今日年末最後になって、今年見た映画を振り返っている。それも紅白歌合戦 “マルモリ”や、“AKB48”など、ところどころ見て、回想記録をまとめている次第である。それにしても、今年も100本を超す映画で、涙をながしたり、時にはウットリしたり、日常生活に刺激を与えてくれた。家内の今夜は、紅白で回想どころではないため、正月にでも、2011年もっとも感動した映画をユッタリとした気分でセレクトすることにする。
コラテラル 2004年 トム・クルーズ ジェイミー・フォックス ファーストシーンは、人混みの空港で男同士のヤリトリがあったが、これが不可解でわからなかったが、最後に理解できた。コラテラルとは‘巻き添え’であるらしいが、タクシー強盗のシーンから始まった。トム・クルーズが、めずらしく悪役での主人公の殺人犯、巻き添えとなる、運転手が、J・フオックスで、T・クルーズ演じる殺し屋は、いとも簡単に、人を殺すがなぜかニヒルな魅力があり、一方の黒人運転手も貧しい、人間味が溢れるイイオジサンである。このたった二人のドラマであるのだが、それほど残酷でもなく、二人の会話のウイツトに飛んだ会話の応酬が面白かった。
ザ・ロイヤル・テネンバウムス オール・ザ・キングメンズ 2002年上映 ジーン・ハックマン主演 長ったらしいタイトルであるが、中身はバラバラの家族のくりなす些細な家族愛のストーリーである。
紳士協定 エリア・カザン監督 1947年、日本では、戦後まもない時のの作品である。 グレゴリーペックが、主演するがなんといっても若いG.ペックである。 ストーリーは、当時の反ユダヤの記事を依頼され、自分も、ユダヤ人になりすましてまでの、記事を書く情熱記者である。当時のユダヤを否定するアメリカの国情と、活気あるニューヨークが見応えがあった。