花との毎日 

~ときどき書き込み~

ジェンテの並木容子が綴る花との日々

フランスの花屋さん

2005-11-01 | 仕事のこと
フランスの花屋さん
今日は、11月5日から吉祥寺のギャラリー「feve」で個展をなさる山本ゆりこさんとお会いしました。

山本さんは、もう8年もパリに住んでいらっしゃるそうです。
フランスを自然に受け入れていらっしゃる様子が、端から拝見していてもうれしいような感じです。
のんびりと、一言一言を大切にお話しなさるのは、言葉の重みを分かっていらっしゃるからでしょうか。
それがすなわち、人としての重みとしてあらわれるのでしょうか。

ギャラリーのオーナー引田さんが、レピキュリアンのタルトタタンをごちそうしてくださいました。
リンゴが詰まった甘さとタルト生地のぱりぱり感が絶妙で、山本さんがうれしそうに語るタルトタタン発祥のお話を聞きながら、静かな時が流れていきました。
こんなにゆっくりと、時間を過ごすのは本当に久しぶり。
パリ時間を体感することができました。

山本さんは、先日「パリの小さな店案内(六耀社)」を上梓されたばかり。
とってもかわいい、足で歩くパリの町案内の本です。
食べ物や雑貨などがたくさん紹介されているだけでもうれしいのに、店の間取り図なんて載っていて、
そのうえ、そのお店でのやり取りに必要なフランス語も書いてありました。
写真も山本さんがすべて撮られたそうですが、店の雰囲気や特徴がよく出ています。
文章もしっかりと説明がはいっているあたり、とても分かりやすいです。

その本の出版を記念して、フェブの会場に小さなパリのお店を開くそうです。
そこで、ジェンテは花屋の部分をお手伝いすることになりました。
まるでパリの花屋がそこにあるように、というご注文ですが、うまくいくでしょうか。
当日は、残念ながらほかの仕事が既に入っていたため、私は立ち会うことができませんが、
仕入れはばっちり!の予定です(汗)。
スタッフがきっと迅速に対応してくれるでしょう(希望)。

ちなみにここだけの話ですが、今日会場裏を拝見してきた所によると、山本さん買い付けのかわいいパリの小物たちがいっぱい!でした。
すべて、販売なさるそうです。
初日に行くことができないのが、悔しくてなりません。



ギャラリーfeve HP
「パリの小さな店案内」六耀社HP

※ちなみに、「レピキュリアン」は、ジェンテ斜め前のケーキ屋さん。
大人のパリ味のケーキは一度体験したら、ほかのケーキでは物足りなくなってしまいそう。本当に美味しい!