ミュージカル「宣長さんと八尾の伊勢物語」

　この、9/23〈日）にプリズム 大ホールで上演される。
歌人本居宣長の和歌をミュージカルとしてコーラスで歌いあげるものです。
入場料　￥3000円なのだから、主な配役はプロの歌手・プロのダンサーが演じるが
その他大勢組に　主人の所属する合唱団から数名と　村の子供達に
八尾児童合唱団から８０名が合唱に参加します。
毎日毎日これに向けて、家でも練習し、防音室があるわけでないので
家にいる私はたまったものじゃーありません。
　「父母の　むかし思へば　袖ぬれぬ　水分け山に　雨はふらねど ♪」
このように 和歌に　メロディーをつけ歌うのです。
その通し稽古が今日プリズムホールであり、当日は写真撮影できないので
今日撮影を試みたのですが、照明がないため、うまく撮影できませんでした。
夫はただでさえ、シルバーなのに　汚いつぎはぎの、野良着を着せられて
村の老人で舞台に立つのですが　衣装を着ると、ぴったりその者なのです。
その姿を見て私は、自分の老いは忘れ
「ああ、わたしの夫はこんな汚い爺さんか」と思ってしまいました。

日が昇る

今朝も自分の意に反し早朝散歩。
　フリルは４時にはめざめ遠慮がちに「ワン」と小声でわたしを起こしにくる。
寝たふりをして反対に寝がえりをうつと、ぐるっと廻ってきて
顔を嘗め回す。タオルケットで顔を覆うと、爪を立て堀りはじめる。そして
遠慮がちだった声も本気で「わんわん」催促する。まだ暗いし、おやつを与え
時間かせぎすれど、食べ終わるとくりかえす。まさに朝は地獄である。
公園に向かう途中夜中に降った雨で生きついた遅咲きの朝顔が美しく濡れていた。
やっと山の上に日が昇り始め、今日もまだ暑いのだらうな。