「エヌ氏」とは、星新一氏のショートショート作品にしばしば登場する主人公の名前です。他に「エフ博士」なんていうのもいますが、特定のイメージを抱かせない「記号」としての名前でしかありません。
「星新一」というのは作家名でありながら、SFショートショートのジャンルでもあるような気がします。
私が星新一氏の作品に触れたのは、中学1年生の時でした。国語の教科書の「推薦図書」のコーナーに『ボッコちゃん』が挙げられ、SFを具現化しているような「星新一」という名前に惹かれたのでした。(本名は「親一」だそうです。しかし「星」というのは本名なのですネ。)
その後、FMのラジオドラマで偶然に聴いて、急激に興味が湧きました。
そこで本屋に行って文庫本を買おうと思ったところ、『おのぞみの結末』『マイ国家』『午後の恐竜』『宇宙のあいさつ』『悪魔のいる天国』など、魅力的なタイトルがびっしり並んでいて、一気にハマりました。
それまでは知らなかったのですが、仲の良い何人かの友だちが既に愛好家だったのにも驚きました。そして貸し借りしながら多くのショートショートを読んだものでした。
そして、今。
中学1年生の長男が、私の書棚から引っ張り出して星新一にハマっています。その頃の年代の少年を惹きつける「何か」が、星新一にはあるのでしょうか。今は電車通勤をしていますので、私もいっしょになって再び読み始めています。
星氏はお亡くなりになる前に、1000編以上のショートショート作品の執筆を達成されました。そしてそのほとんどが文庫化されています。最近『天国からの道』と『ふしぎな夢』という文庫が発売され、廃刊となっている『気まぐれスターダスト』に収録されていた作品も文庫で入手できるのですネ。
星新一の文庫といえば「新潮文庫」。現在、ショートショート作品が収録されている文庫は
●『悪魔のいる天国』
●『ありふれた手法』
●『安全のカード』
●『宇宙のあいさつ』
●『エヌ氏の遊園地』
●『おせっかいな神々』
●『おのぞみの結末』
●『おみそれ社会』
●『かぼちゃの馬車』
●『凶夢など30』
●『ご依頼の件』
●『午後の恐竜』
●『これからの出来事』
●『さまざまな迷路』
●『白い服の男』
●『たくさんのタブー』
●『だれかさんの悪夢』
●『つねならぬ話』
●『天国からの道』
●『盗賊会社』
●『どこかの事件』
●『殿さまの日』
●『どんぐり民話館』
●『なりそこない王子』
●『ノックの音が』
●『ひとにぎりの未来』
●『ふしぎな夢』
●『ボッコちゃん』
●『ボンボンと悪夢』
●『マイ国家』
●『未来いそっぷ』
●『妄想銀行』
●『ようこそ地球さん』
●『妖精配給会社』
●『夜のかくれんぼ』
の35冊が発売されています。
そして「角川文庫」からは
○『おかしな先祖』
○『きまぐれロボット』
○『声の網』
○『ごたごた気流』
○『地球から来た男』
○『ちぐはぐな部品』
が発売されています。
これらの全部を買うと
「悪魔」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「おみやげ」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「キツツキ計画」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「盗んだ書類」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「追い越し」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「肩の上の秘書」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「診断」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「デラックスな金庫」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「誘拐」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「ゆきとどいた生活」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「悲しむべきこと」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「気前のいい家」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「程度の問題」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「特許の品」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「なぞの青年」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「殺し屋ですのよ」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「波状攻撃」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「よごれている本」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「とりひき」(●『だれかさんの悪夢』○『きまぐれロボット』)
が重複してしまいます。18編も重複してしまう『ボッコちゃん』は、50編も収録されているので買わないわけにもいかず‥‥。再編されないですかネェ‥‥。
(これから全作品を集めようと思っているので、リストを作ってしまいました。角川文庫も外せないことがわかりました(^o^))
ぜんぜん関係ない話ですが、高校の2年先輩にお嬢さんのマリナさんがいらっしゃいました。何だか星新一が身近に感じられました。
「星新一」というのは作家名でありながら、SFショートショートのジャンルでもあるような気がします。
