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Cogito

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2011-09-17 12:37:06

2011-09-17 12:37:06 | 

ハチに刺されて一週間経った。刺された跡は赤黒い斑点となってまだ残っている。穴は陥没しているようだ。穴の周りはしこりが出来たように硬い。今朝は実に痒かった。

                                                         

スフレチーズケーキを焼こうと、いつも使っているクラフトのフィラデルフィア クリームチーズを冷蔵庫から取り出した。ケース入りになってから使っていないわけではないから容量が250gから200gになったことは知っているが、表示はじっくり見なかった。おや、製造元が森永になっている。しかも北海道で作っている。以前はオーストラリア製だと思っていたが。

                                                         

定番のケーキは材料を同じものにしている。ゼラチンなんかでもメーカーを代えると、固まり具合が代わって、味に影響する。チーズはなおのこと、味に影響する。他社のチーズを使ったことはあるが、覚えている味とは違ってしまった。だから、ずっと同じメーカーのを使っている。国産の方がいいが、大手の製品はちょっと。

ケースを見ると、電子レンジにかけなくても柔らかいから、と銘打ってある。そう、いつもレンジにかけて柔らかくして、使っていたのだ。ふ~ん。ボールに入れると、たしかに、すぐ滑らかになった。作業はしやすい。                                                         

                                                         

以前はクリームチーズ1箱が250gだったから、私のレシピは250g単位になっている。先回、レアチーズを作るのに500g必要なので、200gケース入りを3ケ使った。100g余った。で、ラップをかけて、しまっておいたのだが、すぐに使わなかったので、カビが生えてしまった。もったいないので、余らせないように、250gのレシピを200gに変えていく第一弾として、スフレチーズケーキを選んだ。

                                                          

先ずはクリームチーズが200gに減っただけで、あとはすべて同じ分量で作ってみた。少しコクがないように思うが、これはこれで軽くていい。次は、もう少しレモン汁を多くしてみよう。定番になるまではまだまだ試行錯誤のくりかえし。

                                                             


2011-09-13 09:54:04 | 

うっかりして塩を切らしてしまった。塩そのものは塩愛好家だから、国内外、いろんな塩は持っているが、普段用に使うには量が少ない。そこで「お塩買って来て、赤穂の天塩でも、伯方の塩でも、沖縄の塩でもいいよ」と頼んだ。そして急いで「海の精」 を注文した。天塩も伯方の塩もオーストラリアやメキシコの天日塩ににがりを添加した再構成加工塩 だとは知っている。

一口に塩と言ってしまうが、ところによって海水の成分が違うから、塩にもそれぞれの味がある。もちろん含まれている成分によるところが大きいのだが。ときおり、利き酒ならぬ、利き塩もどきのことをしてたのしんでいる。

                                                      

「天塩も伯方の塩もなかった」と言って「瀬戸内のしお」というのを買ってきてくれた。「瀬戸内のしお」?聞いたことがないな。

                                                            

表には「瀬戸内の海水使用」、裏には製造元はなく発売元のイオン株式会社。

製造方法、

原材料名:海塩(日本、イオン膜、立釜)、粗製海水塩化マグネシウム 

工程:混合

粗製海水塩化マグネシウムはにがりのことです、という但し書きが付いている。

                                                         

おや、これはイオン膜交換法で作られた塩ににがりを添加してあるものだ。元専売公社の塩のひとつ、再化学合成塩ではなかろうか。調べると、イオン交換膜法でつくっている会社を見つけた。

                                                         

イオン交換膜式の製塩を行なっている会社 (塩事業センター委託)

   ~ いわゆるJT塩(日本タバコの塩)を作っている会社(7社) ~

  崎戸塩業(株)       長崎県
  ナイカイ塩業(株)     岡山県
  錦海塩業(株)       岡山県
  赤穂海水工業(株)      兵庫県
  讃岐塩業(株)       香川県
  鳴門塩業(株)       徳島県
  新日本化学工業(株)    福島県

さて、「瀬戸内のしお」はどれだろう。この名前を見ていて思い出したのだが、事故を起こした福島原発所の土地は もともとは塩田であったそうだ。

                                                                                                                                                                           

