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横濱kabitanの、あれこれ話

横浜トリエンナーレ中心にした横濱文化歴史紹介しています-このブログは子供に有害サイト見せない運動を応援しています。

宮沢賢治原作・アニメ映画「グレコーブドリの伝記」見ました!!

2012年07月12日 05時21分02秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿ナシで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 ≪日本アニメ映画なのにカテゴリーをなぜ「日本アニメによる、異文化比較論」で書いているか≫は、今日鑑賞した時初めて配給会社がワーナーブラザーズと分かったので、それを軸に感想を展開させます。

■原作者・宮沢賢治の自伝的作品
 原作読んでいなかったので、BS11での公開記念特番などで話の大まかな部分を知りましたが話を聞くと【主人公・ブドリ≠宮沢賢治(と詩「雨ニモマケズ」)】という感じでしたし、監督もそうした方向性で作っていらっしゃったのですが見ていた時殆どそれに気にせず見ていました。
 ですが、ブドリがとうとう家族と別れ離れになり山を降りる事になった最初にあった山師のお父さんに雇われ彼の子供が使っていた農業に関する学問書を読ませて貰い(本当は山師が勉強嫌いでブドリに知恵を付けさせて細かい事をやらせるつもりですが)、ブドリが肥料について勉強し活用しているの所が宮沢賢治も同じ事をしていた事を思い出し、最後、ブドリが働く先でまだ長い寒さが土地を覆う時身に付けた火山の知識を利用して人工噴火させそれによって気温を安定させようと考えますが周囲から反対(尊敬し応援してくれる大博士も含め)され、自力で行おうとしましたが最後は自らの命を引き換えに人工噴火を引き起こし寒さから皆を救ったというのは、まさに宮沢賢治そのものです。
■原作が作られた背景
 これが書かれた時、宮沢賢治の命は後1年もなかったそうです。その為、内容的にかなり自伝的で自分がやりたかった事をブドリに託した感が強くあります。それに、死の影が強く感じます(特にコトリと彼が支配する世界が霊界とも見えます)。
■手塚プロワールド大炸裂!!
 全体的未来風デザインが、映画「メトロポリス」やTVシリーズ「アストロボーイ鉄腕アトム」を思い出させて手塚SF作品ファンとしては興奮してしまいます。
■ミニチュア的背景
 ブドリが町に向かって鉄道に乗っている時見ていた夢で、最初、前作の「銀河鉄道の夜」にも出てきた銀河ステーションが出てきてブドリがコトリを追ってステーションを出てきた時、大正時代の東京みたいな風景が広まっていました。その風景が、どう見てもミニチュアを組み込んだような映像でした。
■配給会社がワーナーブラザーズ
 世界配給もなされるのでしょうか?
 是非とも、宮沢賢治の世界観や日本アニメの底力を見せて欲しいですね。TVでも公開したらおしまいでなく海外公開の追跡報道もBS11でやって欲しいですね(ジブリなど追跡報道されまくっています)。


昨日放送の、BS1「COOL JAPAN」で携帯ゲーム特集

2012年07月01日 03時38分02秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:メモを元に、書きますので筆足らずでしたらすいません:

 
取材記者も勤める、ゲスト外国人は8人でおおまかに欧米・南米・シンガポールから。
■卓上型から携帯型に
-学芸員役の話では、「今までは任天堂などのTV接続型が主流でしたが、昨今は持ち運びし易い携帯型に移行している」と、知られている情報がなされました。
■農業育成「野菜ゲーム」
-農業関係者と共同で、ゲームで畑を持ち各種の肥料を混ぜ土壌を良くし作物を育てます。進行によっては、ゲーム運営会社から実際に野菜が届くという、変わったサービスがなされていました。
 これには外国人ゲストは余り興味ないようです。それは、自分達で直接育てるが取ってくるかからだそうですが・・・あくまでこの中での意見なので、もしかしていいと思う方が多かったりするかもしれません。でも、かなり変わったサービスですね、これは。
■授業でのゲーム
-教科書出版社が共同制作された教材用ゲームソフトで、学生皆が英語を楽しみながら勉強していました。女性教師も、「苦手にしている子も楽しみながら学べて、重宝しています」といってます。
 ゲストの皆さんも大いに支持していました。話によるとルーブル美術館も、館内にゲーム機を設置して似たようなサービスをしているそうです。
■女性向け「恋愛ゲーム」
-ゲストで唯一のアジア圏の女性が、実際体験したりファンの人々と対話したりして恋愛ゲームの魅力を力説していましたが、欧米陣は日本少女マンガ同様に何かと現実の交際と引き合わせようとしどうも見当違いな反応をしていました。こうしたゲーム形態は、東洋向けのようです。
■GPSと町歩きRPGをあわせた、「京都妖怪退治ゲーム」
-地元の大学と映画会社が共同しての、知られざる京都を1時間でまわれるルートにまとめ問題に出された場所に行き答えるとアイテムと話が進み、最終的には妖怪を退治するゲーム。これはアニメと合わせて注目されている、地域再発見・活性化事業の一つで実際世界のゲーム業界にも注目され開発関係者がそうした集まりに呼ばれてもいます。
 これにはゲストの皆さん大いに支持、逆に自分たちの所でもやりたいと大いに乗り気。

