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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

夏休み… 本を抱えた小学生

2009年08月17日 21時03分55秒 | バス運転士

今日の昼間は、某地域巡回バス2号だった。あるバス停に、一冊の本を抱えた小学生が立っていた。私は彼の前に乗車口(前扉)を合わせてバスを止めたのだが、なぜか彼はジィ~ッと私の目を見ていた。私は「きっと、図書館か小学校へ行きたいのだろう」と思って、「はい、行きますよ」という返事を用意しつつ扉を開けた。ところが、彼は私の目を見たまま「お願いします!」と言っただけで後部座席へ… 思いっきり肩透かしを食ってしまい、ちょっとガッカリ…。。。数分後、バスは図書館を通過… 続く小学校も通過… 私は「車内案内を間違いなく流しているし、“通過します”と予告しているし… 自分の勝手な思い込みだったか」と思った。その後、30個以上のバス停で停止または通過を繰り返し… 約50分後、再び小学校へやってきたところで「ピンポォ~ン!」と降車ブザーが鳴った。そして、彼は「ありがとうございました!」と言うが早いか、猛ダッシュで小学校方面へ消えて行った…。。。ひょっとして寝てた? 返却期限の本を読んでた? バスでドライブしたかった? ん~???