朝の通勤時間帯… 終点の三つか四つ手前のバス停で5分くらい遅れていた。ということで、私は「もう早発は有り得ないから、終点の某駅に到着するまで時計を見る必要はないな」と思った。
数分後、終点の某駅に到着して、私は「ご乗車ありがとう~(中略)~バス遅れましてご迷惑様でした」と言いながら扉を開けた。すると、若い女性二人が前へやって来て「遅延証明書ください」と言った。
私は「はい」と答えながら、運行カードの“到着予定時刻”と時計を見比べたのだが… その差は僅か1分30秒であった。私は「これでも遅延か… そりゃまぁ、そうだけど…」と思いながら、それぞれに遅延証明書を手渡した。
実は、その時間のその路線の“最後の一区間”には、10分もの運行時間が取ってあったのである。だから、前述のようなことが起こるのだ。また、今の遅延証明書には“遅れた時間”を書くようになっておらず、「詳細については営業所へ連絡を…」となっている。
だから、その時点では彼女たちも「何分の遅延なのか?」は分からないわけで… まさか“僅か90秒遅れ”だとは思っていないだろう。あの後、会社へ行く途中で寄り道して遅刻して… 言い訳に“そんなもの”を提出して… どうなっても知らないぞぉ~! ハハハ…