 最後、番組が押す≪COOL JAPANなもの≫はやはり地域活性化に大いに可能性を秘めているGPSゲームが選ばれました。
 ゲームではありませんが、耳が不自由な方へのGPSと文章による鎌倉ガイドアプリもあります。上記のように携帯のGPS システムを活用した町歩き携帯ゲームは、ゲストの外国人も言うように【ツアーやガイドでなく自分なりに観光できる】という利点に、地元人も知らなかった場所をゲームを通して歴史など分かって楽しめます。でも、携帯を持っていないと楽しめない所がありますが横浜・象の鼻パーク横にある象の鼻テラスで時たまやっているガイドイベントで道具の貸し出しなどしてますので、イベントや案内所で専用携帯機貸し出しサービスすれば不便さもかなり軽量化されます。返却しないで持っていかれる危険性もかなりありますが、そこはGPSで解決できると思います(駅など交通機関に乗る前に呼び止めて返してもらうことができるので)。


テレビ東京放送中の日韓共同制作アニメ「ズーブルズ!」、久しぶりの子供向けだ!

2012年05月26日 05時13分43秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 この「ズーブルズ!」は、ここ最近気になり出した子供向けアニメですがこれもまたテレ東系・・・本当に好きですね~~私は(笑)。

 毎回OPの製作チーム掲載で韓国の名が入っているのを見て、【これは韓国との共同制作なんだ】と気付いてはいましたが気にしていませんでしたが、今日になって気になりだしネット辞典ウィキペディア(wiki)で調べました。
 
 
元は、カナダ・トロントのスピンマスターとセガトイズ共同制作された爆丸を基に転がして遊ぶだけにした女の子向け玩具。2010年8月にトランスフォーマーと同じように米国で発売し、日本は2011年3月になってから-日本ではおもちゃ賞受賞暦を持つ、日米とも好評玩具となりました。
 その玩具を主役にしたアニメは、日本側は脚本・設定を担当し韓国側は制作・音楽と担当をはっきり分けどちらかというと韓国よりに制作されているそうです。
 2003年にフジで放送された、日米中共同制作「鉄腕アトム」テレビシリーズ第3期(米国側がシリーズ構成・監修、日本側は脚本・設定・制作、中国側は作画中心の米国よりの)「アストロボーイ鉄腕アトム」よりもかなり踏み込んだ制作姿勢で、作調もちょっと同じ子供向けに本アニメとは何となく違う雰囲気があります。
 こうした制作姿勢は、珍しいというより初めてではありませんか?
 それに韓国アニメというと、日本では≪ブタの親子が出てくる≫のが有名で他は余り知られていないような気がします。
 それに、アジア圏内からアニメーターなど制作に関わるお仕事をしている方々がいるのに余り紹介されていないので(欧米の方々もそうですが)こうした動きに合わせて紹介番組を制作しては?

 最近、娯楽文芸分野が欧米から中国や韓国などアジア全体に移りつつあり日本もそうした動きに大きく関わってきています。
 「ズーブルズ!」で活躍する韓国・文化政策を取り始めた中国・伝説のスポ魂アニメ「巨人の星」現地リメイクに燃えるインドと、今元気なアジアをNHKあたり特集組んで欲しいですね・・・「世界キティ旋風」みたいなので。


