Le cheval noir

全然更新できてない…orz

日本とフランスの違い

2007年03月01日 23時13分00秒 | その他
私は携帯の有料競馬サイトに登録しているのですが、そこで
「川崎記念の優勝馬&中央勢か地方勢かどちらが多く上位入線するかを当てろ」みたいなプレゼントクイズがありました。
で、それに応募したのですが、なんと!クジ運の無い私がプレゼントを当ててしまったのです~♪(もちろん、クイズの答えもしっかり的中v)

で、いただいたのがコレです。↓


浅野靖典著「廃競馬場巡礼」
まだしっかり読み通していないのですが、思っていた以上に日本には競馬場があったんだなぁとビックリしました。
中でも驚いたのは私の生まれた市にもその昔、競馬場があったという事。(今住んでいる市ではないです)
ギャンブルとは縁のなさそうな(せいぜいパチンコ屋くらい)静かな所だと思っていたので意外でした。といっても廃止されたのは私どころか両親すら生まれていない昭和13年。多くの競馬場がこの年、廃止されたことも最後についている「全国競馬場一覧」で確認しました。この年に何があったのでしょう?
気になります。


中には沢山の写真が掲載されていました。寂れて人気のない元パドックやボロボロの厩舎、かつて競馬場があったとされるけれど今はなんの面影もない風景…
なんと言っていいのか…、ノスタルジー?違う。

昔、この場所で働き、生活していた人達は今どうしているのだろうか?
廃止になった時、行き先のない人や馬はどうなってしまったのだろうか?
華やかだった昔とは違う今の現状がリアルに伝わってきて胸が苦しくなりました。

そしてこれは昔だけの話ではない。
今もギリギリの綱渡り経営を続ける地方競馬場はいくつもあります。


かわって。
↓の写真をご覧下さい。


某ゲーム雑誌の記事なのですが、フランスではこんな素敵なDSソフトが発売されているんだそうです。
記事によると、フランスの小さな女の子は「ケーキ、バレエ、乗馬」にロマンや憧れを感じると答えてくれるといいます。

そこで生まれたのがこのゲーム。
馬の世話をして乗馬の基礎を学び、コンクールに挑戦し、アカデミーのトップとして学校を卒業するのが目的なんだとか。
えさをあげたり、蹄の手入れとかもできるみたいです。日本でも発売して~!!!

で、何が言いたいかというと「現代の日本とフランス(むしろ欧州)では馬と人との文化的な結びつきに大きな差がある」ということです。
日本の小さな女の子の口から「乗馬」なんて答えが出てくるとは思えません。
私は小さい頃「大きくなったら何になりたいの?」の質問に、満面の笑みで「お馬さんになる~vvv」と答えていた変な子でしたが…(笑うところですよ?)


今、日本には30近い数の(間違ってたらすみません)競馬場があります。昔は本の帯によれば150以上あったそうです。
フランスには今も約250の競馬場があります。あまりの数の違いに驚きませんか?
そもそも、競馬自体がイギリスつまりは欧州で始まったものなんだから当たり前じゃないの?と言ってしまえばそれまでなんですが…。
小さな女の子が乗馬に憧れを持つということは、やはり深く馬が人と深く関わった生活、文化が根底にあると思うんです。
日本では競馬=ギャンブルのイメージが強いです。私の競馬を知らない友達に「競馬ってどんなイメージ?」と質問すると、たいていの子が少なからずダーティな印象を抱いていることが解りました。
ディープ効果で比較的その印象は薄れつつあると思うのですがなかなか…
逆にフランス(欧州)では、「ホースキングダム」等を見ていると、ギャンブル的な要素はあまり強くない、家族で暇な時にちょっと出かけてみる公園に近い存在が競馬場なのかな?という印象を受けました。

日本の昔あったたくさんの競馬場も、フランスにおける競馬場と同じように人々から思われていたらこんなに潰れることもなかったのかなぁ、とか考えてしまいました。フランスは馬券の売れ行きがとくによろしいわけではない?ようなのですが…


何が言いたいのか自分でもよく解らなくなってきました…(汗)
眠たいしのでここら辺で終わっておきたいと思います。
あ~いっそフランスに移住したい!と思う今日この頃。

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