Vitamin Qsyu 応援隊

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メタボ人の独り言

茂木の男たち (03)

2008-05-25 | 
鱧料理は手がかかる。

船上で、漁師が魚をさばいていた。(調理していた)
魚は、鱧(はも)。歯が鋭い。

漁師に「網で獲ったのか?」と尋ねると、延縄で獲ったとのこと。

延縄(*)で獲った鱧なので美味しいが、それでも臭みがあるので、3日程度いけすで活かし、臭みを取ったとのこと。

これから表面のぬめりをとり、砥石で出刃包丁を研ぎながら、手際よく3枚におろしているところであった。

魚の中でも、鱧が一番手がかかるそうだ。

今度、おかみさんから築町市場で買い、酢味噌で食べたいものだ。

(写真 2008.05.25 朝 撮影 長崎市茂木町)

(*:延縄)
釣り漁具の一。一本の長い幹縄に適当な間隔で、浮きを結ぶ浮縄と釣り針のついた多数の枝縄をつけたもの。それぞれの釣り針に餌(えさ)をつけ、海面下に浮かせあるいは海底に沈めて張る、浮き延縄と底延縄がある。

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茂木の男たち (02)

2008-05-25 | 
やはり茂木の男は働き者である。

この漁師は、漁に用いる「刺し網」の修理に余念がない。
15歳から続けているベテランだ。

横でじっと見ていたが、糸と大きなプラスチック製の縫い棒、はさみ、そして口を使って上手に無駄なく修理していた。
この網の長さは、約500mもある。
自分で漁に出て、自分で修理する。

後継者はいるのだろうか?


(写真 2008.05.25 朝 撮影 長崎市茂木町)


(刺し網)
海中に張って、網目に頭をさし込ませたり体をからませたりさせて魚を捕獲する網

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茂木の男たち (01)

2008-05-25 | 
茂木のおかみさんたちは、とても働き者だ。
築町市場で、朝6時過ぎには働いている。
「朝早いですね」と声をかけたら、「朝の2時過ぎには起き、漁船が戻ってきてから獲れた魚を仕分けして築町に来ている」と言われ驚いた。

おかみさんに、頑張ってもらっている男たちも働き者である。
漁の合間に、漁師仲間でくつろいでいた。

今日も、昼過ぎから出漁するとのこと。

やはり、漁師は浅黒くたくましい。

しかし、

燃料費が高くなっていること。
漁獲量が減ってきていること。
魚の値段が輸入品に押され安いこと。
後継者の若者が少ないこと。

これらが、漁師の悩みであった。

「地産地消」を一人一人が心がけないと生活を守れないのかもしれない。

「安心」・「安全」・「安価」が揃えば、鬼に金棒なのだが・・・・。


(写真 2008.05.25 朝 撮影 長崎市茂木町)
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茂木(もぎ)へ行った。

2008-05-25 | 街(都会)
長崎市から南東に約7kmほどに、茂木漁港がある。
早朝、ここを訪ねた。
長崎の築町(つきまち)市場を散歩していると明るく元気なご婦人たちに毎朝出会う。
訪ねたのは、この人たちが、茂木から来ていることを知り、そこをどうしても訪ねたくなったからである。

仕事では、何度か車で来たことはあったが、素通りのため漁港という他には記憶に残るものはない。

今回は、約半日、ゆっくりあるいて廻った。

土地は、海岸に平坦部が少しあるだけで、山すそに向かって小さな漁港を形作っている。

漁港の中は、漁船でいっぱいだ。
以前より船は減っていると聞くが、それでも多い。
船の横が黄色で塗られている船が、底引き漁を行う漁船である。


今日は、あいにくの小雨模様の曇り空だが、天気がよければ、海、山、空が美しくよりそい輝く港町である。

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