2日前の、NHKスペシャル「世界キティ旋風のナゾ」

2012年05月14日 03時31分16秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

 番組は≪サンリオの世界展開から日本エンタメ素材輸出拡大の鍵を見つける≫という主旨でしたが、≪キティだから、おもちゃ・グッズ・キャラ市場≫を中心に取り扱う処なのにインド版「巨人の星」/中近東のマンガすし屋/マンガアニメファンイベントにユニクロや吉野屋と、バラバラで見ていてわからない上、調査範囲も狭い。
 ですが、サンリオのキティ世界市場戦略が良くまとめられているので、以下、番組内容を要約したのを入れます。

【キティ誕生から海外進出】
■1974年に誕生後、初代デザイナーから続く≪顔は太線で正面≫という伝統を守り続けている内に、80年代には見向きされなくなりました。現在のブームを起こした立役者・3代目が入社し、客からの反応を見て覚悟の上、キティ顔を動きをつけ太線をやめた所、受けヒット。それから。95年からピンクキティを発表し国内外で成功を収め、2008年サンリオは海外進出に乗り出し、現在、キティの自由デザイン権を海外現地会社に渡し、3代目が許諾をまかされるまでになりました。
■キティ・デザインの決まり事は≪口を付けない≫でしたが、コラボでパンクロックバンドKISSが「ベロ出しさせないとやらない」といったので、コラボ先の現地デザイナーも上記の(日本)3代目同様に覚悟でベロを付けたら、(日本の)3代目が≪それを付けたキティ≫として解釈して認めました。
【キティが世界で受ける要因】
■基調色ピンクが、性別年齢関係なく受け入れ易い色。
■デザインが簡素なので、各国の文化に合わせ変更がし易く、デザイナーの創作意欲もわきだらせる元になります。≪大人の雰囲気≫を好む欧米ではワインラベルなどおもわぬ所でも利用され、ますます親しみある存在になってきています。
【日米が抱える問題】
■海外では一般認識的に今でも≪アニメは子供向け≫と思われているのに、日本はまだ自国感覚で売り込もうとしています。
■米国の場合、厳格なイスラム圏の中近東と文化的衝突しているように、≪現地化≫≪異文化理解≫が進んでいないよりも視野に入っていない節が。
■ディズニーは何かと口出し使えないキャラもあり、スヌーピーもキャラやオリジナルデザインにおいては原作から引用しないと認められない。

 ≪日本エンタメ素材輸出率が5%≫≪日本ゲームが米国市場では6割≫と言われていますが、やはり世界的に日本の細かい配慮・おもてなし精神など、クールジャパンといわれる部分は支持されています。ですが、番組内でも指摘されるように≪知的財産(≠著作権)海外市場内確保≫≪海外市場・一般的認識や好み調査≫がしっかりしていないようで、他にも報道機関も独自でなされている分情報公開などがバラつきが激しいモノがあり、全体にまとまりにかけエンタメ業界全体に行き渡っていなく活用されていないようにも感じます。


近代日本趣味は、フランスから

2012年05月11日 03時00分03秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

 昨日のFMヨコハマ17時からの2時間枠番組担当のDJが、≪日本着物の型紙が欧州に入り現在の洋裁の元になった≫と、話していました。
 話は、明治、時の日本政府がパリ中心に万国博で工芸品・文化を紹介し、横浜からも扇や着物・江戸工芸品・浮世絵が欧州に渡り、そこから【ジャポニズム(日本趣味)】というフランス語が生まれる程、過熱したというモノです。
 上記のDJは話のシメに、「こうした事を見聞きすると【日本文化海外流通史】に想いをはせる」と、言っていました。そう考えると、≪日本と海外の文化交流において、どう影響しあった今に至ったか≫と想いに至ります。
 海外では≪子供向けで雑でもいい≫と考えられていたマンガアニメゲームが、≪目新しく面白い≫日本製が入ってくる事で客の取り合い-競争が発生し質を向上する好結果を生み出しています。逆に、日本も難点が多く掴みにくい海外市場できたえられ、日本の良さに気付かされる事になります。
 現在の【ジャポニズム≠クールジャパン】を考える点で、今月8日に書いた海外のマンガファンの話(http://blog.goo.ne.jp/goo20030407/e/41cae0f8dca380cf777b1ad89737610a)のように各国のマンガアニメゲームといった一般の人達の認識や批判を調べるべきでは?それが分かれば、もっと日本を知ってもらえるやり方が見つかるかもしれません。


負けるな、日本ゲーム業界!!

