goo blog サービス終了のお知らせ 

バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

お爺さんにまんまと…

2018年11月28日 17時39分11秒 | バス運転士
先日の夜、ある交差点をタクシーに続いて左折… 100mほど先にあるバス停へ向かっていた。バス停には、一人だけ乗客がいるような… いないような… 止まらなきゃいけないような… 通過していいような… そんな感じであった。なぜならば、お爺さんがバスの前扉(乗車口)の位置ではなく、中扉(降車口)の位置に立っていたからである。

私が「バス停でタクシーを待っている人って、ちょいちょいいるんだよなぁ~ このお爺さん… 素直にバスを待っているのか、私の前を走っているタクシーを狙っているのか… どっちなんだろう?」と考えていたら、お爺さんがサッと手を挙げたので、「ほ~ら、やっぱり… タクシー狙いだったんだ」と思った。

当然、タクシードライバーも気が付いて、ハザードランプを点滅させながら減速… ゆっくりとバス停に近寄って行ったので、私は「他に乗客がいないことだし… このままタクシーを追い抜いて行こう」と思ってタクシーの横を… と、その時! タクシーが加速したので、「なんだなんだなんだ!?」と驚いた私は慌てて減速&停止… タクシーはバス停を過ぎたところで止まった… と思ったら、すぐにバックバックバック… バス停の後方(よくタクシーが客待ちしている場所)で止まったのである。

私が「???」となったまま横をチラ見… すると、バス停に立っているお爺さんが、私に向かって“バスに乗りますアピール”をしていたのである。えぇ~!? そんなアホなぁ… いくらバス停とはいえ… 立っている位置がビミョーで… おまけに手を挙げられたら… そりゃ~ あなた! 誰だってタクシーに乗ると思うじゃんねぇ~ まさか… このドタバタを狙っていたとか!? いやぁ~ 私もタクシーもまんまと騙されましたわ。ハハハ…