源氏物語歌集 287
巻十八 松風 06 尼君
身をかへて ひとりかへれる 山里に
聞きしに似たる 松風ぞ吹く
2008-0127-ysg287
Kad03-188
□・・・、かの御かたみの琴を掻き鳴らす。折のいみじうしのびがたければ、
人離れたる方にうちとけて少し弾くに、松風、はしたなく響き合ひたり。
尼君、もの悲しげにて寄り臥し給へるに起きあがりて、 (尼君)「身を・・・吹く」□
巻十八 松風 06 尼君
身をかへて ひとりかへれる 山里に
聞きしに似たる 松風ぞ吹く
2008-0127-ysg287
Kad03-188
□・・・、かの御かたみの琴を掻き鳴らす。折のいみじうしのびがたければ、
人離れたる方にうちとけて少し弾くに、松風、はしたなく響き合ひたり。
尼君、もの悲しげにて寄り臥し給へるに起きあがりて、 (尼君)「身を・・・吹く」□