2012年05月05日 05時00分16秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 毎月第1金曜深夜に放送される、月刊NHKサブカル番組「MAG」今月分放送を今さっきDVD落としながら見ていました。
 
 今月の特番は、【日本レトロ(TV)ゲームを再発見】といった趣向のもの-特集を組んだ理由は米国の世界最大ゲームショウであちらの関係者が日本製を最低と称されたので、昔のゲーム作品を見直すというもの。
 番組を見て、
≪米国のゲーム賞の関係者に言われる程、本当に日本のゲームは質が悪くなっているのか?≫
という疑問が出てきました。というのは、現在の米国ゲーム業界は以前NHK特番で
≪大人向けの派手でリアルな映像ゲームを軸に制作≫
と報道されていました。が、子供向けを軸にした日本ゲーム業界は、世界的市場的ではやはり大きいと思います。というのは、国によって好みが違いますがおおむね「ポケモン」「イナズマイレブン」「レイモン教授の推理」「スーパーマリオ」などが人気を保っているようです。
 ですが、BSNHKプレミアムでお笑いのダウンダウン・松本さんの映画監督作品「鞘侍」海外招待上映記念特番で、松本さんが大いに尊敬する「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」で有名な任天堂開発部責任者・宮本茂氏が松本さんとの話で
≪新アイデアが・・・≫
と、頭を抱えていました。
 多少、京都・任天堂に席を置く開発部は関西的≪思い付きがいいけど発展が少ない≫に嵌ってしまっている感があります。実際、「ゼルダの伝説」の「ムジュラの仮面」「風のタクト」は独特の世界観とゲーム観があったのに「ムジュラ」はその後発展見せず「タクト」は懐かしい日本アニメ的絵柄をそのまま発展させましたが・・・
 思うに、レベルファイブや㈱ポケモン・スクエアエニックスなど人気作品を出し続けているゲーマ会社と共同制作してはどうでしょうか?アニメ業界では、フランス・韓国・中国などから来日し日本人に混じって制作している様子が良くTVで報道されています。
 ですが、レベルファイブ×ジブリで「二ノ国」は・・・・。

 とはいえ、今月のMAGは≪温故知新≫の精神でレトロ(TV)ゲームを再発見する姿勢に感銘しました。

 


あのエヴァの碇司令官が、ヒゲそりました!!

2012年05月04日 03時45分01秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません: 

 今日こんな絵があるサイト見つけてしまいました!!

 http://www.schick-jp.com/eva/main.html←にある髭剃りメーカーとのコラボですが、アニメ・エヴァの画像を使った面白宣伝動画が三本入っていて見ていて笑ってしまいました。
 そういえば、エヴァが人サイズになってシンジらパイロット達と共にネルフスタッフが経営する中学校に通うミニミニ4こま漫画&アニメ「ぶちエヴァ」というのもありましたね。
 劇場版「エヴァ~Q~」が今年秋に放映されるそうですが、ガイナックスの皆さん制作大変そうですが今回はあくまで劇場のみ公開なので逆に思いっきり描けますね・・・前2作全てTV版見ましたが、かなり趣味に走っていますね(笑)。

 もっともっとギャグに走った壊れたエヴァ世界になって欲しい!!


内容が素晴らしい、NHKラジオ「高校生講座・英語Ⅱ」!でも、ちょっと・・

2012年04月26日 05時55分29秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません(一部メモ使用)

 今回は、授業内容がかなり細かく多いので一旦番組サイトに行きスケジュール表を保存しそれを見ながら記事に取り上げたいテーマを絞ってメモにまとめたのを軸に、話を展開したいと思います。

 番組は夜間学校の人も含めて幅広い方々に聞かれ、それに沿ってテーマになっている話題も興味深いものばかり-
(内容に関しては割愛して表記しています)
■『世界はひとつ-世界人口/人間の共通点・相違点-そういた人々が住む世界の素晴らしさ/多様な文化を持つ人々が暮らす世界から学ぶこと』
■『現代の妖怪-昔からの妖怪の説明/それを敬意(おそれ)を持つ昔の人々/妖怪がいなくなった後に現れたもの/妖怪の身で今の世界を忠告』
■『モザリザのほほえみ-だれが描いたか/モザリザがみつめているもの・ほほえみの解釈の仕方やそれに魅力される理由』
■『モッタイナイ-マータイさんについて』
■『21世紀に残る名言-マザーテレサ/エジソン/ガンジー/ピカソの有名で心を打つ名言』
■『空中都市「マチュピチュ」-発見時と建設された意味』
■『若き(女性日本)活弁士、夢を語る-麻生さん自身の話/西東の文化が融合する「活弁」』
■『メディア・リテラシー(情報解読能力)-メディアについて/インターネット利用と情報についての注意/情報を読み解く力』
■『故郷を遠く離れて-歌「リリー・マルレーン」と兵士達/歌が示すもの/戦争の中で音楽が果たしたもの』
、標準的英会話や小話を交えて行われています。
 国際化・「もったいない」という日本語を広げたマーサイさんなど環境問題・モザリザとリリー・マルレーンを話題にした文芸モノ・情報解読能力について、と時代にあったり
ものから歴史や偉人の名言といった誰でも知的興味が持て勉強にもなるNHKらしい組立てになっています。