子どものころ、たぶん戦後の物不足のときだろうと思うが、海岸で塩を作っていたのを眺めていた。掘っ立て小屋に、大きな鍋があり、男の人が二人、汗だくになって海水を煮詰めていた。のぞくと、鍋の中には褐色の液体を透して白い塩の結晶が溜まっていた。鍋の周りの塩の結晶も褐色がかっていた。まだ子どもだったから、塩は海水を煮詰めれば出来るものぐらいにしか思わなかった。後年、学校で、塩田の話を聞いて、海岸で塩を作っていた人たちは、かん水をどうして作っていたのだろうかと思った。今思えば、塩は専売だったから、海岸で作っていたのは違法だったのだろう。でも、あの時代だから??? 

                                                       

そうそう、日本は海に囲まれているから、塩は豊富にあったと思われるだろうが、塩は専売、庶民の自由にはならなかった。だからあのクサヤの干物も、塩を生産していたにもかかわらず、干物に使える塩の割当が少なく、十分塩を使えなかったので、漬け汁を使い回ししているうちに、酵母菌などが発酵してあのうまみを作り出したのだ、と読んだことがある。塩に限らず生産者がその恩恵に預かれない歴史はたくさんある。現在だって、存在する。                           

                                                         

塩の専売法は1905年(明治38年)、そして1971年(昭和46年)イオン膜交換法が行われるようになり、塩田は廃れ、NaCl 99.9%という塩辛いだけの塩が生産され、料理人や料理愛好家から顰蹙をかっていた。よく料理人の辻留のご主人が、テレビの料理番組で「料理にはあらじおを使いなさい」と教えていた。そういったって、市販のあらじおとて、イオン交換膜で作ったものだから、本来の味があるわけではなかったろう。一般庶民は専売の塩を使う以外なかったが、当時でも能登の塩は技術保存のために許可されていたし、大島の海の精も研究費補助ということで入手できたから、辻留さんほどの人なら、どこかにルートがあったのだろう。

1997年、92年続いてきた塩の専売法が廃止になった。その後、ようやく本来の塩らしい塩が生産、販売されるようになった。この間、本物を求める人たちの運動はある。

                                                       

市販食塩の情報を写しておこう。

◇イオン交換膜塩 再化学合成塩
海水をイオン交換膜でナトリウムと塩素に分解し再度化学合成して、濃食塩水を作り、真空蒸発法で結晶にする 食塩(塩事業センター)、いわゆるJT塩。実際には塩事業センターの委託で7社が製造。天候や季節の影響がなく、高純度の塩化ナトリウムを低コストで生産でき、重金属やPCBや好塩細菌などを工程で除去できる。
                                                       

◇イオン交換塩の加工塩  イオン交換塩にニガリや鉄などの添加物を加えて加工

いそしお、瀬戸の本塩、五島灘の塩、鳴門のうず塩、くろしお、さぬきの塩、塩野崎の本塩
                                                       

◇再構成加工塩 

塩事業センターなどが輸入した天日塩にニガリやミネラルなどを加えた加工塩
クッキングソルト、キッチンソルト、赤穂の天塩、伯方の塩、シママース、あらしお、瀬戸のましお、昔塩、お塩少々、赤穂のあらなみ天日塩、活性極上塩、日精のミネラル天日塩、ディナー塩、コープ沖縄の塩ウルママース、沖縄のいり塩
                                                       

◇天然海塩(非加熱塩)

ネット式、塩田式で濃縮して天日で結晶させる。遠心するか、堆積させてニガリを減らす。                                          

「 国産 」 海の精(青ラベル)、海の晶、土佐の塩丸、美味海、小さな海(青ラベル)、粟国の塩、                                                    

「 外国産」 ゲラントの塩、フルールドセル、モチアスペチアーレ、フルー・ド・カマルグ、フルール・ダクアセル、セルマラン、ヴァージンソルト、クリスマス島の海の塩、太陽の塩、皇帝塩、古代の塩、鳳凰、浜菱、浜菱焼塩、ホワイトミネラル、海の日記、海水の素、梅丹中国産天日塩、愛農普及会粉砕塩 

                                                                                                                                                            

◇天然海塩(加熱塩)

