「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

叔母の葬儀

2024年03月04日 22時04分47秒 | その他
今日は先月25日に亡くなった叔母(母の妹92歳)の葬儀に行ってきました。今、火葬場はどこも混雑している様です。亡くなってから8日目にならないと順番がこないのです。そして今日の火葬の順番の関係で葬儀は9時半から執り行われました。



母は葬儀などの場で長時間大人しくしていることが出来ません。実際に実の両親の葬儀にすら参列出来ていないのでした。なので今日も私一人で行ってきました。しかし母をデイサービスに送り出してからでないと出掛けることが出来ず、また普段のデイサービスのお迎えの時間は9時前後なんです。葬儀の場所は藤沢市にあって車で50分程度かかる場所です。さて困ったと思いましたが、デイサービスへ電話で事情を話すと迎えに来る時間を8時半にしましょう、と言ってくれたのです。通っている施設は実家から近い場所にあって、普段は数人の利用者さん宅を回ってから最後に母を迎えに来てくれていました。それを今日は回る順番を変えて一番最初に実家へ寄ってくれたのでした。お陰で葬儀の始まる10分ほど前に無事到着することが出来たのでした。有難いことです。

母は7人兄弟姉妹(女女女男男女男)の長女で皆80歳以上と高齢です。また遠方に住んでいる叔父や施設に入っている叔母もいて全員が集まることはできず7人の内亡くなった叔母以外では長男、次男、4女の3名だけでした。最近では顔を合わせるのが親類の葬儀の時だけということが多く、母も叔父叔母らとはここ何年も電話で話をする程度で直接会う事ができていませんでした。なので昨日母をスマホで撮影し、また父の写真はデイサービスで撮ってくれた物を持参し、彼らに見せてきました。とても喜んでくれて私まで嬉しく感じ持参して良かったな、と思えたひと時でした。

また叔父の一人は「僕は死んでも葬儀はしないよ、それにお骨が帰ってくるのは2年後だからね。」と言う様な話をしていて、最初は全く意味が分からず困惑していたのですが、火葬場へ移動する際に私の車に乗ってくれたので道中に事情を聞いてみました。
するとこの叔父は亡くなった際には大学病院へ献体する登録をしているのだそうです。献体してからお骨が戻ってくるのが大体2年から3年後になるのだそうです。そして葬儀をすることも出来ますが、しなくても良いのだそうでこの叔父は葬儀をしないことを家族と話し合っているとのこと。ビックリしました。献体自体は知ってはいましたが、こんな身近に献体をする人がいることは大きな驚きでした。

献体と言うことは考えてもいませんでしたが、そうかそんな選択肢もあるのですね。簡単なことでは結論は出せそうにありませんが今後献体について色々調べたり考えることはしてみても良いのでしょう。

また今日の葬儀では火葬場で荼毘に付された後、そのままお寺に行って納骨までが予定に入っていました。どんな事情があるのだろうかと思っていましたが、喪主である私の従兄弟は体調が優れずに比較的体調の良い内に一度に済ませてしまおうと考えたとのこと。今までの親類の葬儀ではなかったパターンでしたが、調べてみると1日で納骨まで済ませてしまうケースも割りとあるそうですね。なるほど、とても参考になったのでした。

しかし私はお寺へ行って納骨まで一緒にいたのでは遅くなって母の帰宅時間に間に合わなくなってしまいます。なので申し訳なかったのですが、遺骨を骨壺に収めるところまででお許しをいただきました。

葬儀と言っても今は様々なパターンがあるのですね。色々勉強になった一日でした。
コメント
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