何日か前に、委託元であるお役所のお偉いさんが、委託先である弊社の人間が“ちゃんとやっているかどうか”をチェックしに来たらしい。そして「待機場所などでの輪留め使用が徹底されていない!」と指摘されたようだ。
んが! 何年か前に弊社で起きた流動事故以後、我々は「輪留めをやれ!」と言われ続けているので、ほとんどの場面でやっている。むしろ委託元… ま、いっか! ハハハ…
そういえば… 昨年には「(私が今いる)○○営業所の運転士が、擦れ違う時に(禁止されているはずの)挙手をしている!」と指摘されたこともあったらしい。それについて、弊社の運転士はほとんどやっていないのだが…
ただ、運転士の中には「せっかく(委託元の運転士さんが)手を挙げてくれるんだから」と、手を挙げてしまう運転士もいるのだ。ひょっとして乗っているかもしれないモニターに減点チェックされるという危険を冒してまで…
それなのに…!!! 「○○営業所の運転士が挙手をしている」と言った“おやくしょ様”は、自分の“身内”である委託元のバスに乗っていて、擦れ違った対向車(弊社の運転士)だけを見て、そんなことを言ってくるなんて… これも下請けイジ… ま、いっか! ハハハ…
ちなみに、私は「挙手したい! でも禁止されている!」と思い、チョコンと頭を下げるだけで“我慢”しているのだが… その度に「(相手の運転士さんに)見えているのかなぁ? (気持ちが)伝わっているのかなぁ?」などと考え… スッキリしないまま運転を続けている。
しかし… いくつかの営業所のバスが集まる某総合駅で見ていても、ウチの営業所以外の運転士さんたち(ほぼ全員)が挙手してくれている。これだけ多くの運転士さんがやっていることを… 私を含めた一部の運転士だけがやっていないというのは… “多数派が必ずしも正しいとは限らない”場合もあるとは思うが… この場合は…???