揚げ浜式、ネット式で濃縮して、釜で結晶させ、遠心してニガリを減らす。            「国産」  能登のはま塩、奥能登揚げ浜塩、海の精(赤ラベル)、小笠原の塩、小さな海(赤ラベル)、自然海塩沖縄の海水塩、ヨネマース、宮古島の自然塩「雪塩」「海の力」、自然海塩ごとう                                                     「 外国産 」 最進の塩

                                                                                                                                                      

◇天然海塩(噴霧乾燥法)

海水を噴霧し急速に空中で結晶化。石膏など通常除去される成分も含まれる。

至福の塩ぬちマース
                                                       ◇採掘天然岩塩

岩塩鉱脈を掘るか、露天掘りして採掘し粉砕精製

サーレディロッチャ、ドロゲリアミニエラ、リアルソルト

◇溶解天然岩塩(非加熱塩)

岩塩鉱脈に水を注入して溶解しポンプでくみ上げ真空蒸発缶で再結晶 山菱岩塩
                                                       

◇溶解天然岩塩(加熱塩)

岩塩鉱脈に水を注入して溶解しポンプでくみ上げ蒸気缶で再結晶

アルペンザルツ(炭酸マグネシウムと炭酸カルシウムを添加)

◇採掘天然湖塩

干上がった湖の塩の結晶を露天掘りして採掘し粉砕精製

オーストラリアの古代湖塩、湖精塩

                                                                                                                                                          

塩の薀蓄を語りだすと長くなるから、おいおい時間を見て付け足していくことにして、手元にある塩から見ていこう。

「海の精」が届くまで、とりあえず、唐津で買ってきた海んまんま「一の塩」を塩が細かいのでおろした。

生産者は一の塩株式会社 住所電話番号が入っている。

原材料名 海水(佐賀県加唐島)

工程    逆浸透膜 立釜、乾燥

                                                                                                                                                      

逆浸透膜って?逆浸透膜とは、海水の淡水化に使うろ過膜のことだった。要するに淡水化時に出来た濃縮された海水を利用したもの。たぶん、他の成分も含有されているだろう。ならこっちの方がイオン膜交換法の塩よりましかな。

でも、使わないうちに「海の精」が届いたので結局料理には使わなかった。で、届いた海の精と一の塩をなめ比べてみた。「海の精」は味がある、甘ささえ感じられる。一方、「一の塩」は味がない。で、またしまってしまった。

                                                       

離島で買ってきた塩、八丈島、青ヶ島、隠岐(海士の塩)、与那国(花塩)の塩の表示を見ている。気がつかなかったが、なかなか興味深い。味見をして買ったのは与那国の「花塩」、ひとつぶなめて美味しいと思った。ただ、結晶が粗いので、煮物にはいいが、節塩などには向かない。そのためにソルトミルを国産、外国産と何個も買ったのが、どうもうまく挽けない。で、大事にしまわれている。

外国も行くたびに、あちこちで塩を買ってきて、それぞれ試しているが、ローストビーフに使うのは今はもっぱらイングランドの塩。もちろんゲラントの塩もお気に入り。

                                                                                                                                                      

ここに塩の用語解説がある。

http://www.salt-fair.jp/term/


きゅうり漬

2011-09-02 19:47:37 | 

水曜日、陶芸に行くとYさんが、きゅうりのきゅうちゃん漬を作って持ってきてくれた。しょうゆとみりんにしょうがの千切りを入れ沸騰させ、そこに5mmぐらいに輪切りしたきゅうりを入れて、1分煮て、汁を分離し、冷ます。また汁を沸騰させ、きゅうりを入れて1分煮る。これを全部で三回繰り返して、漬け汁ごとビンに入れて保存すれば出来上がり、と、教えてくれた。

                                                          

翌日、しょうゆとみりんなら、自家製めんつゆの方が、だしも昆布も入っているからこっちの方が味は深いはず、とめんつゆ250ccに50ccの酢をいれ、しょうがの千切り、鷹の爪をいれ、沸騰させ、輪切りのきゅうりを入れ、1分煮、汁を漉して、冷えたら再び沸騰させて1分と、これを三回繰り返して、瓶につめた。夕食のとき、白ゴマをたっぷりかけて出した。うん、いける。きゅうりは火を通したのにしゃきしゃきとした歯ざわり。一晩おくと、味がしみて、きゅうりの色も濃くなった。鷹の爪も効いている。もちろん、しゃきしゃき感は十分。

