究家学生」1・2「ヨーロッパ高等映像学校学生」の,7本。見たのは,最終日の「外務省特選」「ヨーロッパ学生」の2本。
 2年前は,全タイトル表記された手造りプログラムがもらえましたが,なかったので見ながらメモったのを元に書いていきます(あくまで映像での内容推測なので,ご了承を)。

◎外務省特選
1)赤が全ての世界に青を愛する1組のカップル-男が警察につかまり赤を共生されるが,最後は世に青を広めようとする孤高のヒーローと行動を共にする決意をする。
2)南米に住む黒人青年が,自分の原点を求めてアフリカに-そこでの生活・音楽・食,そして葬式を通じて黒人文化の向こうにある生の原点を体感する。
 作中,黒人著名人が紹介され,旅での写真がラストに流れる。原始・土着的視点で鋭く深く描いた一本。
3)子供の飛び石遊びになぞって,面接受ける男性の心の内-雇い主の受け答えに,男性は心の中で身をけずりながら飛び石をやっと渡り切るがその先は砂漠が続く・・・
4)ある一家が南国の島にいるのに,子供がはしゃぐのに大人達は部屋でおしゃべりするばかり。そこに女の子がやってきて部屋を歩き回る。すると,部屋は島の自然に取り込まれていく-自然に触れ人々はそこに引かれるように歩いていく・・・
5)あるフランス人オタクの部屋で-夜,ブルース・リー人形が動き出しロボットと戦ったりと部屋を探検。PC内の格闘ゲームの自分に挑みかかり,ブラウン管に激突してバラバラになるが,その破片は朝起きた部屋の主に栄養ドリンクと一緒に飲まれてしまう。そうすると,彼が着るTシャツのリーに命が宿る。
6)雪原で狼の群れに出会う犬-犬は彼らと戦い群れのボスとなり力強く生きる-それは街の飼い犬一時の夢。しかし,その夢が犬に野生の血をたぎらせる。
7)同居する羊男と男性の飼い犬が死んだ犬をくわえてくる。彼らはそれを見て自分の犬がやったと思い込み,飼い主の老婦人の家に夜置いてくる。それを見た老婦人は,その事を羊男らに言いに来るが,二人はそしらぬ顔。老婦人によると,散歩中に車に引かれたとの事。二人はすぐに引いた犯人が犬を埋め,それを自分達の飼い犬が見つけて・・・と気付く。
8)ビルより大きい犬が大流行り-ある夫婦も,飼い犬を薬で大きくするがそのせいで暮らしも大変に。ひょんな事で犬が死んでしまうが,妻は夫を大きな犬のきぐるみを着させ,飼い出す,今度はふくらませにはまり,今度は犬になった夫までどこかに飛ばしてしまう。
9)トラックにひかれそうになる犬が今までの事を思い出す-実は,それは夢-しかし,そうじ機の音に驚き部屋を飛び出し本当にひかれてしまう。その後,2匹目が飼われるがその犬も・・・でも,助かる・・・。
-続く



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