私が星新一氏の作品に触れたのは、中学1年生の時でした。国語の教科書の「推薦図書」のコーナーに『ボッコちゃん』が挙げられ、SFを具現化しているような「星新一」という名前に惹かれたのでした。(本名は「親一」だそうです。しかし「星」というのは本名なのですネ。)
その後、FMのラジオドラマで偶然に聴いて、急激に興味が湧きました。
そこで本屋に行って文庫本を買おうと思ったところ、『おのぞみの結末』『マイ国家』『午後の恐竜』『宇宙のあいさつ』『悪魔のいる天国』など、魅力的なタイトルがびっしり並んでいて、一気にハマりました。
それまでは知らなかったのですが、仲の良い何人かの友だちが既に愛好家だったのにも驚きました。そして貸し借りしながら多くのショートショートを読んだものでした。
そして、今。
中学1年生の長男が、私の書棚から引っ張り出して星新一にハマっています。その頃の年代の少年を惹きつける「何か」が、星新一にはあるのでしょうか。今は電車通勤をしていますので、私もいっしょになって再び読み始めています。
星氏はお亡くなりになる前に、1000編以上のショートショート作品の執筆を達成されました。そしてそのほとんどが文庫化されています。最近『天国からの道』と『ふしぎな夢』という文庫が発売され、廃刊となっている『気まぐれスターダスト』に収録されていた作品も文庫で入手できるのですネ。
星新一の文庫といえば「新潮文庫」。現在、ショートショート作品が収録されている文庫は
●『悪魔のいる天国』
●『ありふれた手法』
●『安全のカード』
●『宇宙のあいさつ』
●『エヌ氏の遊園地』
●『おせっかいな神々』
●『おのぞみの結末』
●『おみそれ社会』
●『かぼちゃの馬車』
●『凶夢など30』
●『ご依頼の件』
●『午後の恐竜』
●『これからの出来事』
●『さまざまな迷路』
●『白い服の男』
●『たくさんのタブー』
●『だれかさんの悪夢』
●『つねならぬ話』
●『天国からの道』
●『盗賊会社』
●『どこかの事件』
●『殿さまの日』
●『どんぐり民話館』
●『なりそこない王子』
●『ノックの音が』
●『ひとにぎりの未来』
●『ふしぎな夢』
●『ボッコちゃん』
●『ボンボンと悪夢』
●『マイ国家』
●『未来いそっぷ』
●『妄想銀行』
●『ようこそ地球さん』
●『妖精配給会社』
●『夜のかくれんぼ』
の35冊が発売されています。
そして「角川文庫」からは
○『おかしな先祖』
○『きまぐれロボット』
○『声の網』
○『ごたごた気流』
○『地球から来た男』
○『ちぐはぐな部品』
が発売されています。
これらの全部を買うと
「悪魔」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「おみやげ」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「キツツキ計画」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「盗んだ書類」(●『ボッコちゃん』○『きまぐれロボット』)
「追い越し」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「肩の上の秘書」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「診断」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「デラックスな金庫」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「誘拐」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「ゆきとどいた生活」(●『ボッコちゃん』●『悪魔のいる天国』)
「悲しむべきこと」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「気前のいい家」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「程度の問題」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「特許の品」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「なぞの青年」(●『ボッコちゃん』●『盗賊会社』)
「殺し屋ですのよ」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「波状攻撃」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「よごれている本」(●『ボッコちゃん』●『エヌ氏の遊園地』)
「とりひき」(●『だれかさんの悪夢』○『きまぐれロボット』)
が重複してしまいます。18編も重複してしまう『ボッコちゃん』は、50編も収録されているので買わないわけにもいかず‥‥。再編されないですかネェ‥‥。
(これから全作品を集めようと思っているので、リストを作ってしまいました。角川文庫も外せないことがわかりました(^o^))
ぜんぜん関係ない話ですが、高校の2年先輩にお嬢さんのマリナさんがいらっしゃいました。何だか星新一が身近に感じられました。
最近、星新一に関するノンフィクションが出版されたこともあり、私も当時の文庫を読み返したいなぁ…と思っていたところなのですが、実家に置いておいた膨大な文庫はおそらく処分されちゃっていると思います(実家に確認してみようかな…)。
「花とひみつ」が載っていたのが
出逢いですな。
やはり男子たるもの、SFは
一度は通る道なのですな…
うちの子供には、是非
マカロニを…(爆)
またまた奇遇ですネ。
私はそれほどたくさんは持っていなかったので、実家から独立する時に全部持ってきました。
>ハロルドさん
SFは通りますネ。小学校の図書室には『トリフィドの日』などもあって、ウィンダム、ウェルズ、ベルヌなどを読みました。
あと、乱歩やホームズも通る道でしょうか。