フリーパスをスルーパス

お年寄りが使う“フリーパス”は年に一度の一斉更新なので、定期券のように個々で有効期限が異なるということはない。だから、私は「白地に赤文字のフリーパスだ」と分かれば問題ないと思っていたのだが…


某駅から乗った一人のお婆さん（と言っても、現役バリバリって感じぃ～！）が、財布からフリーパスを抜き出して見せたのだが…　“有効期限年月日”の月日だけしか見えなかった（見せなかった！？）のである。


年に一度の一斉更新からまだ半月余り…　更新せずにズルしている可能性もありそうだが…　私は信用して“スルーパス”した。しかし、そのお婆さんは、バスを降りてからも“私の視線を気にしていた”ような…　やはり怪しい？？？


その後、今度は男性が有効期限年月日の“年だけ”を見せて乗ってきた。まぁ…　確かに…　“月日だけ”と比べれば問題なさそうだが…　「できれば全面を見せてもらいたいなぁ～」と思いながらも、今日も微妙な場合はスルーパスしてしまうのであった…