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ギリシャ神話で紐解く浦島太郎の正体

2016-06-12 | 日本古代史

浦島太郎とは、何者なのか?
浦島太郎がわからなければ、日本古代史は解けないと思っているのですが
浦島太郎が、まさかギリシャ神話に繋がっているとは思いもよりませんでした。

前回の記事でも触れたように、浦島太郎とは・・
浦島太郎伝説のモデルになった山幸彦(ホホデミ)であり
聖書に登場するヨセフであり、イスラエルの民(カラ族)を救い
日本へ里帰り帰還させ、日本建国に導いたモーゼでもあり
契丹古伝に登場する世界王朝を築いた神祖スサダミコでもあります。

浦島太郎とは、封印された日本古代史の中での重要人物なのです。


ここから浦島太郎とギリシャ神話との繋がりをみていきます。

浦島太郎の原型「丹後国風土記」には、浦島太郎が
すばる星(プレアデス星団)とあめふり星(ヒアデス星団)と呼ばれる
子供達と出会う場面が記されています。

このプレアデス星団とヒアデス星団は、ギリシャ神話の神
「アトラス」の子供達のことで、アトランティスとは
「アトラスの娘たち」という意味なのです。

アトラスの娘たちを表象したプレアデスとヒアデスは
共に牡牛座(タウロス)にあります。


牡牛座



アナグラム(音の置き換え)によって
トロイアの別名トロアス=タウロス=アトラスに繋がります。

浦島太郎のウラ=天空神ウラノスのウラ

浦島太郎のタロウ=タウロス(アトラスのアナグラム)であり
巨人を表す大楼(タイロウのアナグラム)でもあり
大楼を表すエジプトのファラオでもあることから
浦島太郎[(山幸彦=スサダミコ)が活躍した時代が
ティルムン世界王朝のエジプト王朝期(邪馬台国)に繋がります。

浦島太郎=アトラス=アトランティスの巨人族=ファラオ

となると、大物主の「大物」も巨人族を意味しているようですし
大工職人ダイダロスも、大(ダイ)が付いて巨人を表すことから
ダイダラボッチ巨人伝説との繋がりが見えてきます。

また、エジプトのファラオが高度な文明を持っていた巨人族なら
巨石遺跡である大ピラミッド建設も、容易であったことがわかります。


浦島太郎(山幸彦)の息子、ウガヤフキアエズの名前が意味不明だったのですが
「邪馬台国エジプト説」を唱えた木村鷹太郎氏によると

ウガヤフキアエスとは
Ουραν γαια φορκιζ のギリシャ語で
天=ウラノスのウと、地=ガイヤのガヤ
支持するを意味するフォーキュスとの合成語であり
天を父とし地を母として地の両極にて「天地を支えるアトラス」のことである。

と説いています。

浦島太郎も、その息子のウガヤフキアエズも
どちらもがアトラスに繋がっていき

浦島太郎=ウガヤフキアエズ=アトラスとなります。


天地を支える巨人アトラス




世界最古でピラミッド発祥の地である広島県の葦嶽山は
こちらの記事で紹介しましたが、その蘆嶽山の近くに
ホホデミ(山幸彦=浦島太郎)が祭神の蘇羅比古神社があり
ホホデミが天空を司った神(空比古)であり、空挺に乗って
世界を治め、地球の各地にピラミッドを造った王であるという
言い伝えがあります(SFチックですね~^^;)

この蘇羅比古神社の狛犬を見て、こんな狛犬見たことない!と驚いたと同時に
これは正に、天空を司る「アトラス」ではないか!と直感で思ったのです。


天空を仰ぎ、天孫降臨する神を待っているかのような狛犬



蘇羅比古神社の狛犬は、地球を押さえつけているのに対し
巨人アトラスは、地球を持ち上げていて、一見対照的に見えますが
どちらも、力強く天地を支え、地球を支配している様子が伺えます。

このことからも

浦島太郎(ホホデミ)=巨人アトラスとなります。


また、ギリシャ神話に出てくる「パンドラの箱」は
「開けてはならないもの」=「浦島太郎の玉手箱」と繋がります。

ここまで、浦島太郎がギリシャ神話に関わりがあったとは・・!


