みなさん、こんにちは~^^
巨済の人口は約24万人。島の中心部は陸の都市と同じくらい栄えていますが、海辺の町はのどかなところも多いんです。
小学校も1学年1組、それも1組に20人もいないという小さい学校もたくさんあります。
今日はそんな海に面した巨済のとある小学校で、子どもたちを教え、また子どもたちからも多くのことを学んでいるとおっしゃるチェ・ジョンドゥク先生の活動をご紹介しようと思います。
実は、チェ先生は教師であると同時に児童詩の作家でもあるんです。
もともと詩が好きだったチェ先生が児童詩の詩人になったのも、毎日子どもと接する教師と言う職業と無縁ではありません。
日々子どもたちに接する中で感じたことを書きとめ、本も発表されました。 書いた詩は詩のモチーフになった子どもにあげたり、クラスの子ども達に○△×をつけて評価してもらうこともあるんだそうです。
チェ先生の詩の中に登場する子どもたちは無邪気で幸せな子ばかりではありません。
貝漁が忙しい日は親に代わって兄弟の面倒を見るために学校に行けない子がいました。
しかし、その子の気持ちになって書いた詩をその子にプレゼントすると、自分のことが詩になったと喜んで友達に自慢し、結果として友達同士思いやる心が生まれたり…
家庭環境がよくなかった子どもの立場で書いた詩『家庭訪問』。
その詩のモデルになった子が、高校に入る前に「小学生のときは確かに大変だったけど、先生と一緒にいた2年間が幸せだったから、そのことを思い出せばこれからもがんばれる」と言いに来てくれたり…
未来を担保にして「今つらくても後で幸せになるはず」と我慢するよりは、今の一瞬一瞬を大切にしてほしいと先生は願っていて、そうできるように日々子ども達と向き合っているそうです。
取材をしたときは、小学校1年生の担任だったチェ先生。
まだハングルの書き間違いも多い年頃ですが、週に一度“詩を書く時間”を作ると、子ども達は喜んで書くそうです。
出来上がった詩に先生は手を加えず、あくまでハングルの書き間違いを正すのみ。
詩の中に隠さず現れる友達や家族の話は、子どもらしい視点にあふれています。
子どもたちは感情を心の中に溜め込まなず、素直で純粋に見たそのままを表現します。その“真理”に「そうだ!」と気づかされることも多いんだとか。子ども達に教える立場ではありますが、子どもから学ぶ毎日だそうです。
これからも“友達のような先生”でありたいとおっしゃるチェ・ジョンドゥク先生。
巨済の子どもたちが見る世界がいつか翻訳されて、日本語でも読めるようになったら嬉しいですね。(写真引用: 巨済の愛[コジェサラン]ホームページ、http://www.geojesarang.net/)
※ソウルと釜山から古県市外バスターミナルまでのアクセスは以下の記事を参考にしてください↓
【巨済に行ってみたいと思ったら】
→ソウルから巨済へのアクセス方法は?
→釜山から巨済へのアクセス方法は?
巨済の人口は約24万人。島の中心部は陸の都市と同じくらい栄えていますが、海辺の町はのどかなところも多いんです。
小学校も1学年1組、それも1組に20人もいないという小さい学校もたくさんあります。
今日はそんな海に面した巨済のとある小学校で、子どもたちを教え、また子どもたちからも多くのことを学んでいるとおっしゃるチェ・ジョンドゥク先生の活動をご紹介しようと思います。
実は、チェ先生は教師であると同時に児童詩の作家でもあるんです。
もともと詩が好きだったチェ先生が児童詩の詩人になったのも、毎日子どもと接する教師と言う職業と無縁ではありません。
日々子どもたちに接する中で感じたことを書きとめ、本も発表されました。 書いた詩は詩のモチーフになった子どもにあげたり、クラスの子ども達に○△×をつけて評価してもらうこともあるんだそうです。
チェ先生の詩の中に登場する子どもたちは無邪気で幸せな子ばかりではありません。
貝漁が忙しい日は親に代わって兄弟の面倒を見るために学校に行けない子がいました。
しかし、その子の気持ちになって書いた詩をその子にプレゼントすると、自分のことが詩になったと喜んで友達に自慢し、結果として友達同士思いやる心が生まれたり…
家庭環境がよくなかった子どもの立場で書いた詩『家庭訪問』。
その詩のモデルになった子が、高校に入る前に「小学生のときは確かに大変だったけど、先生と一緒にいた2年間が幸せだったから、そのことを思い出せばこれからもがんばれる」と言いに来てくれたり…
未来を担保にして「今つらくても後で幸せになるはず」と我慢するよりは、今の一瞬一瞬を大切にしてほしいと先生は願っていて、そうできるように日々子ども達と向き合っているそうです。
取材をしたときは、小学校1年生の担任だったチェ先生。
まだハングルの書き間違いも多い年頃ですが、週に一度“詩を書く時間”を作ると、子ども達は喜んで書くそうです。
出来上がった詩に先生は手を加えず、あくまでハングルの書き間違いを正すのみ。
詩の中に隠さず現れる友達や家族の話は、子どもらしい視点にあふれています。
子どもたちは感情を心の中に溜め込まなず、素直で純粋に見たそのままを表現します。その“真理”に「そうだ!」と気づかされることも多いんだとか。子ども達に教える立場ではありますが、子どもから学ぶ毎日だそうです。
これからも“友達のような先生”でありたいとおっしゃるチェ・ジョンドゥク先生。
巨済の子どもたちが見る世界がいつか翻訳されて、日本語でも読めるようになったら嬉しいですね。(写真引用: 巨済の愛[コジェサラン]ホームページ、http://www.geojesarang.net/)
※ソウルと釜山から古県市外バスターミナルまでのアクセスは以下の記事を参考にしてください↓
【巨済に行ってみたいと思ったら】
→ソウルから巨済へのアクセス方法は?
→釜山から巨済へのアクセス方法は?