oh,la,la！

今日はビンごみの日。７時４５分ごろ、Papasanがビンを出しに行った。ゴミ出しはpapasanの役目。集積場まで私の足で往復４００歩、だからPapasanの朝の運動に少しでもなればと思ってやってもらっている。はじめは一緒に行ったが、今は一人で行く。


昨日届いたリンゴの半分を冷蔵保存するため籠に入れようとしていると「おはようございます」と言ってマスクをした見知らぬ女性が新聞を持って来てくれた。「ありがとうございます」と新聞を受け取って、外を見ると後ろからpapasanがやってくる。
「転んじゃったんだ」「じゃ～、起き上がらせていただいたの？」「そう」「それはそれはありがとうございました」と礼を言うとその女性はそそくさと戻って行った。

「どこで転んだの？」「ごみのところで」「じゃ~あの方が通りかかって助けてくれたの？」「そう」「どうして転んだの？」「わからない。気が付いたら倒れていた」「えっ、お座りしたんじゃなくて倒れちゃったの？」「そう。倒れていたらちょうど車が通って、ご主人と奥さんが下りてきて起こしてくれたんだ」
どうも奥さんが心配して家まで送り届けてくださったみたいだ。ありがたいこと！

「明日もゴミだけど、mamaも一緒に行くよ」「大丈夫だよ」「大丈夫だとは思うけど、人様にお世話掛けちゃうといけないからね。いつも監視付きじゃ嫌だろうから、一人で買いものぐらい自由にさせてやりたいとは思っているんだけど。大分一人で動けるようになったから安心してたんだよ？？」

社協へ行って、外で転んだ時の立ち上り方を教わって来ようよ。少しづつ訓練しておかないといけないよ。

９時過ぎ、息子の車で、くりはら眼科に二人そろって連れて行ってもらった。私は目薬が終わってしまったので。視力検査をするといつもより右目が見えない。右目は見えなくなるのは覚悟の上だが、今日の見えなさには愕然。「見えにくいですか？｝と先生。「はい」「ではもう少し検査をします」待合室で、瞳孔が開く薬を指し２０分待つように言われた。テレビを見ながら待つこと２０分。介護士さんが検査して「瞳孔が開いていないのでもう一回」と言って目薬をさした。「さらに２０分ですか？」と聞くと「１０分でいい」という返事。一度で瞳孔が開かない人も多いと言われた。３０分過ぎもう一度検査をして「まだ開かない」という。「今日はもういいですよ」と言ったがもう一度だけと薬をさした。私の目、なにを反抗しているんだい。さっさと帰りたいのに。３回目の検査でも瞳孔は十分開いていないが、固定しているからと網膜、眼底の写真を撮った。

大分白内障も進んでいるそう。一度で済むかどうか難しい手術になると脅かされたが、結局手術をすることになった。まずは来月そのための検査をする。で、３時からの予約をした。１時間位かかるという。今日は採血もした。いつも待たされるばかりだったが今日はPapasanを十分またしてしまった。

ヴァイオリンパルチータ

インフルエンザと診断されてから１週間がたった。処方されたタミフルは規則正しくきちんと服用した。しかし、１週間前に舞い戻ってしまったかのように調子が悪い。やだねぇ。

昨夜、真夜中からBSで五嶋みどりさんのバッハの無伴奏ヴァイオリンパルチータ全曲演奏があったのでそれを聞いていた。終わったのは午前２時４０分。ドイツのケーテンの小さな教会での収録だったが、聴衆が誰もいなかったから、収録のためにこの教会を借りたのかもしれない。ケーテンはバッハゆかりの地でもある。
その昔はレコードの録音には音響のいい教会を利用していたことは知っているが、まさかそのためではなかろう。いい演奏だった。きっとみどりさんは優しい人なんだろうと感じるような演奏だった。

五嶋みどりさんの全曲演奏のCDは持っている。買ったときは気に入らなくてお蔵入りさせてしまっていたのだが、今夜の演奏を聴いて、なぜ気に入らなかったんだろうといぶかっている。

そこで朝から、五嶋みどり、ヘンリック・シェリング、グルーミオとヴァイオリンパルチータのCDを３枚出してかけている。

ぶるぶる

寒い日ももうじき終わると予報で言っていた。

「ぶるぶる」は寒くて「ぶるぶる」と[bulbul」をかけている。「bulbul]」は英語でヒヨドリを指す。
だいぶ前からヒヨドリ集団に、一羽、私を見るとひなが親に甘えるように羽を小刻みに震わせるのを見つけた。シフォンを持ち「これか？」と言いながら窓を開けると、窓近くまで空中を羽ばたいてくる。もちろん必ずシフォンはもらえる。それで習得したのか、このゼスチャーをする。かなり遠くからでもこのゼスチャー。羽を小刻みに震わすしぐさをする。で、この鳥に「ぶるぶる」と名付けたのだ。ヒヨドリのbulbulも相まってちょうどいい名前だ。

