地面を緑っぽい鳥が何かつつきながら動いている。瞬間、アオジかなと思ったが、アオジにしては全体が緑、姿はウグイスに似ている。ウグイスかなと思ったら、腹面に褐色の色が見えた。違う!相思鳥みたいだ。カメラを持って外に出る。鳥はブッシュの中に隠れ、飛んで行ってしまった。
しばらくして鳥の餌台を見ると、スズメに混じって相思鳥がいる。まず嘴を確認。赤い。確かに相思鳥だ。わが庭では初めてお目にかかった。 ちょっとブレているけど、確認は出来るね。
相思鳥: Leithrix luter : Pekin Robin
スズメ目チメドリ科 東アジア 中国から移入(篭脱け鳥)
オスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わすをするので、相思鳥と名が付いたのだそう。
註: 本来は中国南部、東南アジア、ヒマラヤにいた鳥ですが、江戸時代中期に飼い鳥として輸入されここ20年位の間に籠脱け(篭脱け)によって日本国内で自然繁殖するようになったそうです。日本の各地で観察されるようになり、メジロやウグイスの生息地を荒らすのではないかと心配されているようだ。