私はこれまで、封印された歴史を正当化する論調に惑わされ
封印されたホホデミ等の出雲族の歴史=縄文人=ムーと解釈していましたが
出雲族の歴史を調べれば調べるほどアトランティスに繋がっていき
大きな勘違いをしていることに気付きました。

封印された出雲族の歴史=弥生人=アトランティスだった。

という見解に達しました。

現時点での見解を整理すると・・

天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神の造化三神や
イザナギ・イザナミ神までは縄文の神=ムー(国生み・神生み)時代

アマテラス・ツクヨミ・スサノオからは弥生の神=アトランティス(農耕)時代

これは、シュメールから始まる古代文明からはアトランティス時代が始まり
それ以前のムー時代が終わったことを意味しています。

浦島太郎物語や、スサダミコ(ホホデミ)の活躍期
失われたイスラエル10支族(出雲族)の出エジプト記等は
すべてアトランティス時代の歴史だったということです。


しかし「封印された出雲の歴史=敗者側の歴史」とは言い切れず
出雲の国譲り神話などは単なる表向きの政権交代に過ぎず
敗者のふりして裏に回った出雲族が実質的に権力を握っているようにも思えます。

まぁ、元を辿れば太古は、一つの大陸、パンゲア大陸から始まり
一種類の人種、縄文人から始まり、一つの文明、縄文文明から始まり
一つの宗教、神道から始まったワンワールドだったのですから
大和族も出雲族も元は同族なので、勝者も敗者もないわけです。
(大和族=出雲族の根拠は、後で記します)

アトランティスVSムー、出雲族VS大和族という対立構造を生み出して
わざと争わせているだけの「この世は茶番劇」という結論に達します。
(宇宙の真理=循環(死と再生)を生み出すために、神のシナリオによって
今も戦争やテロが行われているということです)


*大和族=出雲族の根拠として・・

天照大神(大和族)の正式名=天照国照彦天火明櫛玉饒速日命

ホホデミ(出雲族)の正式名=天照国照彦天火明櫛玉饒速日命

ニギハヤヒ(出雲族)の正式名=天照国照彦天火明櫛玉饒速日命


神武天皇(大和族)の正式名=神日本磐余彦火火出見天皇
彦火火出見=ホホデミなので、神武天皇=ホホデミ

天照大神から神武天皇までの系図は、すべて神武天皇の分身だった!

また、ホホデミである浦島太郎が、いかに日本古代史を紐解くにおいて
鍵になる重要人物であったかということもわかります。

浦島太郎とは・・
封印されたウガヤフキアエズ朝を建国した日本建国の父
(これがウガヤフキアエズ朝成立年BC660年を皇紀元年と定めた理由)

日本建国史とは・・
浦島太郎=山幸彦(出雲族)と、乙姫=トヨタマヒメ(大和族)との婚姻で成立した
「北イスラエル王国と南ユダ王国との統一国家」という図式になります。





さて、「浦島太郎物語」を、別の視点でみてみると
「超高速で瞬間移動できるUFO(亀)に乗って、地底世界アガルタ(龍宮城)に住む
龍人(レプティリアン)の乙姫に出会い、地球に帰ってパンドラの箱(玉手箱)を開けた途端
超高速早送り(タイムスリップ)人生を送った浦島太郎はおじいさんになっていた」
という一部史実(古代史=宇宙文明)に基づいたSFファンタジー物語なのです。

世界中の神話は、人類を創造した知的生命体を神格化したものであり
浦島太郎やかぐや姫などの日本昔話も、ただのお伽話ではありません。
史実に基づいて脚色された真の日本古代史を紐解く重要な鍵となるSF大作なのです。

そういう意味で、浦島太郎、桃太郎、金太郎、かぐや姫、一寸法師などが登場する
auのCMは、とても意味深だなぁと思ってみてしまうのです^^;