お盆か秋の連休で、北アルプスへ行くつもりであるが、どーも足が弱ってきたよーな.
で、お昼休み.近くの小山の神社へ階段上りして、息切れと足の弱さを確認してきた.
息切れはそうでもなかったが、左足が弱っている.
これは2年前の肩の怪我の影響であることは間違いないのだが、何とか元通りのところまで戻したい.
絶対槍ヶ岳登頂してみせる!
お盆か秋の連休で、北アルプスへ行くつもりであるが、どーも足が弱ってきたよーな.
で、お昼休み.近くの小山の神社へ階段上りして、息切れと足の弱さを確認してきた.
息切れはそうでもなかったが、左足が弱っている.
これは2年前の肩の怪我の影響であることは間違いないのだが、何とか元通りのところまで戻したい.
絶対槍ヶ岳登頂してみせる!
立山だという。
私もファンクラブ?に入っている、登山で有名なご家族がGWに立山に登るとおっしゃる。
こんな景色体験できるなんて、まさに天にも昇るよう。
でも今年2月の岡山県の毛無山山行で、雪山登山の過酷さを味わってしまいましたので、私には無理、ということで…。
私は西へ(^.^)。
昨年末には立山で雪崩事故で死亡者も出てますし、気を付けて行って来て欲しいものです。
何でも立山の雪山登山にはビーコン携帯が必須になったとか。富山県警は雪崩を想定してますなぁ。
うぅん、アウトドアは3,4日がベストか…。
山か海か…。
急いで帰ってきてMay J.行くか(^_^;)。
そんでもって6日は漁に出るか…(^_^;)。
おぉ(◎0◎)、何とハードな…(^.^)。
立山で雪崩…。
今シーズン、大山で雪山やってみませんか、と誘われていて、アイゼン見たりしてちょっとその気になっていたのだが…。
女房殿が、やめてよぉ、と。
天地が分からなくなるし、四肢体幹が雪で囲まれて身動きできなくなるんだろうなぁ。
冥福をお祈りします。
穂高の朝焼け。
来年以降のモチベーション維持のための記事です。読み飛ばしてください。
今回の山行で、涸沢小屋でお兄さんから「せっかくなら北穂登ってきたらぁ。大展望だよ」と勧められた件書いたのですが、下記写真が北穂高山荘からの展望だそうです。
同日登っていたらこの風景が拝めたようです。 槍が見える、槍が!くやしー(>_<)!
写真は、ヤマレコの「MATSU」さんの記事から拝借させていただきました。私が下山開始した、まさにそのとき撮られた写真のようです。
MATSUさんのコース取り、次回の参考になりそうです。
写真の取捨選択と補整および、時系列アップができましたので、やっとブログ投稿ができるようになりました。
さて、10.12(土)午前の仕事が終わって10.14(月)までの2.5連休で、先月西穂高でデビューした北アルプス、憧れの奥穂高を山行してきました。といっても涸沢カール(2,350m)までですけど。
10.12の記事にも書きましたが、午前中、仕事をしながらネットで上高地のリアル天気と気圧配置とにらめっこ。で、「こりゃ天気良くなるぞ!連休と晴天、そして私自身の家庭事情がすべて揃うなんて残された人生でそう多いチャンスじゃない。行くなら“今でしょ!”」で出発。
スキーの会のキャンプなどもあったんですが、ゴメンネ。
午後名古屋から17:41発の中央本線、“特急 しなの”に乗車。
私いつも思うんです。このようなフットレスト、なぜ新幹線普通席に設けてくれないんでしょう。グリーン車との差別化が縮まるから、ってことですか? JRさん。付けてくれたら楽なんですけどねぇ。
午後7時35分、塩尻駅到着。
午後8時からレンタカーを借りて、一路上高地の入り口、“沢渡(さわんどと読みます)”へ。
上高地は一般車両の乗り入れは禁止されていますので、長野側はここ沢渡に駐車してそれ以降はバス、タクシーで入っていくことになります。
第2駐車場で車中泊して、顔洗って見てみると、駐車場入り口は既に入れない車の行列。
恐るべし上高地。穂高登山は駐車場入場も含め、よほど時間を逆算しないと計画通りに登れません。
第2駐車場には、24時間漬かれる足湯、トイレがあります。
乗り合いタクシーです。
バスは片道1,200円/人。一方、タクシーは何人乗っても1台4,000円と一律に決められています。
ベージュのジャンパーを着ている係りの方が、そこら辺を歩いているお客さんを見つけて乗り合いにしてくれます。
私一人と、他2人、2人の計5人で乗り合いましたので、一人800円。バスより安い。
これ、知らないヒトが多いんだそう。
タクシーで25分。上高地到着。
上高地ビジターセンター。ここで情報をいただきます。
午前7時。まだ薄暗い。でも穂高連峰には陽がさしていて、空は雲ひとつない快晴\(^O^)/
同じような写真でごめんなさい。私なしの景色をどうぞ。
なおこの日、穂高の初冠雪でした。
午前7時半。登山開始です。
憧れの奥穂高。さぁ、行くぞっ!
