新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

ブールジュ② 大聖堂南扉口。長身の聖人たち。傷ついても尊厳を保つキリスト像。

2020-08-04 | フランス・ブールジュ

 ブールジュ大聖堂の後ろ側に回ってみた。西正面と違って荒々しい表情の、ゴシックの特徴がよく出ている。

 天井の重量を支えるフライングバットレスがそそり立つ。

 まるで剣の切っ先のようにとがった形だ。

 南扉口左側。長身の聖人たちが整然と並ぶ。

 扉口の中心には聖なるキリストの像。ちょっと顔面が傷ついているようだ。

 でも崇高な顔立ちであることはよくわかる。

 こちらは南扉口右側。同様に聖人像が並ぶ。

 タンパンには鳥や動物たちが配置されている。

 扉口の上部に面白い形の穴があけられている。

 そこを通して見上げる空には、次々と雲が流れていた。夜には雨になるかも。

 大聖堂裏の公園にあった群像。楽しそうに踊る子供たちの幸せな様に、ちょっと見とれた。

 さあ、それでは大聖堂の中に入ってみよう。

 


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