横濱kabitanの、あれこれ話

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鉄腕アトムの兄弟コバルトを再検証してみよう

2011年12月21日 04時11分42秒 | ASTROBOY
:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 原作ではある事件でアトムが居なかった為、代理としてお茶の水博士が造り、モノクロアニメでは天馬博士がアトムの試作品として造られたが科学省の倉庫に放置され大掃除に誤って捨てられてしまった処で目を覚ます。でも原作ではアトムにとっては頼れる弟、モノクロでは誰とも垣根なく助ける誠実な人柄で一人で事件を解決するなど大活躍のコバルト-ところが、カラーリメイク版からすっかり姿を消してしまう事に。しかし、カラー版文芸資料で《登場予定》だった事がアトムの家の見取り図で確認できます
(はっきりとコバルトと書かれています)。
 コバルトはすっかりウランに兄弟の席を取られてしまっている感が強いですが、キャラとしては極めて和み系で独立したキャラ性を持っています。今時、悪者にも優しく接するスーパーヒーローは、ドラえもんかアンパンマンかそれとも沖縄発の変身ヒーロー位しか思いつかないです。

 コバルトが主人公のTVアニメがあるといいと思います。
 制作には、手塚大先生も大いに認める児童作品の大家・藤子F作品を長年手掛けるシンエイ-近年、新たにドラえもんワールドを独自展開したりマッドハウスの後任として「(ディズニー)スティッチ」
日本アニメ版を手掛けた実績を考えると、まさにコバルトアニメにふさわしいと思います。
 やはりモノクロ版が話の軸に、「アストロボーイ鉄腕アトム」の世界観でアトムの活躍の影で、コバルトの小さくって大きな事件を解決していくのを描く-実際、モノクロ版でも本当は凄い事件なのにコバルトのほのぼのとした活動で和やかに解決する話が多かった事を別冊宝島「僕たちの鉄腕アトム(平成鉄腕アトム放送に合わせて発行されたモノクロ版全話紹介読本)」で知りました。そんな、大事件さえもほのぼの穏やかに解決してしまうコバルトのキャラ性こそが今日本子供向けアニメに必要不可欠な要素で、コバルトでなければ出せられない世界観です。


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2 コメント

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コバルト兄さんか・・・ (KAZU)
2011-12-21 08:20:39
記事を読ませていただいて、なつかしいです。

確かに時代が下るにつれて影が薄くなっていって、
記憶から消えてしまいそうになってましたね。
アトムとは全く違う独立したキャラクターを持っていて、
(その点は同感です)
コバルトがメインとして登場する回はコバルトらしいストーリー、解決編だったと思います。
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コバルトを知らない世代にとっては・・・ (横濱kabitan)
2011-12-22 04:54:57
 私のようなカラーリメイク版世代では、原作も知らないという場合の方が多いかもしれません。
 コバルトが大活躍するモノクロ版も、どのエピソードに出ているのかタイトルだけでは解りませんし。コバルトの活躍だけを集めた、撰集DVDコレクションや「ほのぼのヒーロー・コバルト」と「ウルトラファイト」パロディー「ウルトラQ」みたいなTVシリーズもあるといいですね。
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