歩き出して直ぐにある、“小梨平キャンプ場”。
日ごろ私はオートキャンプですので、キャンピングカーか大きいファミリーテントばかり見るんですが、 こういう山間のキャンプ場はザックに入れて担いで上がりますから、一つ一つのテントが小さい本格的なものです。
“横尾”という本格登坂の入り口まで約3時間、こういった爽やかなハイキングコースが続きます。
“朝焼けの宿 明神館”。河童橋からここまで1時間。
ここから見えるのが、“明神岳”。山容はたくましい孤高の男、って感じです。
この山は登山道がなく、まだポピューラーな登山はできないようです。
それにしても空が青い。
梓川のせせらぎを聞きながら軽快に進みます。
このように、山ガールがとても多い。
見える山がちょっと変わってきました。
右側に3連峰(のこぎりの歯のようにギザギザのやつ)が見える山がきっと“前穂高岳”。
あとはよく分からん。山の名前って他の登山客に聞いてもはっきり分かってないヒトが多い(^_^;)。
“徳沢”到着。ここまで2時間。
“徳澤園”。ここのソフトクリームは有名です。帰りに食べよう。
午前10:00。2時間半で“横尾”到着です。
ここは“奥穂高”、“槍ヶ岳”、“蝶ヶ岳”へ向かう三叉路。要所です。
上高地をお昼くらいに出発すれば、午後3時くらいにここに着くことになります。そしたらここでこうしてテントを張って英気を養い、次の日の本格登山に備える、というのもとても良いです。
でもこんな掲示板が。
今から行く山は一角ではないことを改めて意識させられます。
“横尾大橋”。
午前10時20分。さぁ、本格登山の開始です。
“屏風岩” 。日本のロッククライミングのメッカ。
ヒトいっぱい(^_^;)。
“屏風岩2”
“本谷橋”。沢のせせらぎを聞きながら一休み。爽やかな風が気持ちいい。
本谷橋を過ぎたらこんなガレ場の連続です。
残念ながらこの辺の高度では紅葉はもう終わってます。
こんな景色の中を登って、高度を稼ぎます。
ついに奥穂高に抱かれたテン場が見えてきました。
おぉ、これが“涸沢カール”か!氷河です、氷河。
13時半。横尾から3時間で到着です。
ここで高度2,350m。
今回の登山、実は上高地から既に右股関節が痛かったんです。ビッツというレンタカーを借りて沢渡の駐車場で仮眠をとったとき、股を開いて寝てた時間があったようで、股関節痛を発症していました。
横尾に着いたとき、「ここから本格登山3時間…」。この股関節痛の状況ではやめようかとも思いましたが、 「まぁ、ここまで来たら行かにゃぁ!」とGO!
案の定、登山中は「大丈夫かなぁ」とずっと思っていました。到着したときは、これ以上歩けないほど痛くなっており、「明日降りれるかなぁ」と不安(^_^;)。
私の右後ろの緑のテントが今日の宿です(^.^)。
初めての本格テン泊。張るのに子一時間かかりました。初めてですから仕方ないです。でもきちんと張れたんです。初めてでも…。
このテント、取引先の営業マンさんで、本格登山される方に貸してもらいました。
穂高、カール、テント。
穂高が覆いかぶさってくるような威圧感ある景色です。崇高な気分になります。
午後3時ごろ。既に日が暮れかけています。
同じような写真ですみませんm(__)m
この涸沢カール、北斜面で且つ、周りの山が高すぎて一年中日が当たりません。だからこそ氷河が残っているんです。
氷河に侵食されると大体斜面は石が多くなって、U字型に谷が形成されるようです。
“涸沢小屋”。この風景、山岳雑誌でよく見るんですが、「オレもここに立ったぞ!」。
ビール!さいこーっ!
