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日々の徒然日記、旅行記など

青森(2023.10.09)①

2023年10月09日 | 国内旅行

青森、2日目。
6時過ぎに起きて、チェックイン時に渡されたチケットを持って朝食会場へ。

会場は昨日の夕食と同じ場所で、同じくビュッフェ方式になっています。

朝から海鮮茶漬けやホタテのみそ焼き等を食べられて、幸せ♪

朝食の後は部屋に戻って荷物整理をし、チェックアウト。
10年前に泊った時に比べると、かなり進化していた「青森屋」。
スタッフのホスピタリティもバッチリで、常に人気なのがうなずけるお宿でした。

青森には他にも星野リゾートがあるので、そっちにもいつか泊ってみたいなぁ。

宿を出発し、昨日ドライブしてきた道を引き返しながら観光に向かいます。
まず立ち寄ったのは「奥入瀬渓流館(奥入瀬フィールドミュージアム)」。

奥入瀬渓流にあるミュージアムショップで、中にはいろんな自然の展示やショップがありました。
散歩ツアー等もあるみたいなので、時間がある人は自然散策もいいね!

少し進んで「睡蓮沼」へ。
駐車場が近くにないので、みなさん路肩に止めております。

階段を登って展望台に向かうと…、

見事な八甲田連峰がっ!

少し色づいてましたが、紅葉がピークだったらもっとキレイだったんだろうなぁ。
でも大自然の涼やかな空気が美味しいっ。

お次は「地獄沼」へ。
温泉が湧いているからか、遠くの方に湯気が上がっていました。

水が少し青くて、山並みが映っているのが美しい。
道を挟んだ場所には「まんじゅふかし」があり、温泉の湯気で暖かくなったベンチに座ることができる場所がありました。

八甲田山と並んで有名な紅葉スポット「城ヶ倉大橋」。

長さ360メートルのデッキアーチ橋で、高さは122メートル。
橋の両端に駐車場があるので止めて歩いて渡ってみると、高くて思わず足がすくみます。(^^;

橋を見学した後は、青森駅方面に車を走らせ「八甲田山雪中行軍遭難資料館」へ。

1902年1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山に向かう雪中行軍の途中で参加者210名が遭難し、
199名が亡くなった事件の展示が行われている施設で、70歳以上は入場無料になっています。

チケットを買って入口を入ると、後藤伍長の銅像のレプリカが。
後藤伍長は生存者の一人で、本物の銅像は八甲田山近くの「雪中行軍遭難記念像 (歩兵第五聯隊第二大隊遭難記念碑)」にあり、
ここに来る途中で「後藤伍長発見の地」という標識も見かけました。

ちょうど到着した時にボランティアガイドの方の解説が始まったので、説明を聞きながら幸畑陸軍墓地へ。
ここには雪中行軍遭難事件で亡くなった199名の墓標と当時の生存者11名の墓碑がありました。

明治天皇と皇太后の御歌が刻まれた碑。

それぞれの碑に書かれている「死體発見」と「死亡」の文字。

「死體発見」は発見された時にすでに亡くなっていて、「死亡」は発見時は生存していたものの
その後亡くなったことを表しているんだそう。

解説が終わったあとは、展示室を見学。

説明を読んでいると、なんとも過酷な環境で壮絶。
この遭難事件は映画になっているそうなので、一度見てみたいなぁ。

当時と現在の装備を比較した展示。
極寒の中、こんな薄い服装だったなんて…、信じられない。

革靴や藁靴はやはり凍傷になりやすいそうで、ゴム長靴を履いていた人は唯一、凍傷を免れたんだそう。
凍傷を防ぐため足の指に唐辛子を砕いたものを付けて油紙で覆っていたそうですが(右下)、そんなに効果はないよね…。

亡くなった人は無念だっただろうけど、生き残った人もまた大変な思いをしたんでしょうね。
なかなか重い内容の展示でしたが、当時の様子をリアルに感じることができる施設でした。


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