水害のニュースを見ながら、災害時には、日常の中に潜む危険が多々あるということだ。
木曜日の夜、コズミックフロントを見ながら寝入ってしまった。昼間、暑かったが、薬をとりに行ったり、ケアマネさんが来たり、書類の整理をしたりといろいろ用事があったので、疲れてしまったのだろう。コズミックフロントは今は再放送の時期なので、どうしてもと言う気がなかったこともある。和美さんに起こされ、目を覚ますと、テレビが一人で騒いでいた。11時過ぎだった。お風呂に入りたいが湯を張るのが面倒、なんせ眠いと横になったが、やはりシャワーを浴びようと起きだした。髪を洗い汗を流し、さっぱりすると12時過ぎ、いつもの時間だ。暑いというのでエアコンをつけ、眠りについた。しばらくすると、papasanがわめいている。部屋は真っ暗。でも、エアコンはついているし、蚊取り器の電気もついている。状況は読み取れた。壁面にある蛍光灯のメインスイッチを切ってしまったのだ。そこでメインスウィッチを押しに行こうと思ったのだが、私は暗いと目が見えない。自分の居場所が分かればどこに何が置いてあるか把握しているのだが、ベッドの上に立ったのが災いして、居場所がわからない。3篇回って、だ~れ、だ。手探りで降りたら、いつもの箪笥の前ではなかったらしく、しかも上履きに躓いて滑ってしまった。ガシャ~ンと音がして背中から倒れこんだ。衣類のポールにぶつかったらしい。背中を打った。お肉がないので直接骨に響くみたいだ、痛かった。ここにポールがあるってことは、出口がわかれば勝手に廊下の電気がついてくれるのだが、出口がわからない。手探りをしている。やっと固いものに触った。箪笥かな?近くに引き戸があるはず。と、廊下の電気がぱっとついた、センサーが私を感知してくれたのだ。で、すぐにメインスウィッチを入れると天井の電気はすぐについた。見るとpapasanが床にへたばっている。夜中にまたうろついて、転んで立てなくなったものと見える。でも私も背中が痛くて助け起こしてやるわけにはいかない。そこにつかまって、と口で指示している。時間はかかったが何とかpapasan立ち上がることは出来た。毎度のことなのでこちらは慣れている。背中は打ち身なんだろう、呼吸をしても痛い、こんな時は寝てしまうに限る、でも目が覚めてしまった。仕方なくテレビをつけてみている。吹上の森をやっていた。以前見たことがある。
この程度でよかったが災害時には目も見えないし、条件も悪くなっているだろう。日常の中に潜む危険を感じた次第。
木曜日、薬をもらいに行ったとき薬剤師さんが、「昼、夜の薬はありますか」と聞いた。「えっ、朝食後だけですよ」と答えると、「昼、夜、余ったのを飲んでいるんですか」と言う。「いいえ、先月、いただいた薬が朝食後だけだったので、飲み残しが多いから、先生と相談して朝だけにしてくださったのかと思っていましたよ」と答えた。「残ったのはないのですか」「ええ、残ったのは全部ここに持ってきて処分してもらいました。だから一月、昼夜は飲んでいません」「どこか具合が悪くありませんか」「わかりません」と答えると「先生に伺っておきます」と言うことだった。
金曜日、薬剤師さんから電話があった。「お薬の飲み方について先生からお話があるので先生に電話してください」と言うものだった。そこで朝倉さんへ電話をすると診察中だったので、11時を待って再度電話をした。薬は昼も夜も飲む必要がある、その薬は4種類あって、2種類は糖尿病の薬だという。診察で糖の数値が高くなっている、とも。あらまっ、またアイスクリームを食べていますよ」「よくないですね」「ジャ~そういいます。薬はどうすればいいのですか」と聞くと、処方箋を出しますから取りに来てください、と。あそこまで行くのはちょっと今日はつらい。そこで和美さんに頼んで処方箋をもらってセイジョーに届けてきてくれるように頼んだ。すぐできるかと聞くと、バラならすぐ出せるけど1回分ずつ梱包となるとすぐにはできないので明日にしてくれと言う。やれやれ。情報の行き違いだな。でもまぁ、いつも調剤してもらっている薬局なので、チェックがきいていい。