米沢市出身の洋画家 椿貞雄の生誕120年を記念した展覧会を開催します。1896年(明治29)、米沢市の上花沢仲町(現在の東)に生まれた椿は、画家を志し上京。岸田劉生と運命的な出会いをし、ともに草土社の創立に参加、当時の画壇に新風を巻き起こしました。劉生亡き後、61歳の生涯を閉じるまで、写実の道を追求し続けた姿は自らの言葉「画道精進」に象徴されています。生涯の師であり同志であった岸田劉生との出会いからイーゼルを並べた制作活動、家族ぐるみの付き合いや白樺との関係などから、椿と劉生の芸術思想や、椿にとっての劉生の存在意義について考えるとともに、二人が追い続けた「日本人の油絵」を椿が成就していく過程をたどります。
本展では、椿と劉生の草土社時代の作品や周辺資料を含め、前・後期合わせて約200点を展示します。
上杉美術館
本展では、椿と劉生の草土社時代の作品や周辺資料を含め、前・後期合わせて約200点を展示します。
上杉美術館
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