お気づきでしょうか?塩噴いてるんです。噴かせてるって言って良いでしょう。
そうです。登山で失われた塩を補給しましょう、という意味です。
小屋のテラスから。
同じような写真(^_^;)
私、ここにいます。
ちょっとお邪魔して、“涸沢小屋”の内部。
布団がぎっしりでしょぉ。多いときには一つの布団に3人雑魚寝させられるんです。山小屋ってこういうもんなのだそうです。遭難防止の観点です。基本、来た登山客は断りません。
私は、先月の“西穂高山荘”に懲りて、今回はテント泊です(^.^)。
明日も快晴!
テントで食べられるように山行食やコンロ・燃料も持って上がったんですが、テン泊のヒトも小屋で食べさせてもらえる、とのことなので、頼んじゃいました。できたら食器洗いたくないですもん。
その代わり、食料分の重さは減らないんですけど(^_^;)。ここはそのときの判断ですね。
この食事で2,200円。大盛2杯いただきました。
テントが色とりどりの蛍みたいで綺麗。
月に浮かぶ稜線。
じゃーん!これが私のテントの中。この写真、いろいろなことを物語るんですよ。
まず、テント泊の場合、大きなザック、今回私のザックは58Lだったんですけど、その中のものを全部出すことになります。何故かって?着替えは山行中に取り出すことはないのでザックの一番下に入れることになります。テントや敷物、テン場用の履物も全部出すことになりますから。
どこに何があるんやら分からなくなります(^_^;)。
で、靴下。赤の登山靴下の上に緑の防寒靴下を重ね履きです。この時期の夜は氷点下になりますから、特に足先は冷たくなってきついとの情報をいただきましたから。
モンベルさんのアドバイスです。
あと気づいたのは、平坦なテン場だと思っても、実際寝ようとするとごつごつが背中に響いて眠りにくい。狭いテントの中でシュラフをあっち向けたりこっち向けたり、いい面を見つけるのに苦労しました。
何回も寝返りを打ちながら、岩から伝わってくる冷感で右股関節を冷やしたり(^_^;)。
明日の朝、歩けてくれよぉ(祈)。
朝の空を見上げながら、ちょっとは雲が出てた方がコントラストがあって良いんだけどね、と。
知り合ったカップルさんに「贅沢ですよ」と(^.^)。
朝です。西斜面に朝日が当たってます。
隣の女子大生2人に撮ってもらいました。山岳部だそうです。
午前5時。寒かったぁ。空気が冷たくて眠れなかった。でもウトウトして疲れは思ったより取れてました。股関節も大分良くなっています。
この写真が一番雰囲気を伝えます。
“That's 涸沢カール!”
パノラマ写真はブログでは小さくなっちゃってすみません。
小屋で朝食を済ませ、テントを片付けました。面倒です。小屋泊の方が良いと思う瞬間です。
午前8時。下山開始です。
朝食のとき「せっかくだから北穂高ハントして帰ったら」と、別のお兄さんに強く勧められましたが、今日中に広島まで帰らないといけない、と伝えると、「へぇ、遠い。ご苦労さん。そしたら今日は無理だね」と納得いただきました。
そうなんです、ここから上高地まで5時間ちょっとかかります。
そこからタクシーで沢渡の駐車場。レンタカーで塩尻まで帰らないと…。この沢渡から塩尻までの一般道が渋滞する可能性が大きいので要警戒なんです。
でも北穂高山頂は、北は槍ヶ岳、南は富士山までワーと見渡せて大展望だそうです。行きたかった。次は、北穂高⇒奥穂高の縦走計画で来よう!
