ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

心に残る人びと (三木睦子) 

2010-12-30 10:01:43 | ブック(記憶に残したい本、文章)

 今年も後2日となり、今年読んだ本をブログカテゴリーを選択し、パラパラと見てみた。その中で記憶に残るのは、椎名誠 紹介の「コンティキ号探検記」と出久根達郎のエッセーに登場する、逸話も、面白かった。いずれにしても、多くの本が、毎晩寝る前の楽しみを与えてくれた。

心に残る人びと (三木睦子) 平成9年 岩波書店刊 三木武夫元内閣総理大臣の妻で、昭和電工の創業者・森コンツェルン創業者の二女ときているから、心に残る多くいる。芦田 均夫人と、鳩山一郎夫人などの思い出話しや、金日成北朝鮮主席との家族ぐるみの交流が面白く書かれていたが、この本以外にも多くの心に残る人は沢山いたであろう。

今年も、兄を亡くし、また敬愛する先輩ともお別れした。私にとって心に残る人は誰であろうかと、いざ思いうかべると、私のように平凡な人生で、狭い世界しか知らない者にとってもそれなりに多くの人がいる。人生を教えてくれた、先生や、先輩、ある時代に仕事や遊びで命を共にした人、(これはチョットオーバー)、スポーツで共に若き血と汗をたぎらせた人はいた。これは誰でもそのような人はいるのであるが、少ない人の場合寂しいことでしよう。父親、母親等の家族は、別として、思いめぐらせてみると、現役でパリパリの人とはこれからも、未知の思い出が作れることであるから、どうしても、疎遠になっている人が浮かんでくる。私にとっては、30年ほど前に酔っぱらい運転で被害に遭われた、ISHIさんを、今も忘れる事はできない。もっと、話したいことがあったし、もし、生存されていれば、沢山のお酒も飲めたことであろうと悔やまれる。彼の好きだった曲は数々あるがその中から、霧ののサンフランシスコで思い出してみたい。

 http://www.youtube.com/watch?v=ryF9p-nqsWw&feature=related