papasanを引っ張り出してやろう、と息子がお天気を見計らって、八が岳の近辺まで味噌を買いに行くという名目でドライブにさそってくれた。朝、8時半出発。
さすがに夏だ。夏至はいつだったかな。え~と、書いてあるはず。6月21日、火曜日だったんだ。
この暑い日差しに中、肉屋さんまで、肉を買いに行ってきた。行き方をいろいろシュミレーションしたが、オーソドックスに役場周りの広い道を行った。でもあの坂はきつい。それほど暑いとは思っていないのだが、やはり暑さと湿度が作用しているらしく、歩くのがかったるい。肉だけでも重いのに、小田百で相変わらず牛乳を3本、ヨーグルトを2個とさらに重量を増やした。ようやく家にたどり着いた感じ。涼しくなってから買い物に出てもいいのだが、低温殺菌牛乳は午前中でないと売れ切れてしまうので、朝出かけることになる。
今夏初めて窓ガラスを全部ではないが開けた。いい風が入ってくる。部屋にいる限り暑くてへばることはない。未だ冬物のシャツを着ているけれど。
沖縄慰霊の日。黙祷
そしてガーナとベリーズの10回目の誕生日でもある。正確には誕生日は不明だが、捨て猫で処分されるのを役場からもらって来たのが8月1日。獣医さんに連れて行くと生後52日ぐらいと言われて、沖縄慰霊の日を忘れないためにこの子たちの誕生日にしたのである。だから、我が家の住にゃんになっての10年目はもう少し後になるが、ガーナは愛情を一身に受けて、今や我が家の王様だ。
表紙は家に来て1週間後のガーナ。下は1年後のガーナとベリーズ。
もっとかわいい写真があるはずだが、CDを探すのが面倒なのでやめた。
参院選も始まった。改選で与党が83議席獲得すれば憲法改正が可能にあるとあった。
昨日の憲法学者の論説で、若者たちの政治離れ、投票に行かないことを取り上げていた。投票したって現実は変わらない、なら行かないという思考が若者たちの思考回路のようだ。しかし、政治に参画できるチャンスをみすみす逃していると、そのしっぺ返しが来るのも若者たちの上になのだ。学者は暗にベラルーシのルカシェンコを指していたが、民主的な手段で、大統領になり、民主的な手法?で任期を勝手に変え、独裁国家を形成して、中央政権をほしいままにしている、これも若者たちの政治の無関心が生み出したものだ、と。ルカシェンコが大統領になったとき図らずもミンスクにいた。彼が国旗を変えるときも、ミンスクにいて、テレビで国旗を変える音に反対の国民を説得している姿が延々と流され続けていた。見た目には民主的に。民主的に議会構成を手中に収めたルカシェンコは5年の任期を10年に、その語撤廃して今は期限の制限はない。
60年安保、70年保、振り返れば若いが故の行き過ぎや問題は多々あるが、中心は若者たちだった。私も60年安保の時は学生だったから、参加はしなかったが、その熱気は知っている。政治を変えようという情熱があった。学生運動が下火になり、いつしか日本の若者たちから政治意識は遠のいていった、そのあと韓国で学生運動が盛んになった。韓国の若者の方が熱い、なんて思っていたのだが、韓国もいつしかおとなしくなって、政治に物申す若者は今は台湾や香港ぐらいかな。
むかし、1987年?「平和」というスライド作品を作った。その中の一節、「東南アジアの若者たちが日本をうらやむのは、日本の経済的な豊かさで無く、言論の自由があることだ」、その写真は×を書いたマスクをかけ、街頭で抗議する若者たちの姿だった。失ってからその大事さに気が付いても遅い、後の祭り。
1年目のガーナとベリーズ
下、10年後のガーナ(現在)
papasanを連れての今月の医者巡りもひとまず終了。今日は眼科、行きだけ送ってもらった。目薬を処方してもらうだけだから、眼圧、視力検査、内診だけなんだが、papasanを連れていると気を使う。帰りはタクシーで直に帰って、その足で小田百まで牛乳を買いに行った。暑さも手伝ってかことのほか疲れた。
一休みして、今朝朝刊に入ってきていた木村おさむ新聞を取り出した。新聞とはなっているが議会報告だ。さすが元記者、文章は読みやすいし、論旨はしっかりしている。前向きの姿勢もいい。期待してみよう。
新聞で同性婚
木曜日、前野さんに電話を入れると、金曜日の9時に予約が取れた。で、papasanを連れて床屋さんに行った。短くしてもらってさっぱり。毎度のことながら、お手製のマスクをもらってきた。papasanの分だと言って私が2個もらった。彼女のおかげでマスクを買ったことがない。オリジナルの上に一品もの。「私派手なのが好きなの」といって明るいのを選んでいると、奥から在庫を出してきて、明るいピンクに動物の絵、鮮やかなライトブルーに同じく動物のデザイン、さすがにそれは、と遠慮したけど、家に帰って、あのピンクやブルーにすればよかったなぁ、などと残念がった。うん、常識が働いてしまったんだろうな。
夕焼けが鮮やかに山の端を染める。きれいだね、とコンデジを持ってきて一応は撮る。でもこのカメラじゃ、夕焼けの美しい色は出ない。
人間の眼は優れているね、この美しさが十分見えるんだから。視力は以前よりなくしていても。
悪い癖だ、出ないとわかっていてもつい写真を撮りたがる。自然は瞬間の芸術なんだから、ひたすら眺めていればいいものを。
カボチャのプリン、余ったカボチャを入れて作った。なめらかさはちょっとかけるがこれはこれで美味しい。papasanは喜んで食べている。さて、次は何にしようかな。
土曜日、また雨。