僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

お金を送れ

2018年06月03日 | 日記
ジョギングを終えて家に帰ると、家内が言いました。
「大変なことが起きた。ゴンキチが、やらかした」

その瞬間、私はドキッとしました。

『やらかしたって、就職活動をしくじったの。
 それとも単位を落として、卒業できないって?」

洗濯機に洗剤を入れるために、お風呂場へ向かう家内。

「早く続きを言いなさい」
家内の後を追いかけながら、もどかしさを感じました。

「はかま・・・」

『はかまって、なに』

「卒業式で着る、着物とはかま。
 今から予約しないと、間に合わないって」

今は確か・・・6月。
卒業式は、3月。

まだ先の話じゃないの。

「着物とはかまで、〇〇円」
 
「ゴンキチがね。
『成人式の時、着物を我慢したのだから、
 それくらい、いいでしょう』って」

思わぬ、出費。
吹けば飛ぶような、貧乏寺。

成人式の時のようなごまかしは、もう通用しません。

あのお金を、こっちにやって。
このお金を、あっちにやって。

しばらくは、カップめんだな・・・。

甲斐性なしの、はげ親父。
栄養不足で、またはげる。

ps

父ちゃん。
俺、バイクの免許を取るから、お金を送ってくれ。(ナオキチ談)
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