 ですが・・・現在進行形的には、若干古めかしさが感じられます。特に、去年の3・11東北大震災以降世界的に状況が大きく変わりました。海外も、今までの日本の印象といえば東京・京都・広島・沖縄と伝統的世界観かマンガアニメゲームといった若者文化ばかりだったのが地方に目線が移ってきています。それに加えて、日本内でも地方ならではの海外観光者誘致に積極的に行い、小学生から大学生までの若い人達もボランティアなどで自分で出来る範囲で東北支援を中心に活動しています。その中『高校講座・英語Ⅱ』のプログラムも東北大震災に合わせて、【各国でのボランティア活動】【海外からの援助】【被災者への国内外のアーティストによる音楽の贈り物】【震災時での全国的に起こった騒動】を取り上げては?
 後、来日したり海外で知り合った海外の人がやはり聞きたがる日本の伝統芸能といったものも答えられない人がかなりいるので【歌舞伎・茶道・華道・俳句&川柳】といった、代表的なモノを押さえて欲しいです。それに、日本近代化に大いに活躍した横浜に関してもやはり押さえ所ではないでしょうか?近代以降の西洋化と、その影響で消えそうになった日本伝統芸術を守ったお雇い外国人・米国人教師とその生徒・岡倉天心の二人は外せないと思います。
 教育の現場でよく言われる、『近代から第二次世界大戦終戦後の日本が学校で学びにくい』というのも出来ればNHK高校講座でドンドンやってほしいです。実は私も、高校生の時選択授業で【近代・現代史】とってやっと勉強できたという事もあります。今でも、中学・高校用教育番組で知らなかった事を知るばかりです。

 


昨日のNHKBS時代劇「陽だまりの樹」+文化報道「MAG」の2番組

2012年04月07日 05時18分51秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

■「陽だまりの樹」
 手塚治虫・原作のベリー提督神奈川に上陸後の幕末日本を舞台に氏の先祖である医師の若き日を当時著名人と劇的な歴史展開に合わせて描いていった、半自伝(先祖)的時代作品の実写化。
 原作も読まずなので、どこかどう違うのがさっばりわからず見ています(笑)。
 多少、今時のギャグ風描かれ方が気になる所がありますが手塚氏の先祖を主役に据えたモノの上、時代劇分野では「忠臣蔵」/戦国武将モノと並ぶ好まれる時代-幕末モノだけにしっかりとした作品になると思います。
 このドラマシリーズが旨く出来れば、続けて「火の鳥」全編をエピソード毎シリーズ化して間をあかしながらできますね・・・でも、中には映像不可なものも多いのでかなり編集された内容になりそうですね。でも、全編見てみたい・・・。
■「MAG」4月号
 新開店され、報道1本になりました。
 今回、「新世紀エヴァンゲリオン」どころが40年も前の「宇宙戦艦ヤマト」までが何故今でも人気がありリメイクされるのか、を解説されていました。
【不完全な謎のある部分が多く、《謎解き》的なリメイク制作がなされている】
という事で、「ヤマト」ではリメイク時地球が何故外宇宙から攻撃されるのが不明だったのでその理由とその理由付けになるガラミス側の国歌まで作ってしまったという、力の入りようが紹介されていました。

 今月から新装開店した「MAG」が一番注目しています。国と共に「クールジャパン」を表明し、既に多くの国内外共同サブカル報道番組を制作し国内外で発信しています。ですが、全体的にアキバ系的で2005年までのNHKらしい知的好奇心溢れた作品が少ないような気がしますし、民放もそうした傾向が強いです。
 「ビートたけしのそんなはずでなかった」「トホホ人物伝」など、史実の基づいてドラマと当時の映像や資料を多様したものを学術的研究視点で漫画・アニメといった日本サブカル研究・史実番組を造って欲しいですね。


みんなの友達、ジャングル黒べえ!!

