早朝から某地域を走り、その後は昼過ぎまで某大手ショッピングセンター町中編だった。午前１０時にショッピングセンターを出て、約１０分後には最寄り駅に到着… すると、乗客を誘導する係の男性がバスに乗ってくるなり「最近、バスの中で痴漢が出るらしいんですよ。それで、昨日から運転士さんには痴漢注意の案内をお願いしているんですよ。本部とは、そういう話になっていますので…」と言われた。私は“昨日から既にやっている”＆“本部と話がついている”ということで、「またいつもの… 上の方では話がついているのに、現場の運転士には伝わってこない… いかにもウチらしいな」と思って快諾した。そして、駅を発車したのはいいけれど、自分の気に入った“台詞”が思いつかなかったのである。特に“最後の締めの言葉”をどうするべきか迷ったのだ。「すぐに捕まえてください」と言うのか、「警察へ連絡してください」と言うのか、「運転士まで申し出てください」と言うのか… しかし、私に言われてもどうすればいいのか… ややこしい話になれば、私だけの問題では済まなくなるし… ということで、ショッピングセンターに到着してから営業所へ電話をした。すると「そんな話は聞いていない」とのことで、「とりあえず、その件には触れずに運行を続けてくれ」と言われた。それで私は「いつものように普通にやっていればいいんだ」と思ったのだが… “係員のお願いを快諾してしまった”＆“痴漢が出るらしいと聞いてしまった”ので、「このまま何も言わずに過ごすのは… どうなのだろうか？」と、またいつもの“余計なことを考える”悪い癖が出てしまった。そこで「何か良い方法はないものか？」と老朽化した脳みそを使って考えて… “痴漢出没の【噂】を聞いた私が、独断で注意喚起した”というスタンスを取ることにした。そして「車内、混みあいましてご迷惑様です。最近、痴漢が出没するという噂を聞いておりますのでご注意ください」と案内した。実際のところ、私が見たわけではないし… もちろん、触ったわけでもないし…（当たり前じゃ！） 今後は、某大手ショッピングセンターと弊社で何らかの対策を講じることでしょう。例えば、美人警察官に乗ってもらうとか…？？？ そして、なぜか私が捕まったりして…（おいおい！）