昼ごろ、あんまり辛くしたくないので、中身を出し、汁と別にした。汁は煮返して、また使えそうだ。

                                                                                                                                                            

残った漬け汁を少し煮詰めて生姜の千切りと鷹の爪は新たに加え、、もう一度きゅうちゃん漬けをつくった。上出来。再利用OKだ。ミョウガもスライスしてきゅうりと同じ扱いで加えた。こちらも歯ざわりが残って美味しい。

                                                          

                                                         

台風が来るというので、昨日眼科に行くのをやめて、パンを焼き、ミートソースをいっぱい作った。チョッパーを使って玉ねぎのみじん切りを作ろうと思っていたのだが、いざとなると、チョッパーを出して洗うのも面倒。幸い切れる包丁があるから、と、玉ねぎ以外の野菜もさっさと刻んでしまった。てなことで、なかなか便利なものを実験してみることが出来ない。

台風はのろのろとまだ通り過ぎない。高気圧と前線に阻まれ、速度が遅いのだそうだ。動きが遅ければそれだけ台風の影響は強い。困ったね、予定がつかないよ。


泡だて器

2011-06-09 00:03:16 | 

電動の泡だて器は、私には必需品だ。Braunのマルチミックス350wattというのを使っている。低速、中速、高速と三段階あるのだが、低速がまったく作動しなくなってしまった。中速もイレギュラーな動きをする。たぶん接触不良だろう。

                                                          

このM880は高島屋で買った。前の泡だて器(30年近く使っていた)の調子が悪くなったので、新調しようと思っていたとき、ちょうど新製品の宣伝販売を見て、買ったのだった。同時に、比較をかねて中国製、日本製、そしてこのBraun(当時はドイツ製)を買って試してみた。中国製と日本製は力不足だった。で、人にあげてしまった。M880にはアタッチメントがいろいろ付いていたが、泡だて器とパンこねのニーダーの2種類しか使っていない。ニーダ-だって、地震のおかげで買出しに出かけるのをやめて、自分でパンを作らざるを得なくなったからだから、せっかくの機能を死蔵しておいたことになる。                                                   

                                                       

Braunに電話をかけ、M880を買いたいがどこで売っているのか聞いてみた。もう売っていないという。外国から取り寄せてくれてもいいというが、生産中止だという。Braunなら古いのもとってあると思って買ったのに、と言うと、修理は可能だという。そこでリペアセンターを教えてもらった。電話をすると修理費は5,6千円かかるということだった。なければ困るから、いいですよ、と言って、送り先を教わった。

                                                         

とはいえ、修理の出している間、泡だて器は必要。そこで同じBraunのMR 5555 M CAを買って、それが届いたら修理に出すことにした。MR5555はすぐに届いた。腰が痛いといいながらも、さっそく使ってみた。これにはニーダーはついてない。ご時勢なのだろう、アタッチメントとしてはブレンダーとかチョッパーなど私が使わないものが付いている。泡だて器はミキサー、ステンレスの逆チューリップ型の、いわゆる泡だて器が付いている。あまり大きくない。ケーキ用にはちょっと。モーターもボタンをずっと押さえておかないと止まってしまう。そのうちにはなれるだろうが、いまはやりにくい。これは400wattだから力は強いはずだが、泡立て部分が小さいから、遅いのかも。しかしメレンゲはきめ細かに仕上がるようだ。とはいえ、ケーキ用としては、効率はよくない。大量のメレンゲはやめにして、生クリームを泡立てるのに使うとしよう。

修理に出す前にパンを作って出そうと思ったのだが、腰の状態はとてもよくない。あきらめて、静養しているうちに修理が出来上がるように、今日思い切って修理に送った。

                                                          

道具は新調しようと思うと、気に入った製品を探すのはいつも大変。さらに慣れるまでも。

                                                                                                                                                               

9日、リペアセンターから電話があった。修理代、送料を含めて6千円弱であがるそうだ。土曜日には返ってくる、と。よかった。

                                                          

土曜日、返って来た泡だて器は、本体も、モーターも新しいのに取り代えたと納品書には書いてある。さっそくシフォンを作った。持った感じは今までの使い慣れたものとは違う。音も静かだが、手に感じる振動は、迫力に欠け、なんか違和感がある。まっ、なれることだ。明日はニーダーを使ってみよう。