2012年03月31日 02時42分29秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿立てていないので、筆足らずでしたらすいません:

 カテゴリーが【日本アニメによる、異文化比較論】なので、《あっ、久しぶりに海外話が読める》と期待なされる方にはすいません!!ここ最近、溜まっている資料をノートに書き写し活動で全くエンタメ情報収集していないままなのでまとまった内容がありません、すいません。

 今回の「ジャングル黒べえ」は、1973年東京ムービー制作TVアニメシリーズで藤子F先生は原作者とされていますがアニメ先行で黒べえの性格・身分と東京にやってきたきっかけだけ設定し、漫画はテレビ放送に合わせて執筆。ところが、その頃から日本国内での【差別的表現問題】が大きくと持ち上がっていて「オバQ」の1エピソードにそうした指摘がなされ、そのあおりで「黒べえ」もよくないのではと関係者内で考えられお蔵入り
に・・・。
 ところが、偶然にも藤子F全集第1期目に久々に全作復刻されYou Tubeにも現在も映像ソフト化されていない放映当時の画像も見られるようになりすっかり解禁になった様子。それに上記の扱いに多くの人は疑問に思い、【実際手にとって読むと内容は素晴らしくいいものではない】と賞賛されすっかりみんなの友達になった様子。
 決定的事件は、↑の写真にあるように去年開館した川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムの中庭に彼らの像が立てられ、事実上公認の藤子Fキャラの一つになりました。

 上記の話は、かなり私の視点で書いていますが実際ミュージアム中庭の像が立てられるまではこのブログのコメント欄で度々ゲストさんと話題にしていたモノでしたので、多少そうした問題と戦っていた感がある「黒べえ」・・・。
 今後も、エンタメでの表現についても考えていきたいと思います。


平成版「鉄腕アトム」2作品は、日米の対象年齢感覚にズレで?

2012年02月26日 04時45分12秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 
http://blog.goo.ne.jp/goo20030407/c/7b56e552b476dbef38ab8e84d9829fab にあるように、米国側とロボット感とアニメ制作姿勢でズレがあって作品-特に、第1部全体と第2部・米国側脚本エピソードにチグハグ感が強く出ていた事を事ある毎に書きましたが、今日になって
【日米の対象年齢感覚にズレがあったのでは?】
という考えになりました。
 この【米国アニメ対象年齢感覚】については、いつもお世話になっている日本アニメマンガ関連報道サイト「アニメ!アニメ!」「英語でマンガアニメ」両サイトやこれまで入手した書籍・録画TV報道資料からうっすらと感じていました。
 特に米国では【子供向け】というのは13歳辺りで、日本のように【万人向け】【小さい子向け】【青年向け】【大人向け】と細分化されていないようです。実際、年齢別ファン・視聴者表でも13歳辺りまでのが多いです。
 
「ASTROBOY鉄腕アトム」制作時でも、【対象年齢を13歳を軸に】に定めた時手塚プロ・松谷社長は「内容とテーマをしっかり描かなければ、(この年代の)子供達は見てくれない」と、かなり身構えていたそうです。
 どうも、それを米国側は【子供向け】と考えたのではないでしょうか?特に、米国色が強い第1部などではかなり【子供向け】的描写が多かった感があり、日本色が強く出ていた第2部ではかなり【青年向け】的重厚な造り方でした。
 ハリウッド版映画でもアトムを13歳に年を引き上げてはいましたが、どうも向こうの活劇の主人公になる少年の年齢が最低その位が定番のようです。実際、原作のアトム位の少年が主役の場合は迷惑ばかり起こすドタバタものが主流-
 一応、「宇宙家族ロビンソン」「(アニメ)宇宙家族ジェットソン」などは天才だったり利発だったりと頭脳明晰な子がドジな大人や仲良しのロボットが一緒になって活躍する、どちらかというと日本スタイルに近い作調-特に1950・60年代のTV特撮モノに多くありました。
 どころが、「ポケモン」が渡米し大ヒットする頃には【小さい子向け】と思われるアニメが日本では【青年向け】対象年齢に当る子にも対象に入っているようでした。元々、米国での【子供向けモノ】感覚は日本で言う青年までは扱われていない上【少女向けモノ】になると更に少なかったので、対象から外された青年・少女らがポケモンブーム以来大量に入ってきた自分達の年齢・性別に合わせてしっかりとしたテーマ・内容で描かれた
 
日本のマンガアニメを支持するのは、ごく当たり前の現象と考えても違っていないと思います。
 現在、ビデオゲーム業界もかなり子供離れしているので子供を軸に展開する日本のゲーム物に子供達が支持する勢いがますます強くなるのではないでしょうか?