またガレ場を歩きます。幸い股関節は殆ど痛みません。
さよなら穂高。
再び“本谷橋”。 ここまで降りたら、“横尾”までもう一息です。
そうです。“横尾”がポイントです。
“横尾”着。2時間半。
ザック降ろして、約20分の休憩。
さぁ、上高地までトレッキングコース、3時間。はぁ、ここから3時間…。
“徳沢”で、お楽しみの名物ソフトクリーム。クリームが滑らかです。ゆるくなく、コシがある味?です。とっても美味しい。これは登山して疲れてるからだけでなく、なんか特別な味がする。名物になるだけの味。ここは昔牧場だったそう。それでかな?
“徳澤園”です。
ここ、600円で立寄り湯もできるんだそうです。時間があれば入りたいんですが、私は広島まで帰らないといけません。先を急ぎます。
下の方は紅葉。
行きに見た、“明神岳”。
ついに上高地に到着です。
いやぁ、横尾から上高地まで長かった…。
このトレッキング3時間が、山男がよく言うところの「余計なんだよなぁ」の3時間(^_^;)。
あの山(奥穂高岳)の裏、涸沢カールへ登って来たんです。
私なしの写真で最後、上高地をお楽しみください。
そらそらぁ、上高地からのバス待ちぃ。恐ろしい行列。なんでも最低1時間待ちだそう。これだからお風呂に入れません。
この横をするするっと避けてタクシー乗り場へ。
ものの15分で乗れました。
なんと“特急 しなの”臨時便が出ていて直ぐに乗れました。
見てください、荷物置き場はザックばっか。さながら登山列車です。
隣の席の40くらいのお兄さんは、“白馬岳”へ登ってきたそうです。しばらく山情報を交換。名古屋までの約2時間、時間が潰れてよかったです。
名古屋から新幹線。ビールを飲みながら地図を開き、今回の行程を振り返ります。
地図を見てたらすぐ岡山。
午後9時過ぎ、無事帰広しました\(^O^)/
今回の山行、私にとって初めての穂高でした。
でも思います。山登りは、やるならピークハントしないとだめだな、と。
山頂を制覇してこそ大満足するんだな、ということに気づかされました。
満足感とともにやり残した感満載です(^_^;)
同じ山は面白くないので、来年は機会を見つつ、“槍ヶ岳”に照準を絞ろうかと思います。 もちろん次はピークハントします!
最後に、今回の踏破ルート。
上高地ライブ。
雲はほとんどないが。
ピンポイントではこんな感じかぁ。
天気図信じて行くか!
山登りは連休と天気が合致しないといけないもんな。
今回逃すと今度はいつかってことよ。
もたもたしてたら死ぬまで行けん、ってこと。
初めてのテント泊。
58Lのザックがパンパンになった。
現時点で9.9kg。これに水をどれくらい持っていくかで総重量が決まる。
2Lで約12kgかぁ。
さて、ホントに上高地、行くかどうか…。
天気は良いぞ。
山行まで直前まで決まらない性格(^_^;)
9.21の“西穂高山行準備”の記事のときから改定しました。
自分なりの備品のパターンがこなれてきてとっても便利です。
100%晴れることが分かってないと行きませんけど(^.^)。
取引先の営業マンさんで本格的な山登りをされている方がおられ、その方にテントを貸してもらいました。指導を仰ぎながら張ってみました。
さぁ、今度の連休、穂高・上高地、晴れるかな?
9/29は吾妻山(広島県比婆郡)へクッキーと一緒に登ってきました。
広島に住んでますが、ここまで県北に来たのは初めてです。前方に見えるのが吾妻山?。
国民休暇村です。
さぁ、登山開始。
最初は綺麗な草原が続きます。クッキーさんも大喜びで駆け回ります。
いい風が吹き抜けます。爽やかです。ベストシーズンだと思います。
さぁ、ここから階段です。本格的な斜面が始まります。
クッキーさん、ジャンプ、ジャンプの連続です。
35分で山頂。まぁ、ハイキングですかね。
でも山登りのバイブル、山と渓谷社の“広島県の山” では50分と書いてあります。
最近はこのガイドブックの所要時間より相当短い時間で山頂制覇できるようになってきました。
明らかに毎日徒歩通勤しているお陰だと思います。
歳をとっても健康に自分の足で歩きたいものです。ちなみに各自治体の健康寿命ランキングはこちら。
広島県は低い!
