博多港で働く人たち

博多埠頭には、壱岐対馬行きのフェリーターミナルがある。
ここでは、フェリーに積み込むため荷物を運搬する男達が働いている。

黙々と体を動かしている。
湾の対岸には、韓国行きの白い船体のフェリーが見える。





（2008.12.20　博多埠頭にて　福岡市）

博多港に生きる ２

彼は、博多埠頭で暮らしている。
やはりダンボールの家では少々寒いとのことである。

これからますます厳しい寒さとなる。
しっかりしのいで季節を越えて貰いたい。




彼の方丈屋である。



（2008.12.20　博多埠頭にて　福岡市）

博多港に生きる １

博多埠頭の先に公園がある。
その公園の海側には小さな社がある。
山笠で有名な櫛田神社の海の離れ社である。

この公園には、数人の男達が住んでいる。
この男もその一人だ。

彼は薪を燃やして友人と暖をとっていた。
僕も一緒に冷えた体を温めさせてもらう。

彼は必要最低限の道具や食物で暮らしている。
無駄なものなど何もない。
全く裕福とか贅沢とかとは無関係な世界を選び暮らしている。
しかし、
彼の顔、そしてその表情、行動になぜか優しさを感じてしまう。



（2008.12.20　博多埠頭にて　福岡市）

博多港 釜山行きビートル ２

博多湾内を加速して進む韓国（釜山）行きの高速船である。
３時間足らずで韓国に着く。
往復２万円である。

湾内で内航船とすれ違う。


あっという間にクリスマス衣装の灯台を過ぎ、湾外へと飛び出していく。
船体が海面からせり上がっているように見える。


（2008.12.20　博多港　福岡市）

博多港 釜山行きビートル １

博多港と韓国釜山を高速船が毎日４往復している。
この船は、ＪＲ九州のビートルである。

博多港から釜山に向け出航しようとしている。
ビートルは徐々に湾内を加速していく。


下の写真は停泊しているビートル。
その後ろにやはり釜山行きのフェリー「ニューカメリア」が停泊している。

上空には、福岡空港に着陸しようとしている航空機が見える。
福岡博多は、古代から交通の要衝なのである。



（2008.12.20　博多港　福岡市）