 なぜ、米国映像娯楽文化は1950・60年代では日本以上に上等な子供向け作品が多く造られているのに、近年、大人向けに傾倒しつつあるのが理解に苦しいです。
 それにつられてか、日本もポケモンアニメなど少年ジャンプ的青年アニメが増えてきているのをアニメ業界内でも問題視しているようなので今後どうなるのかわかりません。

 やはり、【子供向け】を生産していくのは困難なんでしょうか?


『あれって、NHKアニメ「不思議の海のナディア」していない?』

2012年02月21日 04時50分18秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 このブログでも書いた事ある、《ディズニーアニメ「アトランティス(内容確認は、アニメ絵本のみ)」は「ナディア」そっくり》を思いっきり突っ込んだ海外サイトの日本語版⇒http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/9219/atlantis.htmにあります。
 サイトには、そこの管理人へのメールアドレスありますがコメント欄ないので思っていても何もいえない有様(・・・さすがに、管理人に自分が思ったのを送るのは出来ない・・)。


米国大手衣装屋さん話

2012年01月12日 01時31分07秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 2005年からネット中心に収集しているマンガアニメ関連記事をダンシャリしていましたら、ハロウィンなどのお祭りからコスプレまでの衣装を扱っているムーンコスチュームズのサイトアドレス(http://www.mooncostumes.com/)があったのでさっき少し見てみましたら、マンガ・アニメ・映画・ゲームから実在する衣装(制服・歴史上のもの)とまぁー多種多様な物が売られています。
 アニメ!アニメ!さんのムーンコスチュームズ会社紹介記事には、販売以外に制作も手掛けているという事が書かれていましたのできっとハリウッド・ブロードウェー御用達かも知れませんね(今度から、米国モノの映像作品のスタッフロールに会社名があるが必ずチャックする事にしますね)。
 商品リストの中には、【日本の学校制服】からだらしないのび太が米国人としては好みでないという理由で人気がないといわれるドラえもんのパジャマもありましたがそれはどうも日本で制作・販売されているモノにそっくりなのでもしかして日本からの輸入物かもしれませんね。
 
 日本でもムーンコスチュームズに似たようなコスプレ専門店が秋葉原などで沢山ありますが、そうしたお店はあくまでコスプレ中心でムーンコスチュームズのように広範囲に使えるようなものは余りないような気がします。
まだまだコスプレの印象が強くハロウィンでも一部の人が本格的に楽しんでいないような気がします。その点、米国の方が皆楽しんでいるようで楽しそう・・・でも、日本の方が手造りなのが多く温もりや衣装としての本物感があって良いと思います。米国だと、いかにもな感じがして残念な所がありますし大量生産的に見えるので逆に人の手で頑張って造ったコスプレの良さがなくなってしまうような気もしますが・・・


↓まさか、あの大手洋書出版社が!?「アストロボーイ鉄腕アトム」も!!?

2011年12月29日 05時07分35秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 洋書取扱書店に行けば必ず目にするペンギン印の出版社ですが、これはもうちょっと頑張って欲しいものが・・・。他にも、小泉八雲氏の「怪談」もありましたがこの表紙も・・・。