山頂からの眺め。
登頂記念。
山頂で20分ほどゆっくりして下ります。
クッキー、ほぼ保護色です(^.^)。
最近登山づいてます。登りだしたら立て続けに登りたくなってしまうものです。
10月中旬の連休はまた上高地へ行こうかなぁ。
紅葉はもう遅いかなぁ。ヤマレコでチェック。
長文注意!
本投稿、 相当写真も削りましたが、結果50枚近くの写真。おまけに長文。
私の備忘録にもしますので、読むのがつらい方は写真だけでも見てやってください。
さて、9/21(土)、午前中の仕事の合間に岐阜県の天気予報や、新穂高ロープウェイのライブカメラとにらめっこ。
結果、この9/22、23の連休はおそらく日本アルプスも天気いいだろうと、山行に決定。
TMLの皆さん、ごめんなさいm(__)m
朝準備していたリュックを背負って新幹線でGo!
今夜(9/22)は名古屋泊です。いつも泊まるカプセルホテル。
名古屋の記事では2回目の登場。ロボコップビル。私がそう呼んでるだけ(^.^)。
このビル大好き!
午前5時。24時間営業のレンタカー屋さん。
手前のノートでGo!
岐阜方面の山並み。それにしても名古屋の都市高速はすごいスケールです。
22日午前8時、奥飛騨温泉郷から穂高連峰が。
新穂高ロープウェイの登山者用駐車場。いっぱい。
ロープウェイに乗るのに荷物の計測が〇o〇;
ぎりぎり8kgやんっ!荷物料ただ。
そういう制度なん、知らんかった^_^;
にしても、ワテ、こんなに重いもん背負って登るんじゃぁ、って(O.O;)
展望台から。
おぉっ!われながら凄いところへ行くんじゃぁ。
出発前に水割りで一杯。おしゃれだぜ!
次に登るのは、この笠が岳か、奥穂高か、立山にしよう!
しゅっぱぁつ!
っと、入山予定を書いて、っと。
遭難したら捜しに来てくれよ。
まずはこんな感じから。まだまだ出だし。
西穂山荘到着ぅ。
雑誌では見てましたが賑わってます。
ほほー、テンバ(テント泊する場所のこと)とはこんな感じなのね。
おぉ、アドバルンみたいだぜ。いいなぁ。
山荘の喫茶風景。
で、これが私の部屋。えぇっ~!狭いとは聞いてたが、こんなにぎゅーぎゅー詰めなのっ!
おもろー、い けどいや~な予感。私の布団は、右奥の窓の下。
その後いや~な予感は的中し、隣のおじさんが私の耳元まで寝返り打って来て吐息をかけられながら…、寝れんやんけっ!!!(`´) てか、気持ち悪りーワ! 寝れんかったやんけっ!
今度からはテントじゃ、テントっ!
で、一息ついて生ビール。
予想通り、良い天気で気温も高い。おそらくこの山荘で25℃くらい。暑かった。ビールが美味いっ!プッはー。
で、飲み干して時間は、まだ?えっ?まだ1時?
他のヒトに「今から何するんです?」と問うに、「登山は明日ですからゆっくりします」と。
「え~、どうしよっ?」
ここは考えどころでした。明日登る予定できたんだから明日にしよっか、でも何もすることないし、明日天気になる保証はないし。
で、「明日のことは明日考えて、登らにゃ損でしょ!」とばかりに登山開始。
後ろは焼岳。 その向こうは乗鞍。
やっぱ、山の午後はガスってきます。
おぉ、上高地。いつか上から見てやりたいと思ってた上高地。見てやったぜ!
画面右の赤い屋根が、皆さん憧れの?帝国ホテル。でも俺は憧れん。
奥穂高が見える五千尺ホテルか、白樺荘。最も良いのが、徳沢園でしょうか。いえ、まだどこも泊まったことはありませんが(^_^;)。
で、1時間半で西穂高岳独標。
奥の三角形が俗に言うピラミッドピーク。
で、降りてきました。
残念ながら奥穂高岳は雲に隠れてみることができませんでした。
山荘の靴箱です。すごい数の登山靴です。
私のは、奥の靴箱の画面右下の茶色の名札が付いたやつです。こうやって荷札に名前を書いておかないと間違えられてえらい目にあいます。
2011年公開の映画“岳”のロケ地だったようです。
私もこのブログで酷評したことがある映画です(^_^;)
長澤まさみちゃんが泊まったんだぁ、この山荘。同じ布団だったらどうしよぉ(^u^)。って、別にファンじゃないですけど…。でも中央競輪のCMのあの脚の長さ、きれいです。好きっ(きゃっ!)。
夕食の食堂風景。
これが山荘の夕食。がっつりご飯3杯食べました。
夕日。
こんな感じで皆さん見てます。
明日は良い天気になりそう。
くだんの寝息事件の後、朝5時、朝食。
どっしよぉかなぁっ…。
えぇい、昨日はガスって奥穂高が見れなかったし、今日も同じ独標へGo!あわよくばピラミッドピークじゃぁ!
