おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 

2012年01月11日 02時24分04秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、57日(ごひちにち)の御勤めが終わったよ。
私は、段々遠くなっていくおかあちゃんを少し感じたよ。
次は、49日だね。本当に行ってしまうんだね。
今は、私の傍に家の中にいるんだよ。と叔母さん達が言ってた。
おかあちゃん、ありがとう。幸せだった。
私は今、思うんだ。私はおかあちゃんを選んで生まれてきたんだと。
私は、おかあちゃん以外に考えられないもんね。
私は、あの世の事は分からない。おかあちゃんが傍にいてくれた思い出だけだ。
何も分からないけど仏事でやるべき事は精一杯するよ。それが私とおかあちゃんとの繋がりであり、敬意だと思う。
今日ね。御勤めが終わった後に、坊主さんに聞いてみた。
「おっさん、教えて下さい。私は日々悲しさが増してきます。」
この世とあの世の話をされた。自分もあの世の事は分からない。しかし、仏教では、この世より素晴らしい
だから、安心したらいい。そして悲しんでばかりいるとおかあちゃんが心配していく処に行けなくなる。
自力で立ち直るしかない。その姿を見せてあげないと今度自分があの世に行った時怒られますよ。
そう言われた。

よく理解したわけではないけれど、自力で。そうだよね。誰かに力を借りるものではないんだ。
私は、ブログをしていて良かったと思うのは見ず知らずの方々が一緒に悲しんで下さる。
そして応援してくださったり、慰めて下さったりする。一人ぼっちになったと悲しんでいる時に
一人ぼっちじゃないよ。と思わせて下さった。嬉しかった。

御勤めが終わって叔母さん達と会食をした。いろいろおかあちゃんの思い出話をした。
おかあちゃんは、私一筋で生きてきた。私の悪い事を言ったりしたらすごく怒った。って。
私は子供の頃から愛を一身に受けている事をズーと感じて生活してきた。
だから、おかあちゃん幸せだったし、こんな事したらおかあちゃんは何って感じるだろうと思って
自制も出来た。みんなおかあちゃんのお陰だよ。
駅まで送って行って、叔母さん達に抱きついた。人肌が恋しかった。
いつもいつもおかあちゃんに、引っ着いていたもんね。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
これからもズーとズーとズーと一緒だよ。
コメント
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