 欧米人の東洋へのイメージは、現在でも余り変わっていないようです。現在ダビング中のビデオに入っている「アストロボーイ鉄腕アトム」『さよなら、プリンセス』とその後日談『龍の森へ』でプリンセスやそのお付と古代インドの古色深しマユーラ国が細かく描写されていましたが、逆に西洋人的感性が強く出てしまっていた処が。ですが、『さよなら、プリンセス』では解説映像(?)と共にプリンセスが巫女として代々自然信仰的クーロン龍神を祭る話と国の森林管理を任されているロボット達の姿を描かれ、『龍の森へ』はロボット達が自分達を暖かく招いてくれたマユーラ国の人達にお礼したく密かにクーロン龍神型ロボットを作って祭りに出す計画をしたりと、東洋的世界観が溢れてとても好感度がありました(多少ツッコミたい処がありますが)。
 西洋人の東洋に関してのイメージは以前からあったアラビア・中国趣味に、近代、日本が開国し万国博に出たり浮世絵や着物など日本色強い輸出品がフランスを中心に広まり出した頃からでしたが1960年代のヒッピー時代にかなり怪しい東洋趣向が白人富裕層の若者を中心に広まりそれが現在まで続いているようです。一番の考えられるのは、東洋関連-特に伝統文化・風俗・歴史そして現在の情報が少ないんじゃないかという事です。欧米の学校は日本とは違って多く異文化教育がなされていますが、実際興味持っている人はビジネスか趣味が殆どらしく、実際ラジオのとある欧米人DJも「余り興味持っていない人の方が多い」と言っています。
 こんなにネットが発達し世界的に英語圏サイトが多い現在、一番恵まれている欧米圏の映像作品や書籍から一般サイトの画像なども強く感じてしまいます。特に、何回も訪れて大好きだと公言している著名人の映像・音楽などの創作作品も自分なりの解釈で、それを見る度《(何回も来ているのに)本当に見ているのかな》と思ってしまいます。

 最近、溜りに溜まった無料配布書籍のダンシャリ中ですがそこである音楽情報誌に日本でもファンが多いゴリラズという白人男性2人組がオペラ「西遊記」担当の
中国系米国人監督から作曲・舞台/衣装デザインを頼まれたそうです。実はゴリラズは子供時分、日本で大人気だった三蔵法師を夏目さんが演じたかの「西遊記」TV実写活劇を見て大いに中国に興味を持っていたそうです。仕事を請け負った後、5回も中国に長期滞在し現地の作曲家から音楽法を学んだり中国伝統画法を独学したりとまじめに取り組んで素晴しい作品を作り上げたそうです。ゴリラズのインタビュー記事に合わせて何点かイラストが掲載されていましたが、一点だけ極めて中国伝統的画風で描かれた竹林と太陽(?)を背にして岩にしゃがみ込んでいるゴクウの絵が彼らの努力をひしひしと感じました。このインタビューは2008年の時のものです。

 ゴリラズなど、本当の東洋を見聞して表現してくれる欧米の著名人がこれから増えて間違った認識が改められる事を期待しながらゴリラズに見習って私も実際行けずとも、チャンスがあれば来日してきた人と(通訳をかえして)交流したいと思います。
  


今週のBS11「Culture Japan」シンガポールで日本サブカルフェスタ

2011年12月19日 12時07分40秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますが、筆足らずでしたらすいません:

 今回は来週も含めて、シンガポールでのイベント紹介です。
 今週はゲストトークショーやコスプレイベントショーの司会をがんばる、番組司会のダニーさんですが「Culture Japan」紹介で《生粋の英国紳士で、日本文化に興味もって12年前に日本に移り住み、『日本の事を世界に配信する』会社を発足して今に至っています》と話していました。
 12年前というと、丁度、ポケモン映画「ミュウツーの逆襲」がWBによって世界配給され日本アニメ映画史上例がないメガヒットになった時ですね。 
 
 愛読するTV情報誌「TVTaro」の今月号で、「Culture Japan」のBS版は来年1月で現シーズンは一応の終了を迎える事を知りましたが内容が12年も日本に住んでいるダニーさんらしくとても庶民的で外国のファンが興味持ちそうな日本伝統文化(七夕や日光江戸村)から日本人も興味ある海外での日本サブカルフェスタ紹介映像に、(1回目の放送で)東日本大震災の被災地に飛んで現状を映したりとサブカル情報番組としてはかなりまじめな作調で好感触でした(NHKの月刊放送「MAG」もやはり国営放送的な根がしっかりとした内容もあります)。
 BS版「Culture Japan」が終わると、《外国人から見た、世界に広まる日本サブカル文化の現状》をやってくれる番組が暫くなさそうで寂しいです。今後ネット放送となると、TVのようには見れませんし・・・過去に放送されたのをテーマ-「日本と海外各地でのイベントを回って、そこの地域を観光してみよう」「日本伝統/現代文化を体験してみよう」-にそって再放送してほしいです。
 まだ新シーズンが放送決定しましたら、更なる日本伝統文化や現在の娯楽文化に関連する日本近代史も紐解いてほしいですね。