佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

請願への短い道のり

2018-09-17 03:52:36 | 政治

宇治川太閤堤跡の歴史公園事業について
言いたいことは、ずっとありました。
いったい何のために建てるのか。まちづくりに必要なものなのか。
本当に地域の活性化につながるのか。PFI事業で大丈夫なのか。
今後ますます財政が苦しくなるという今、
これだけ莫大な税金を投入して新しい公共施設を建てて大丈夫なのか。

これから始まる9月定例議会で契約議案が提出されることを知りました。
この議案が可決されると、工事が始まってしまいます。
止めるのは今しかないというおもいで、請願を出しました。

受理された請願5件のうち、
歴史公園事業の見直しを求めるものが3件あったと知り、
同じ思いで意見を届けようとする人たちがいたことをとても心強く感じました。

請願は、国や地方公共団体の議会に対して直接意見を申し立てる方法で、
憲法でも認められている権利です。
請願は個人でも団体でも出せます。

請願を出そうと決めて、
一気に書き上げたのが提出締め切りの2日前。
提出には、一人以上の紹介議員が必要なので
そのお願いをするために、あちこちに電話。
初めての請願なので、いろいろと戸惑うこともありましたが、
何とか提出できたときにはホッとしました。

受理された請願は、委員会に付託されます。
わたし以外の2件の請願には公聴会の開催を求める内容が入っていたので
久々に公聴会が開かれるかもしれません。
9月議会は、歴史公園一色になると予想されています。
市民の意見をどこまで受け止める議会となるか
議員一人ひとりがどんな発言をするのか注目してほしいです。

最後に少し長くなりますが歴史公園事業について
なぜ見直しを求めているか請願理由として書いた文章を貼り付けます。
読んでください。

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今年度から厳しい財政状況を理由に公共施設使用料の値上げをはじめとする
市民サービスの低下や事業の打ち切りなどが行われ、市民は負担を強いられています。
そのような状況のなかで、多額の税金を投入する
公共施設建設を進めることは到底理解できることではありません。
市が当事業の期待される効果としてあげている
「宇治への愛着・誇りに思う心の醸成」や「定住促進への効果」、
宇治市全体の「イメージアップに貢献」や「まち全体の品格向上」などは、
抽象的な表現にとどまっており、
それがどれほどの経済への波及効果を生みだしていくかは示されていません。
財政が将来的に苦しくなるということを予想しながら、
いったい何のために巨額の税金を使って新しい施設をつくろうとしているのか、
それは市民にとって必要な事業なのか
納得のいく説明がされないまま進められていることは、
行政に対する不信感すら生みだしています。
先行きが見えない大型開発に税金を投入することで、
宇治を誇りに思うことはできませんが
市民の暮らしをよくするための政策が実現され
「宇治で暮らしてよかった」と実感できることこそが
宇治を誇りに思う気持ちにつながります。
設計から建設、運営、維持管理のすべてを民間事業者に20年間近く委ねるPFI手法は、
「安くて優れた品質の公共サービスの提供を実現する」という理由で進められてきましたが、
他自治体では民間事業者の経営破たんによる失敗例も出てきており、
経営予測が大きく外れた場合、長期間にわたり大きな財政負担をもたらす負の事業となります。
人口減少による収入の落ち込みやさらなる高齢化の進展に加え、
公共施設の老朽化の改修、子育て環境の改善、地域交通の利便化、防災力の向上など、
いま宇治市で暮らす市民の暮らしと直結した多くの課題を
解決するための事業を優先して進めることが市民の願いです。
国史跡太閤堤跡は、宇治市の歴史を知るうえで
重要な歴史的建造物であるという認識をしていますので、
遺跡の保存・活用は市の事業として進めることに異はありません。
しかし、歴史公園の建設については、
この事業が宇治市全体の発展にどれほど効果を挙げるのか、
将来的にどのようなリスクが考えられるのかをきちんと示し、
必要なものであれば、どのような機能を市民は求めているのかを
市民との十分な話し合いを積み上げながら、
納得のいく形で進めることが必要です。
9月定例会で、議案第83号として受託民間業者との契約議案が提出されましたが、
この議案が可決されますと、市民の理解を得られないまま事業が進んでしまいます。
宇治市にとって、長い将来にわたり財政負担をもたらすこの事業の見直しを強く求めます。




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