今日の夕方、ちょっと前に「バスが○○停を10秒早く発車した」という苦情があった路線を走った。私は○○停を絶対に早くならないようにと、その2つ手前の某駅を1分遅れで発車した。さらに、次の信号が目の前で赤に変わって、止まっている間に次のバス停の発車時刻になった。私は「これで次のバス停はもちろん、○○停も早くなることはない」と安心していた。信号が青に変わり、バスは右折… すると、横断歩道を渡っていた女性がこちらを振り向いて手を挙げたのである。私は「バス停で待っているから…」という意味を込めて、左ウインカーを出しながら数十メートル先のバス停へ向かった。すると… バス停では誰も待っていなかったのだが、さらに前方から二人の男女が手を挙げて走ってきていた。私は扉を開けて彼らを待ちながら「時計、狂ってないよなぁ?」と不安になってしまった。そして、次の○○停を2分遅れで通過… と思ったら、また一人の女性が走ってきていた… 私は「本当に時計、大丈夫だよなぁ?」と、車内の時計と自分の腕時計を見比べたが、どちらも同じ時刻を示していたので問題はなかった(はず)。今後、この路線では、もっと遅れるように走ろうかな?(ウソ)
今月初めの夕方にA駅発→某学校経由→B駅行を担当した時、某学校から表通り(県道)へ出るマイカーが長蛇の列をつくっていた。当然のことながらバスは遅れてしまった… 某学校バス停から県道までの約500mを進むのに、15分以上もかかってしまったのである。その後も、弊社路線バスは何度かその渋滞に巻き込まれ、バス停で待っている乗客から「いつまで待たせるんだ!」という苦情の電話も入っているようだ。今月は某学校で講習だか研修だかやっているようで、その終了直後にマイカーがドッと出てきて並んでしまうのである。今月に限らず、このような帰宅渋滞は時々あるのだが、そんな時… 「A駅と某学校を往復しているバスは本数が多いから、遅れ始めた最初のバス以外はお客様に迷惑をかけていないかも… けれど、某学校を経由してB駅などへ行くバスは1時間に1本しかないので、その区間のお客様には大変な迷惑をかけている。だから、そのバスだけでも県道をそのまま直進するわけにはいかないのだろうか? 某学校から乗る人たちにしても、そこで15分以上も遅れるくらいならば、500m歩いても目的地に早く行けた方が嬉しいのではないだろうか?」と思うのである。が! しかし… 路線を間違える運転士が出るかもしれない。そういう私が最初にやっちゃいそう…
一昨日(土曜日)に某所でお祭りがあった(私は他の地域を走っていたので関係なかったけど…)。昨日(日曜日)の午後、私はその某所までの路線を走った。バス停(乗車専用)の近くでは、お祭りの後片付けをやっていた。それから約3時間後、再び某所へ向かったのだが… 日曜日とはいえ、夕方ともなれば車も多く、気が付けばバスは7~8分遅れていた。さらに、終点近くの交差点を右折する車が7~8台も並んでいて、一回の青信号では右折できなかった(いつもは右折車なんていないのに…)。そして、高校生らしき男女数名が終点の某所で降りたのだが、すぐに浴衣姿の女の子二人が戻ってきて「今日、何処でお祭りやってるんですか?」と言った。私は「えっ!? お祭りって、昨日じゃなかったの?」と、やや高めの声を出してしまった。彼女らは「え~っと、ほ… ほ~何とか池ってところなんですけど…」と言った。私は「このままでは発車時刻に遅れてしまう」と思ったけれど、カバンの中から地図を取り出して“ほ~何とか池”を探した。すると、ありましたありました。そのバス停(降車専用)から数百メートルのところに… 私は地図を見せながら簡単に説明した。彼女らは「ありがとうございました」と言って去って行った。時計を見ると、すでに発車時刻を1~2分過ぎていたのだが… 私は慌てることなく、5~600m離れたバス停(乗車専用)へ向かった。もしも、これが入社2~3年の頃の私だったら「発車時刻を守らなければいけない」という意識が強くて、最初から「ごめん、全然わからないんだわぁ~」と言って相手にしなかったかもしれない。しかし、最近は「発車時刻よりも大切なことがあるのではないか」と思うように… ん? ただ若い女性と話がしたいだけだろうって!? ハハハ…(否定しないのかよ!)
今日の午前中は某地域巡回バス3号だった。最初は、某駅を7時前に発車するのだが、平日でも乗客ゼロで出発することが多い。それなのに… 今朝は一組の若い男女が乗ってきた(男は外国産、女は国産。共にスリムでなかなかの美形)。7時前とはいえ、まだ8月… 夏の太陽が“ガラス張りの温室”であるバス車内を暑くする。発車直前、私はエンジンをかけて冷房のスイッチを入れた。「ブォ~ン…」と気持ちの良い冷気が車内に流れ… と、その時、車内後方から「寒い…」という女性の声が聞こえた。決して私に訴えたわけではないのだが、聞こえてしまったからには無視することはできない。私は「えっ!?」と思いながらも、冷房をやめて送風に切り替えてから発車した。しかし… その路線の序盤は東へ向かって走るので、運転席の暑いこと暑いこと… 発車してから10分後、某施設で時間調整のためにエンジンを止めて停車した。2~3分後、私は「さすがにもう暑いと思っているだろう」と、エンジンをかける前にスイッチを送風から冷房に切り替えた。すると、それを見ていたかのようなタイミングで、「ありがとう、あったかい…」という女性の声が聞こえた。どうやら、男性が女性の背中を擦ってあげていたようだ。私は「えぇ~っ!? うそぉ~???」と思いながらも、スイッチを送風に戻してからエンジンをかけた。そして走り始めたのだが、やはり暑い… 私は「彼らは何処で降りるのだろう? 途中で他の人が乗ってきたらどうしよう?」と考えていた。それから20分後、とうとう一人のオバサンが乗ってきてしまった(先日、運賃100円を払うのに五千円札を出した人で、今日も千円札を出しました。う~む…)。その後の私は、運転以外でも忙しくなってしまった。スイッチをこっそり冷房に… しばらくして送風に戻し… またちょっとだけ冷房にして… 寒いと言われる前に送風に戻して… それの繰り返しだった。某駅を発車してから約40分後、ようやく若い男女は降りて行った。それにしても「寒い、寒い」って… 風邪でも引いてるんだろうか… ん? まさか新型インフルエンザ!? でも、私のようなオッサンは大丈夫なんだっけ? ハハハ…
先日“新型インフルエンザ本格流行宣言”が出た。テレビのワイドショーでは「ワクチンが足りない」とか「タミフルなどを輸入しなければいけない」とか「政府の対応が遅すぎる」とか言っていた。続いて、あの“覚せい剤女優”の続報が始まった… と、その時、私は「もしも、ある研究機関が《新型インフルエンザ予防には覚せい剤が有効である》ということを発見したら…」なんてバカなことを想像してしまいました。仮にそうなったとしても、国民に覚せい剤の使用を勧めるようなことを、政府は公表しないでしょうね。しかし“自己保身”に関しては貪欲な奴らのこと、「インフルエンザの流行が終わったら覚せい剤をやめればいいんだ」と言いながら、国民に内緒で予防のために吸引して… いつかの“某大臣の酔っ払い会見”とは比べものにならないくらいの“超ハイテンション会見”の連続で… そして奴らはインフルエンザには侵されなかったものの、覚せい剤をやめることができずに全員廃人… そして残った健全な人たちの手で、日本は生まれ変わるのだぁ~。なんてアホなこと言ってないで期日前投票に行かなきゃ…