玉ねぎ

2011-05-15 22:50:36 | 

朝、Wさんから玉ねぎが届くから取りに来て、という電話をもらった。ずっとWさんのお兄さんが作る玉ねぎを分けてもらっていた。それをつるしてほぼ1年近く使っていた。小田原の玉ねぎである。美味しい玉ねぎだった。しかし、お兄さんが高齢でもあり、さらに病気で入院してしまい、今年から玉ねぎは諦めざるをえなくなった。と、Wさんの知人が作っているので、40kgくらいなら、いっしょに持ってきてもらうけど、という知らせをもらった。喜んでお願いして待っていたのである。早生だというが使ってみてよかったら、生産者を紹介してもらって、買いに行こうと仲間たちと話しあっていた。ただ、早生はどのくらいもつのか、一応つるすように縛ってもらったが、見当がつかない。試してみよう。

さっそくスライスにしてさらし玉ねぎをつくり、ドレッシングをかけて玉ねぎだけで食べてみた。甘いし、しゃきしゃき感もいい。これはいける。早生のよさはこれだねぇ。

                                                         

あまりドレッシングは使わない方なのだが、先日、Papasanが新玉ねぎを買ってきたので、玉ねぎドレッシングを作ってみた。それが大騒動だった。ネットで見つけたレシピ通りに作ったのだが、塩がきつくて、私にはどうしてもいただけない。捨ててしまおうかと思ったが、酢やサラダオイルは特別のものだ。もったいない。そこで気を取り直して、塩以外の分量を加え、何度も繰り返して、どうやら口に合うものにした。まだ塩分は気に入らない。でも、塩分のきつさはサラダにかけるとちょうどいいようにはなった。じゃがいもやソーセージ、豆類を茹でて、このドレッシングをかけてみた。合う。市販のドレッシングを使うことがないから、どの程度が一般的なのかわからないが、レストランで出されるサラダにはドレッシングはちょこっとしかかけてないから、そういう使い方をするならこの塩分でもいいいのかもしれない。                         

                                                           

                                                         

次いで、めんつゆを作ったついでに冷凍しておいた出し昆布を煮た。だしをとった昆布は、出るたびに、そのまま袋に入れて冷凍している。ある程度たまると煮る。煮汁もめんつゆの二番出しで煮るのだ。

                                                         

めんつゆは毎回、作っている。しょうゆ200cc、みりん200cc、酒100cc、削りかつお20g、そしてフレッシュっパックの枯節5g。フレッシュパックの枯節はなくてもいいのだが、香りが違う。本来なら枯節を買って、自分で削ればいいのだが、鰹節削り器は刃がだめになってお蔵入りしている。いい削り器を買おうといいながら買っていない。枯節のフレッシュパックはにんべんから出ているものをロビンソンで見つけた。ロビンソンには八木長と久津間のもあるが、パックの量が多い。他の店でもあるかもしれないがたまにしか買い物に出ない私には、なかなか見つけられない。                                                     

                                                         

めんつゆの作り方はいたって簡単。材料を全部鍋に入れて、火にかけ、沸騰したら弱火にして5分煮詰める。それを漉してガラスビンに詰める。3、4日、おいた方が味がなじむ。ウチでは1ビンがおわると次をつくり、たえず2ビン用意している。このめんつゆを割って、そばやうどん、麺類はもちろん、煮物も、冷奴や揚げ出し、天ぷらにも使う。めんつゆをしぼった後の出しがらは、そのままでも美味しいが、塩分がきついので、湯をたっぷり足して、二番だしをとって、これは煮物に使う。で、使ったあとの冷凍保存しておいた昆布も、この二番だしを使ってことこと煮ているのである。佃煮のように濃い味にはしない。二番だしをとっただしがらは、鶏や犬にあげている。

                                                                                                                                                             

生産者がお茶の代金をもって来てくれた。経費もかかっていることだし、なら折半にしようと言ったのだが、どうしても受け取らない。補償は出るのかと聞いたら、農協がまとめて東電に請求することになっている、ということだった。当然のことだ。結果を教えて、とは頼んでおいた。