昨日、息子は目の教室をのぞいたらお供え物があったと言って、鳥の死骸を持ってきた。きっと前のネコがとったのだろう。「ちょっと、アオジみたい。見せて」と受け取るとアオじではなく「クロジ」だった。傷一つなくきれいな姿だ。かわいそうに。クロジがそばに来ているのは知っているが、メジャーな鳥でhないからそうそうお目にはかからない。もったいないな。ただし、死んだ動物の写真は私は撮らないから、埋めてもらった。

「見ざる、聞かざる」だなぁと言いながらニュースを見ないようにしている。
アパホテルの南京大虐殺はなかった、という自書を客室全室に置いてある話。オーナーがどんな考えを持とうがこの国では一応認められてはいるが、不特定多数の宿泊客に見せるべきものではない。よし、どんなことがあってもアパホテルには泊まらないぞ。

曜変天目

昨年の鑑定団の前宣伝で、幻の曜変天目、４個目が見つかった、というのがあった。一般的には現存する曜変天目は世界に３個、すべて日本にある。（大阪・藤田美術館、東京・静嘉堂文庫美術館、京都・大徳寺龍光院）
用変天目は、実際にお目にかかると、小さな天目茶わんだが、それらは実に美しい。美しいだけでなく、果てしない宇宙に吸い込まれるような、精神的にも開放されたおおらかさを覚える。すっかり曜変天目はお気に入りになってしまった。だから新しく発見された茶碗を期待してテレビの放映を待っていた。

画面に現れた曜変は色も薄く、美しいとは思えなかった。でも専門家たちが鑑定したのだから、曜変には違いないだろう、ただしあんまりいい出来のものでなはいかもしれないとも思っていた。実際に見て見なければ何とも言えないのは経験済み。そのうち公開されるだろう、そうしたら見たいものだとも思っていた。

昨日のネットに瀬戸の陶芸家が、あの曜変天目に疑義を呈している、という記事を読んだ、疑義を唱えているのは長江惣吉氏。長江さんと言えば、親子二代、曜変天目の再現に心血を注いでいる陶芸家。その長年にわたる研究、苦労はテレビで放映されて知っている。その長江さんの疑義なら耳を傾ける価値はある。東洋陶磁器博物館の学芸員も疑問を投げかけている。ここにも国宝の油滴天目がある。

「永仁の壺」事件を思い出している。壺、正確には瓶子、が贋作であると決着しているが、実際には詳しいことはわかっていない。
素人が興味本位に言うのではない、ぜひとも学問的にきちんと決着をつけてほしい。

写真はネットにあった、今回発見されたという曜変天目茶碗。

インフルエンザ

なんと、なんとインフルエンザにかかってしまった。

昨日の朝はちゃんとパンを焼いた。仕事をしているときは、厚着だとうっとうしいので薄着で作業をしているから寒いことは寒い。

ここのところタヌキに会っていない、たぬ２，３にはもう一回薬を飲ませたいのだが、と言いながら外を見ていた。
トービーとカラスはちゃんと来る。シロハラやイソヒヨドリにもシフォンを上げながら、都市対抗を見、シフォンをもう一つ焼かなければならない、と思いつつ居眠りをしてしまった。それが悪かったのか、起きていられなくなった。早めに布団に入った。しかし日曜日は見るテレビがある。ダーウィンが来た、日曜美術館、クラッシックアワー、美の壺か題名のない音楽会、そしてサイエンスゼロ、と真夜中まで続く。

今日の日曜美術館は楽さんだ。絶対に見る。長次郎、楽家４５０年の名品はほとんど実物にお目にかかっている。根を詰めて見ていたので疲れてしまい、音楽は聞くともなしに聞いていた。ベートーベン特集みたいだった。

早く寝ると何度も目が覚める。そのたびにトイレに行くので体が冷えてしまう。
私が寝込むとごはんの支度をしてくれる人がいないので、食事にありつけない。おなかは空いていないが水分補給をしないと脱水状態になってしまいそうだ。仕方がなく起き出し、用意を始める。外の鳥たちはやっとお目覚めとばかりに、窓のそばで待っている。

患者さんの少ない時間を見計らって１１時過ぎに朝倉病院へ行く。検査をすると陽性。あっら、まぁ、痛い思いして予防注射したのにねぇ。
先生曰く「予防注射をしておいたからこの程度で済んだのですよ」と。薬をもらって帰る。タミフルだ。私はかかったのならPapasanもかかってしまう。私がうつしてつらい思うをさせてはかわいそうなので、聞くと予防薬もあるというので、それをもらってきた。同じタミフルだが、飲む回数が違う。私は１日２回だが、Papasanは１回。

今までインフルエンザになんて罹ったことはなかったのに、予防注射だって受けたことはなかったのに、やはり年には勝てませんかねぇ、と言って笑った。
息子が食料の在庫はあるの？と聞いた。あるある、うんとあるよ。カレー、肉まん、あんまん、トマトソース、皿うどんもあるよ。肉も買ったばかり。ソーセージ類は冷凍してある。チーズも。