朝焼けに映る焼岳、奥は乗鞍。
昨日の写真と比較してみて下さい。表情が違いますでしょ。
あらためてあの岩を登るんじゃぁ。
途中、まだ余裕があるところからパチリ。これ、十分滑落の恐れがあります。
朝露で岩肌が濡れてますし、足を滑らしたら谷底まで止まらず落ちていくでしょう。死ぬでしょう。
女房の「無理は絶対しないでよ」という言葉が頭をよぎります。
で、写真を撮る余裕なんてない岩を登りきって西穂高岳独標登頂です\(^O^)/
見てください、このブルー。
次はあの向こうに見える笠が岳アタックでしょうか?
まだ6時40分。この時間に山頂にいる。 あっ、日付は無視してくださいね。くるってます"(^_^;)。
一番右が奥穂高岳です。この独標から奥穂高岳へ行くルートが、日本で一番難関の山岳コースだそうで、毎年何人かの方が滑落して亡くなるところです。
そう、こんな感じで山稜が続きます。
足の運びをちょっとでも間違えたり、自分の登山靴に引っかかったりしてつまづいたら滑落です。ひぇー!
ピラミッドピーク、行きたいなぁ。
20分くらい迷ってやめることに決断。
ここまで来れたから行けないではない、と思ってしまいがちですが、これが滑落の第一歩なんだ、と勇気ある撤退に理屈をつけて、自己満足。
でもこの決断のお陰で広島へ帰ることができて家族とも再会できた、とも言えなくもない。
登山は無事に帰るまですべて判断、判断の連続。自己責任。冷静な判断が重要。
勇気ある撤退のご褒美にチョコレート。こういうの山行食っていって、チョコレートは登山しながら食べるカロリー食として重要なんです。遭難したときもこういうの持ってたらカロリー的には何とか1,2日はしのげるといいます。もう一個リュックにはガーナチョコレートがありますよぉん。
下山です。あそこにいたんです。
そうです。あそこにいたんです。
山行記録です。
午前9時半。山荘へ帰ってきました。
すべての登山予定は終了しました。
ってか、 ここからロープウェイまで1時間ちょっと下山が残ってますが。
さぁ、正午近くにロープウェイの下まで下山して、深山荘で今昇ってきた山々を見ながら露天風呂です。
この後、午後1時、レンタカーで名古屋へ向けて出発です。一宮から絶対混むぞっ!
途中、睡魔が襲ってきます。あのおじさんのせいです。
もうどうにもならんで、どこやらのSAに止まって休憩です。すさまじく眠い…。
で、「そうじゃ、ガーナチョコレート!あれじゃ、ツッカー(糖分のことです)を入れよう。」
しゃきーん!見事に目が覚めました。
眠いときにチョコレートは効きます。コーヒーやガムよりも絶対チョコレートです。
幸い出発が早かったため午後3時には一宮通過。 渋滞回避できました。
名古屋からの新幹線。
私、席を争う自由席は大っ嫌いなんですが、レンタカーですから渋滞に巻き込まれたら時間通りに乗ることができませんので、こういう時は飛び乗り自由席です。
予想通り、大混雑。運よく京都から座れましたが、京都から乗ってこられた方々は自由席の通路までぎっしりでした。
午後7時、無事帰広しました\(^O^)/
初めての日本アルプス登山。
天気が良くて満喫できました。
これに味をしめて来年のシーズンは、3連休は常に狙いにはいるでしょう(^-^)
でもほぼ9万円の出費でした。
広島からは遠いですもん。名古屋の方が裏山シー!