ユースケはサイボーグ（阪神3月2日10R&8日11R）

もう2週間前のことになりますが、まったりと今年始めての阪神開催を楽しんでいた矢先それは準メインのなにわSで起こりました。

何事も無く、皆ゲートに入ったかと思っていると、なんとユースケ君がゲートの後ろから出てきてそのままヨタヨタと数歩歩きバタッと倒れてしまうではないですか。私にとってユースケ君は熱烈に他の騎手を応援している時に勝利をかっさらっていくことが多く（爆）いやらしいヒール役（ファンの皆さんすみません）としてよく憎まれ口をたたいていました。
でもそれはユースケ君が元気に騎乗している時のこと。

家に帰ってからTVで確認したところ、手をバタバタさせたりして意識があることが見ていてすぐにわかったのですが、ターフビジョンではそれが分からずピクリともしないユースケ君（に見えたんです）に不安はつのるばかり。

「嫌やで？起きて。起き上がってよ、ユースケ！」

とひたすら呟くことしか出来ませんでした。
幸い、しばらくするとユースケ君はむくっと起き上がり再び馬上の人に。
外枠発走ながらレースにもちゃんと参加するというではありませんか！
とにかく無事に。無事に回ってきてくれたらいい。と考えていたのですがまさかの1着入線！
ユースケ君頑張りすぎです！！

ウイナーズサークルでは彼を心配するファンからたくさんの声がかかっていました。

「大丈夫かー！？」

の声に笑顔で腰（お尻？）を押さえつつ登場した場面がTopの写真です。
この後、サイボーグの馬主さんとその関係者の方々に囲まれていました。
馬主さんはユースケ君に謝っているみたいでした。この時私の隣にいた人がどうやらその馬主さんのお知り合いだったらしく、その人と馬主さんの会話を傍聴していたら

「あともう少し当たり所が悪かったら死ぬところだったって…」

との言葉が。馬とゲートの間にはさまれたとか…改めて、騎手という職業がいかに死と隣り合わせの危険な仕事かということを感じました。



ユースケ君が無事で本当によかったです。
サイボーグも勝つことでユースケ君に謝れたしね。でも今度からはゲートでは大人しくしてくれるように頼みます。





こんなにユースケ君を真剣に、たくさん撮ったのは初めてだったかもしれない。
この事故のおかげで実はユースケ君のことが好きだったことがわかりました。
でも普段は可愛さ余って憎さ百倍？（笑）


今年は絶好調のユースケ君。怪我にも負けず次の週のチューリップ賞ではエアパスカルでまんまと逃げ切りましたｖこのレース、私は2歳女王のトールポピーを応援していたのでorz
やっぱりユースケ君は私の天敵であることにかわりはないみたいです（汗）


未勝利戦のパスカル＠ユーイチさん