足をのばして秦野の大岳院へ行ってきた。もちろん安藤忠雄さんの設計した寺の本堂を見にである。1時を回っていたが、たぶん2時にはつくだろうからとお昼を我慢して、西湘バイパスを二宮から秦野へ向った。食事は以前見に行ったとき、そのときも食べたけど、親切に教えてくれた一の屋さんでしようと思って。一の屋さんについたのが2時10分過ぎ。オーダーは2時までで、受付の女性が親切に調理場まで行ってくれたのだが、板さんがもう外出てしまっていて、食べることが出来なかった、あ~、残念。
そのまま大岳院へ。本堂はたぶん庫裏も含めて、正方形に近い形。周りに水庭が3面を取り囲んでいる。本堂はのびやかで、環境と実によくマッチしている。まったく違和感はない。なるほど、なるほど。
正面に駐車場があり、「ご自由に参拝してください」の張り紙があった。これはいい、外国の教会はいつも開放されている、なんていいながら、正面のドアをあけようとしたが、鍵がかかっていて、入れなかった。「ご自由・・」とはいつのことだろうか。それとも外のことだろうか。
寺の後ろ、鐘撞き堂の向こうに名水公園が見える。境内から行けるかと思ったがやはり一度外に出ないと行かれなかった。公園は池を取り囲むようにして、歩道が作られて池のほとりには紫陽花やカラーが植えられ、咲いていた。歩道には何種類もの桜の木が植えられていた。池と寺の境に富士山が見えるビュースポットがあり、ベンチが置いてある。あいにくと今日は見えない。
池の周りの建物は、あれは集合住宅なのだろうか、そしてその横に数軒家が並んでいるのだが、そのひとつがショッキングピンクのような外壁でなんとも興をそいだ。秦野市には景観条例はないらしい。たとえ住宅でも一般的な色合いだったら、風情を壊さないだろうに。それと池の端に青子に近いもが生えてきた。ちょっと臭いもあった。汚水が流れ込んでいるのだろうか、ここの池は湧水だとかいてあった。水の循環が悪いんだろうか。
パチパチとデジカメで写真を撮った。なのに、帰ってくると、いつも設定が間違っていて、写真はパー。いつもクモを撮っているのでマニュアルにしたまま。出かけるのでマクロレンズを替えて来たが、レンズはAFになっているのに、Mを変えなかったのが原因。やれやれ、もう一度行かなくっちゃ。
ラディアン二宮の近くにラ モンターニュと言うカフェがあった。そこでケーキセットを食べてきた。お茶は美味しかった。